パパドル5話

 んもぅ〜〜5ドルも、うるうるリス目青年が可愛くて、愛しくて、胸がいっぱいになりました。スリムだけどタフな体型に、バサバサまつげのお派手でセクチーなお顔。そんな人目を引く外見でありながら、中身は純朴で、お茶目で、いじらしくて。一生懸命頑張るパパドル錦戸さんのキュートさよ。嗚呼!




 さてさて。先週予告で悲しかったヨコちゃんの「関ジャニ∞、辞めてくれ」ですけれど。あれ、ヨコちゃんが気を使って、わざわざ言うてくれはってんな〜。ヨコちゃんと村上さんとで、「どっくんによっかかりすぎてたんかも」「仕事抜きにしても、仲間なら、親友なら、あいつの気持ち考えてやらなアカンのかな。今俺らにできることって何やろな」なんて話したその後に。そうよね〜。ヨコちゃんですものね〜。




 そしてあの「∞辞めてくれ」の後、錦戸さんがどういう行動に出るのかな、と思っていたのですが、あのシークレットライブのシーンを見て、おーっえぇやん!!と思いました(出た。ちょっと上から目線)。




 お嬢さん達の可憐なエイトコール(←コンサート行きたくなったわ)。6人だけの円陣。ポツンと残されたイエローマイク(そんなんイヤや〜)。幕前のメンバーの固い表情。今や幕が上がるかというその瞬間「待って〜」と錦戸走り(あれ何かカワイイ)で駆けつける青年!




 続く錦戸さんのセリフは(あたくし内)圧巻でしたわ。





 「やっぱアカン!やっ、分かってんねん、もうえぇって。辞めろって言われても、やっぱアカンねん。皆おらんと俺アカンもん。空気やねん。あんのあたりまえ〜。ずっと一緒。もしおらんかったら窒息してしまうし。皆おらんかったら、俺アカンねん。どうしよ。家族取るって決めてんけど、何も捨てられん。どうしよう」




 もう、濡れた垂れリス目で、苦し気に頭ポリポリして、あんなん言われたら、胸を突かれて、こっちがたまらん!それぁ、村上さんも思わず「知らんがな。決めぇや早う」と笑うはずだわ、みたいな。




 そしてヨコちゃんの「何やもう、せっかく人が気ぃ利かしてわざわざあんな…。何やそのリスみたいな目ぇ」もナイスでした。ヨコちゃんの真意を知ったリス目がカワイイ。そしておチビの垂れ目さんがすっかりヤラピー青年と化した今も、「小さな庇護すべきリス的なもの扱い」が垣間見えるのが愛しく、彼らがそんな風にずっと一緒に過ごしてきた年月も愛しい、と思いました。




 改めて円陣を組んだ「(紫)過去に感謝!ファンに感謝!大阪の街に感謝!」にクイ気味な勢いの「(黄)皆に感謝!」の叫びも素敵でした。もちろん丸ちゃんのドルフィン・スプラ〜ッシュ!!もね。




 しかし、さっき圧巻のセリフと書いたやつ、垂れ目さんの「アカン」「俺アカンもん」の発音とか、やたらカワイイな。「空気やねん。あんのあたりまえ〜」付近の言い方も、間も、独特に絶妙で、素晴らしい。




 例えば、ビシッと思い定めて出した結論に、思い悩まない系のクールな演技も素敵だろうけれど。



 パパドル錦戸さんの。




 仕事と家族、どっちも諦めたくない。でも、甘かったな。最初は祝福してくれたけど、皆悩んでるし、皆に迷惑かかるし、自分の口から辞めるって言わなアカンのかもって思ったら横山くんに辞めてくれって言われたし。家族取るって決めてんけど、やっぱアカン。皆おらんと俺アカン。何も捨てられん。アカン。どうしよ。




 みたいに千々に揺れてパニくる自分を、涙でありのままにさらけ出すのが、すごく良い!リアルで心に染みる!と思いました。パッキリ答えを出せることでもなさそうだし。そんな風に自分をさらけ出せる相手というか、仲間やしな。




 そうしてやっぱりこのメンバーでやっていく、と決まって良うございましたわね。バレないよう、メンバーの厳しい監視付きだけど。ガッチリ監視する気満々の皆のシビヤな目線に「何なん、その目。めっちゃ怖いねんけど。えっ何?」とおびえる錦戸さんもキュートで、さっすが自然な演技!と思いました。




 しかし、シークレットライブに行きたいのに、迷いを振り切ろうとするみたいに空元気を出している錦戸さんに「つべこべ言うな、とっとと行け!」と喝を入れた遥ちゃんはすごいね。(電話が聞こえたのかもしれないけど)錦戸さんの嘘を見抜いていて、さすが本妻。初回もそうだったけど、遥ちゃんは、ごくまれに雄々しく怒鳴らはんのね。あれは、可愛くて、いつもは優しい笑顔の人がたま〜〜にやる所がポイントなのでございましょうね。ふふ。そして一喝されて息を呑む錦戸さんもナイスでした〜。




