祝・お誕生日!

 え〜、個人的に、11月3日は、お誕生日記念・錦戸さんの良い所羅列巻物(笑)更新日としておりまして。とかいって、ブログを始めた2006年の今日、アタイが勝手に黄・素敵ポインツをリストアップしたものに、年3項目ずつ足していっているだけなのですが。


 昨年のお誕生日にこれを書いた後、またブログの更新を一度もしていないけれども、年に一度の更新を今年もさせて頂こうかと。


 ちなみに、巻物だけに長いので、数年前から、その年の追加分3つだけを載せています。昨年までのものは「記事一覧」から見られますので、酔狂な方はご覧になってね。(って、ここまでのクダリ、ほぼいつも一緒なの。ブキミですみません〜)


 さて、今年は下記3つを追加する感じで行こうかと。(例年似通った項目になっておりますが、今年はなんかちょっと重みが違う〜)
1.ますます音楽的にもスーパーマンなところ

 ラブだけでなく、音楽でもスーパーマン。まず歌声が深く、太く、声量も増して、より魅力的になったと思う!東京ドームライブの時もそれを痛感して、↓のようにツイートしたりしています。


『9月8日(東京ドームコン3日目)
最初から最後までよく声が出ていたと思います。最初の挨拶の時はとても高い声なせいか、少し声掠れた?と思ったけど杞憂でした。8割がた歌い続けるのに声出続けるし、声量増したかも。発声もより深い声になったかも。そして相変わらずピッチの正確さには舌を巻く。顔力の強さにも。錦戸亮さん最強』


『9月9日
繰返しになるけど今回のライブ、錦戸さん歌う歌う。色々引き継いで8割がた歌う。「メインとハモリ交互」の連続。ギターをとっかえひっかえして素敵に弾きながら、30曲近く歌い続けた後の、最後の曲が関ジャムでOAされた「ここに」。最後まで見事なパフォーマンス。立派なフロントマンでした』

 
 今年は思いがけぬことがあって(彼らはずっと一緒だと思っていたから衝撃でした)歌うパートも、背負うものも増えたこともあってか、本当になんか声がパワーアップしてんな。もともとピッチもリズムも良いので鬼に金棒という。素晴らしい。関ジャムのセッションでも今後も素敵な歌声が聞けそうで、ありがたいことです。



 そして曲作りに関してもパワーアップしている気が。それを感じさせた名曲All you need is laughについて5つに分けてツイートしたものを繋げて、↓に記念書きさせて頂きます。(ちょっと特典映像の編集へのアレな言い方になっちゃっているのはごめんやで)



『All you need is laugh 曲、最高。曲作り特典も大好きだけど編集の切り口が「スクラップ・アンド・ビルド」なのが切ない。この編集だと主に曲を形にした錦戸さんがそれまでの経緯は無しにして独自に新しく変えた風に見えちゃうかも。でもそれは違う。皆のアイデアそれまでの経緯、ちゃんと汲んでいる。


 まずメロディですが。ヤスくんの作った美しいメロディも3/4近くAメロに活きている。そのままの形ではないけど聞けばお分かりになるはず。あとちゃんと「ヨナ抜き音階」になっている。Aメロ「(その)向こ(う)ま(で)」と展開の変わるDowntown〜以外はサビもコーラスも全部。【追記:細かく言うと、ラスト、ヤスくんのフェイク部分もニカ所「ヨ」(4度)を含む。↑のAメロ「向こ」「ま」はナ(7度)。共に流れ的に美しく必要な「ヨナ」ですわね】


 歌詞も、錦戸さん推しのNGK以外にもA to Zで皆が挙げた「USJ」「天下の台所 (kitchen in Japan)」「くいだおれ」「水の都」とか入っている。「水より溢れる確かなモノ」もA to Zで出ていた「愛」とか「人情」とか、悲しみさえ「笑い」に変えるモノを総括している感じでいい。


 そしてAll you need is laughに集約されたOSAKA作文も(元々大半が錦戸さんの案でしたしビートルズ・オマージュのこのフレーズが強力だし) 1つに集約してよりカッコ良くなったかと。(吉田大八監督も撮ってみてここはカット、というのが分かる時もあると言うてはりましたね)。


 メンバーの楽器の聴かせどころもあり。「悲しみさえ〜君の元まで!ワォ!」の吉本オマージュから転調して上がる所はDisneyっぽいというか(USJと言うべきか)映画音楽っぽいというか、なんかワクワク楽しい。大河もやってこんな最高な曲作れて錦戸さんすごい!魔法使い! 』




 本当に魔法使い!Your WURLITZERで おっ!と思って、Tokyoholic, Trafficでカッコいい!と叫んで、今回また、ほぉ〜〜楽しい!すごい!と唸ったというか。音楽面の今後も楽しみ!


