関ジャム・桃太郎

 あと一回サムライせんせいのことを書くとかいいつつ、すっかりご無沙汰してしまいました。映像発売までにはキリをつけようかな、と思っております(←世の中に2人位いるかもしれない酔狂な方向けのお知らせ)。



 初日の衝撃が始まりだったとは。熊本や近県の皆様のお辛さに胸塞がる日々に、すべきこと、すべきでないことの情報を追いつつ、微力ながらできることをしていこうと思っておりますが。



 そんな中舞い込んだ「トットてれび」のお話は嬉しゅうございましたね。どんな錦戸九ちゃんをみせてくれるか、楽しみです!







 さて本題、関ジャム、水曜日〜さんとのセッション『桃太郎』。昔人間なのでラップとか個人的にはあんまり、なんだけど。きびだ〜ん、きびきびだ〜ん、おにた〜いじ、おにおにた〜いじ、とか、やけに耳に残る中毒性のある曲で面白かったです。マネしやすい振りもあって、キッズにもアピールするかも、なんて思いましたが。





 黄贔屓なものですから(あ、知ってた?)、ヘッドホン左側からクリアな錦戸さんのアコギ音!なんて感動していたら。今度はあっちからあの子の音、アラこっちからはこの子の音、なんて。ラップだからかしら、各人の楽器の音があたいなんぞでもよく聞こえた気がして、楽しくなりました。




 しかし、年少4名みな楽器上手くてカッコ良かった!すごく難しいことを、楽し気にクールに決めてはって、ますます立派になられて、と目頭を押さえたあたくし(またこんなん言うとる)。年長者キングもさすがで、紫ップもナイス&キュートでしたわ。




 そしてそして「へ〜イヘ〜イホ〜、ロッカク、へ〜イヘ〜イホ〜、イナズマ」という微笑みコーラス!(ロッカク、イナズマ部分は黄声のみ、かな。ちなみにロッカク、イナズマは80年代に発売された桃太郎伝説というゲームの必殺技のようですが)。






 とにかく、錦戸さんの高音すごい!書きやすい階名で書くとラ〜ラ〜ソ〜、ミソ、ラ〜ラ〜ソ〜、ミソ……ラ〜ラ〜ソ〜↑ソ#〜かしらね。前に、裏声でずっと歌ったと書いてはったのは、これでしたか。あれ女子でもキツイ高さよ。歌ってご覧あそばせ。あれが上がり切るって、滅茶苦茶すごい。




 のみならず、裏声でも充分な声量があって音程に揺るぎなく、ちょっとオイシイ感じに半音上がる所も完璧。(歌前にギター弾きながら、やたら溜めてカワイイお顔で「これが大事」と教えてくれた所ですわね♡)。探らずスッと正確な音が取れて、元の音というか軸がブレないから、錦戸さんは半音の刻みも精度が高くてキレイ。




 (ちなみに、一箇所高音部2名に聞こえた時があるんだけど、そこはコムアイちゃん(面白いお嬢さんねぇ)も歌っていたみたい)




 それから、テレビ誌によると、最初まるちゃんは(錦戸さんの)1オクターブ下でコーラスされていたけれど、錦戸さんが3度下にしたほうがいいんじゃない?と提案されて、それが採用されて、本番ではより聴きやすくなったそうで。錦戸さん、相変わらずデキるお人で素敵!




 ということで、まるちゃんは、ファファミ〜、ファファミ〜と錦戸さんの1オクターブ下の3度下(というか3度下の1オクターブ下というか)を歌ってはったと思いますが。これもすごく難しいと思うけど、彼もやるヤツですわね(何様)。





 最後は黄ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜
    橙ミ〜ミ〜ミ〜ミ〜 でおしまい、かな。



 ということで、最初はあんまりご縁がないかな、と思ったけど、楽器もコーラスも素晴らしくて、聞いたら楽しい『桃太郎』のセッションでした。錦戸さんが、ちょっと眉根にシワを寄せてジャラ〜ンとギターを掻き鳴らす様子も。超高音の裏声コーラスを、完璧に、でも端整なお顔をちょっと歪めて歌う風情もイケていました〜!