 そういえばシークレットライブのいろは節については、相変わらず錦戸さんの笑顔がキュートでしたけれども。花村キッズが今までより暖かい表情で錦戸さんを見守るのが良うございましたわね。ユウトくんの楽し気だけど絶妙に微妙なノリも最高だったし。でも、そのシーンが錦戸さんのソロにカブっていたから、習慣的に、ソロ時はお顔をアップで映してくれないと、とか思っちゃった。ふふ。




 そのようにお顔は見えなかったけれど、あたくしの勘違いでなければ、ソロの歌声、昔より低音がよりしっかり出ているような、なんてことも思いました(何様)。デビュー当時、あのソロパートは錦戸さんにはちょっと低いかな、と思われ、コンサートでもノリで1オクターブ上で歌われるのを何度か見たけれど。同じキーなのに、より良く出るようになって、お兄さんになって音域が広がったのかしらん、素敵〜と思いました。




 なんて言っていないで、ドラマの話に戻りますと、5話ではこのようにキッズもようやく軟化してきたし。まだまだ色々あるだろうけど、押し並べてこれからハッピーな感じになっていくと思うので、targeted層の皆様(10代乙女らがやっぱり主流なのかな)、どうぞお一人でも多くパパドルをご覧になって〜、と思います。




 ちなみに、こんな風に花村家での待遇がやや改善されても、時折「そこ丁寧語なの?」な錦戸さんがコミカル・キュートだったけどね。メイちゃんに「(大阪旅行に)行きませんか?」と言うのとか、お宿で錦戸さんがようやく夕食の席にそろったのにキッズが早々に席を立っても「えぇよ、俺もなんかバタバタしてましたし」と言うのとか。ふふ。




 そして5話では複数の泣きを見られたのも幸せでした。さっき書いたシークレットライブ時もそうだし、ヨコちゃんに辞めてくれと言われた時の目も良かったな。ビックリして、その後涙が湧いてくるのを抑える風だけど、それでも目が潤んじゃう、みたいな感じで。ラスト、村上さんの「やっぱり7人で行く」に目を見張り、メンバー皆に一緒に行こうと言われて濡れた垂れリス目も最強(←これ気に入っているらしい)。さすが錦戸さん(←大ちゃん化)。




 さらに温泉に二人きりの時も、高度な泣きシーン!!と思いました。湯気と汗で、涙が識別できないから、瞳とか口元とか声とかの、表情の演技だけで魅せるわ、さすが錦戸さん!なんて再び大ちゃん化した、あたくしでした。




 申し添えて置きますと、温泉及び脱衣所シーンでは、コンパクトでスリムだけど、お肌ツルツルで、何やら目を奪うサービスショットをどうもありがとう、とも思いました。相変わらずこれであってるの?という位に薄いけど、肩とか腕とか筋肉があって、カリっと贅肉のない武士みたいで素敵。



 さて、もうずいぶん長くて悪いけど、後は細かいことをいくつか書散らして退散致そうかと〜。




 え〜と、まず、冒頭ヤスくんにバレた時の、ちょっとバツの悪そうな小さな笑みが瞬時かすかに貼りついたまま、みたいな錦戸さんの表情が素晴らしい。錦戸さんが良いのは泣きだけではないのよね〜。




 それからワッキーの牽制を振り切って皆に打ち明けに行こうと意を決するシーンの、アゴラインが素敵!(本当に、今回のドラマではパーフェクト・ビジュアルの、たくさんの美麗どアップシーンが見られて幸せだけど。今までの経験則により、ドラマ後ナゾすぎる髪型にされそうな予感がしてコワいわ〜)。それから、皆に打ち明ける時「な、皆」と切り出す声がちょっと上ずる感じもナイスでした。




 そして、帰宅後、遥ちゃんに「皆に話した、皆応援してくれてるし、きっと良い方転ぶから安心して」と報告して、「お風呂入ってくるから」とひょこひょこ走り去る動きの愛らしいこと。やっぱり小動物っぽいな。




 場面転じて、レスキュー撮影現場。いろは節のことを、誰も売れると思っていなかった、良くここまで来ましたよ、なんて失敬なことを言うワッキーに「おまえ、何で上から目線やねん!」とキレる錦戸さんが超好み!軽い巻き舌、威嚇する目付き、良いわ〜。一方、ちょっと雨に手をやって、そんな錦戸さんの言うことを聞いちゃあいない風のワッキーもナイス。(いっつもバッグで色々ガードしているワッキーの演技、好きです。さすがベテランね)。