 さて次の項目は

2.ますます役者としても高みに上っていっているところ
というのはいかが。



 まず2月3日封切の映画「羊の木」では、目立つお顔立ちでありながら、まさに地方市役所職員そのものに見えるという錦戸マジックをまた見せてくれました。癖のある元殺人犯たちに翻弄される様も、表情等々細やかでリアル。映画ファンからの高評価も多数聞こえてきましたし。



 鬼才・吉田大八監督も言葉を尽くして錦戸さんを評価されていて嬉しゅうございました。



 例えば、あるインタビューに答えた吉田監督のコメント。


 「錦戸くんは、例えば、今この瞬間、僕の目の前にいたら、インタビュアーに見えると思う(笑)。それがすごいところです。自分の経験したことないことや、知らないことでも、その場の雰囲気や周囲が期待するものを察知して、自分を瞬時に調整してその場に存在できる。それは、彼のある種の特殊能力かもしれません」


「地方都市の市役所で背広を着てる彼は、『誰がジャニーズなの?』という状態になれる。でも、彼のさらにすごいところは、それでも僕らはつい彼を目で追ってしまうというところなんです。つまり、惹きつける力を落とさないまま、普通の人に変わることができる。もうそんなの、どうやってやってるのか、わからないじゃないですか。だから特殊能力」


 何という賛辞。ちなみに映画羊の木は作品としても成功して、今でも海外などで上映されている。通常、劇場での映画の寿命って実質1ヶ月半位と思っていたので息が長くてすごいな〜と思います。



 そして「西郷どん」。脚本の中園ミホさんが、屈折系弟なら錦戸さんに!とNHKさんにお願いされたとか。中園さんは「錦戸さんはいま、脚本家みんながオファーしたがっている俳優さんなんですよ」ともおっしゃっていて、これまたすごく嬉しいお話ですし。



 実際、大河初出演で普段とは違う層の方が、錦戸亮さんはこんなに良い役者だったかと瞠目されたと聞きます。幼さを残す国民の弟・信吾さんから魅力的な渋い大人・従道さんへ。寺田屋騒動や戊辰戦争でむごい命の取り合いを目の当りにし、洋行も経て成長していく様を錦戸さんは実に魅力的に演じて来られました〜。


(泣きだけじゃないけど)例えば泣きが良いのは当然というスタンスのファンとしても、場面によって信吾さんの泣き方が細やかに異なって、またまた引き出しが増えた気がします。



 (羊の木の井出Pが「普通は12色の色鉛筆しか持ってないのに、錦戸さんは100色の色鉛筆を内面に持っているような感じで、微妙に違う色の変化を瞬時に出せる」とおっしゃっているけど、色鉛筆の本数また増えたかも)



 ここでまたいくつかツイートを記念書き。

  • 6月10日「偉大な兄 地ごろな弟」(ベースのスラップ音にのって若き信吾さん初登場の回。おゆうさんの陰に逃げたりもしていたけど、後半のお宿のほっこり兄弟お布団シーン関連)

『偉大な兄から「おはんは良う気張ったとじゃ」とねぎらわれて、目が潤んで。たまらずくるっと背を向けて、大きな瞳から綺麗に涙を流して、小さく微笑んで目を閉じる。信吾さん表情絶妙。市役所職員も自然に演じれば、イキってるけど憎めない若侍も素敵に演じる。これだから、ずっとファンです。』

『ないごて あげなこつに。有馬さぁ〜〜〜っっ!! また皆で鰻捕りに行ってほしかった 涙目の懇願も、魂の抜けた顔も 錦戸信吾さん、良かったです。』(←信吾さんが血を浴びた端整なお顔で、呆けたようにゆっくりと瞬きするのを、固唾を呑んで見守りました〜)

  • 9月16日「戦の鬼」

『大好きな兄さぁの変貌。信吾さんの、大きな憂いの瞳が物を言う。つと流れる涙も胸を突く。(もちろんセリフ回しも声も良い)。そして次週。信吾〜〜!!嗚呼!』

『(エゲレス医師のオペ後)動かぬ首で、そこにはいない兄さぁの姿を探す錦戸・信吾さんが切ない。でも兄さぁがしてくれた事を聞いて、目尻から流した一筋の涙が美しい。鬼だけど、鬼じゃなかった〜(ここはトトロのさつきとメイの声で読んで〜)』