 さて、メイちゃんの「矢崎」の流れもあり、花村家食卓で遥ちゃんの恋愛体質が話題になるクダリ。奈津さんが「遥モテたもんね〜。港々に男々がね、寄せては返し寄せては返し…(高畑さんナイス)」にしおしおしょぼんとなる錦戸さんも可愛かったな。




 そこへワッキーから電話があって、ドラマ撮休で二カ月ぶりのオフで旅行、のはずが、「オフなしで」で電話が切れたクダリ。超どアップから、ちっちゃい声で「ほんまごめんなさい」と言った後、「や、も、何で急に言うかな」みたいに声を張り上げて、カナちゃんの「もっとこの旅行にかける情熱を見せなさい!」に「ある!!あるよ、情熱!」と叫ぶのも、オモチャみたいに面白キュート!コミカルな錦戸さんも最高。




 そんな仕事の都合で大阪旅行になったけど、メイちゃんも行ってくれるということで錦戸さんも喜んだその夜。こぢんまりしたキッチンに遥ちゃんと並んで、食器を拭き拭きする錦戸さん。バックショットの二人の姿がカワイイ〜。ああやって二人でお皿洗いたいんでしょ、リアル錦戸さんも、いつの日か。もっとずっと大きなキッチンでしょうけれどもね〜。





 そうして訪れた大阪の街。お好み焼きを焼きながら「矢崎」絡みで、「二人で旅行?メイちゃん、気ぃ付けや。そんな男簡単に信用したらアカン。その位の年頃の男なんてな、考えること一つやから。猿やし、アホやから、ほんま気ぃ付けや。自分大事にし」なんて、やけに鋭い目付きのコワい顔(でも男前!)で、まくし立て、自ら墓穴を掘る錦戸さんも最強でした。




 開き直ってちょっと自虐的な「(自分も)そうやったよ、もう下心しかなかってん」の言いっぷりもナイス!しかし、何かな、「そやろな」って即座にうなずきたくなるこの感じは(笑)。でも、それがボーイズというものらしいし。そして彼の場合、少年の日の熱情の片鱗が未だうかがわれる気がしたり、しなかったり…なんてチラッと思ったり思わなかったり…(ちょっと八嶋さん化)。なんてね。ふふ。知らんけどね。





 そういえば、メイちゃんが心配でたまらないパパドルさん絡みでは、ラスト、メイちゃんのチッスを阻止しようとするシーンも良かったな。クラクション、ププ〜と鳴らして、コラコラコラコラなんて叫んで(ラ音がとりわけカワイイ)柵越え必死こいて走って来る錦戸さんがラブリー!




 時に、矢崎くんはなかなか発展家のようですが、メイちゃんとのチッスは初々しくぎこちなくてキュートでしたわね。あれも甘酸っぱくて良かったけど、初回のパパドルさん達のとずいぶん違うね〜。同じ小鳥さん系チッスでも、錦戸さんの目線とか首の角度とか、何とも色っぽかったもの。さすが大人。というか、フェロモン系リスくんだからね。




 しかし、今更だけど、リスくんは、良い役者ね。最初は祝福してくれたメンバー全員に呼ばれ、ピリピリした空気の中「誰も喜んでない。社交辞令や」と言われるクダリも。メンバー全員良かったけど、係の者としては、驚き、戸惑い、哀しい目をする錦戸さんの極めて自然で繊細な表現力に見とれました。(今回発見したんだけど、他のメンバーのお芝居も皆素敵と思うけど、個人的にヤスくんと、意外と(って何やねん)村上さんのお芝居が好みかも、と思いました。それから、あたくしの(←違うってば)しぶたにさんのセリフはいつか聞けるの〜?)




 ということで、東京と大阪を行ったり来たり、大忙しのパパドル錦戸さんがまたも激キュートだった5ドルですけれども。次回はfeaturing メイちゃんなのね。何やら錦戸さんが素敵なんだとか。そしてゲストはグレートなくらのすけさんだとか。楽しみ〜。




 ゲストと言えば今回のゲスト、山里さんのクダリも結構でしたわ(何そのちょっと取って付けた感じ。かつちょっと熱が冷めた感じ←うそ。山ちゃん、なかなかお上手だと思いました)。しかし、今回のドラマでは結構∞関連のネガティブなセリフも多いから、いきなり「今や国民的アイドル」とか言われてちょっとビビったけど。山ちゃんの「それが今や国民的アイドルですよ?楽しみですね、これからの活躍が」に、一拍おいて屈託を隠すような笑顔で「楽しみですね」とうなずいて、伏し目になる錦戸さんが最高でした(結局そっちの話)。ということで、またね〜。今日姑が泊りに来るから、これから焦ってお掃除しないと。だから見直しできないから、色々ミス・勘違いがあっても、笑ったり汲み取ったりしておいて頂けるかしら。すみません〜。