『大きな悲しい瞳が印象的ですが、錦戸さんは悲しい表情も一辺倒じゃない。例えば、術から覚めて一蔵さんの「吉之助さぁはおらん。慶喜討伐の勅命が下されての」を聞いた時の世にも哀しい表情は、かすかな微苦笑まじりだったりする。複雑で何ともリアルな表情、素晴らしいと思います』

  • 10月14日「傷だらけの維新」 (戦働きがしたい吉二郎さんと止めたい信吾さんと、木の棒での殺陣あり。結局戦に出た吉二郎さんが撃たれる)

『吉二郎兄さぁを見舞ってくれと声も掠れながら懇願する信吾さん。涙目で絞り出すように言った「頼む」。命の火が消えゆく吉二郎さんの側で奥歯を噛みしめるように声を立てずに泣く様子。今日も錦戸・信吾さんのリアルな演技にハッと胸を突かれました。表情もセリフも説得力がすごい』


『錦戸さんの殺陣の上手さは以前の作品でも指導の先生のお墨付き。総髪の信吾さんも素敵ですが、月代もとてもお似合いなのです。今回、西郷どんでは、泣きや笑いや諸々の表情、撃たれた時や生死を彷徨うリアルな有り様や苦し気な物言い等々、やっぱり力のある人だなと再認識した次第です』



 そしてこのところの明治のおヒゲの従道さんは、まさに明治の人に見えるし(おヒゲ好き)、洋行で見聞も広めて、信吾さんの気配を残しつつ思慮深くダンディーな大人になっていて、前述の通り、信吾さんからの成長っぷりを見事に見せてくれていますわね。



 あの素敵な従道さんを大切に見届けられる幸せの中、今度は月9のお話が!きゃ〜!



 「トレース〜科捜研の男〜」!陰惨な過去を持つ陰のある法医研究員!



 フジテレビの草ヶ谷大輔プロデューサーのコメントがまた嬉しい!


「主人公・真野礼二には正義感だけではない、陰惨な過去をまとったミステリアスさがあります。映像化にあたり、真野役のキャスティングで真っ先に頭に浮かんだのが錦戸さんでした。容姿端麗だけではない、男の色気とお芝居でみせる奥深い表情をお持ちの錦戸さんなら、正義感とミステリアスさの中にも哀愁や憂いを持った主人公・真野礼二にしていただけると思いました。個人的にいつかご一緒してみたいと思っていた俳優さんだったので、今から撮影が楽しみです」。これまた何と言う賛辞!



 大河から月9の流れ最高だし、内容も面白そう。また色鉛筆増えるかも。本当に楽しみです!


 そしてあと一つの項目は、
3.外見も内面も、より魅力的になったところ


 で行こうかと。


 まず外見、30過ぎて、ますます素敵な色男なられたと思いますの。素晴らしい。まさにジャニーズの写真ネット解禁第一号にふさわしいビジュアル!(←日本外国特派員協会での羊の木記者会見の時ね。英語のスピーチも発音良くてホレボレした〜。ちょっとここで英語スピーチ記念書き



Thank you very much for coming today. This movie made me think about how I would act if someone I didn’t know anything about joined my community.

And then I realize that it’s not just entertaining, but it also reflects social aspects. So, I hope this film could give people chance to think about issues such as depopulation and immigration. Thank you. 本当に、発音が日本で育った人と思えない綺麗さだった!)



 それと黒紫黄の3人で堂々と国歌斉唱した「宝塚記念」でも、いつどこからどう撮られても全方位バチコ〜ン美形でございました。



 信吾さん仕様の長髪も気だるい色気があってグーでしたわね。



 そして内面的には、色々あって、やっぱり、あの、背負う覚悟というか。より頼もしくなった感じが素敵だと思います。従道さんが信吾さんのキュートさを残しているように、錦戸さんも可愛いところは相変わらずやたら可愛いところがまた良いけど。



 世の人はあの何かとデキる色男が「イルカさんや!」とか動物に「さん付け」したり、コーヒー飲めなくて、牛乳飲んだり、精悍なのにやたらビビリだったり、ご存知ない方も多かろう。こういうギャップもたまらんものがあって、ずっとファンなのですわね〜。



 そんなこんなで33歳の錦戸さん、最高でした。来年も楽しみです。


 
 ということで、錦戸亮さん、34歳のお誕生日おめでとうございます!


 素敵な一年になりますように♡