ごめんね青春!6話

 6話も面白かったし、すごく良かった!駅伝で成田君を背負った平助先生が見えた時、グッと来ちゃった!そして、ひたむきにゴール目指して、目前で成田君を下して、本人にゴールインさせるという。



 平ちゃん、カッコいいよ。




 リサ先生はまだピンと来ていなかったみたいだけど。




 神保さんたちの呼び方も、タレかっぱから、確か、6話終わりには、平ちゃん先生、平ちゃん、になってんな〜。




 美しい景色の中、それぞれの事情を抱えて、必死に走る生徒達も良かった!ロケは大変でしたでしょうが、空気の澄んだ感じとか、美しい富士山とか、芦ノ湖畔の鮮やかな紅葉とか、得難いものがありました。




 反目し合っていた大人たちが抱き合っちゃったりして喜んでいるのも素敵でした。




 ごめんね青春!最高。クドカンさん、最高。「後ろめたさのメタファーだからね、母さんは。後ろメタファーだからね」とか、大好き。




 平助先生も、他のすべての皆さんも素晴らしい。あと4回しか彼らが見られないなんて哀しすぎるわ。




 シャープでキュートな中井さんが転校しちゃうのも寂しいですわね。好きな原先生の為に合同文化祭を成功させたかったのに、文化祭の時はいられない。そんな彼女が、全部一人で抱えこんで頑張ろうとする姿が、切のうございました。




 予告によれば、中井さんは聖駿高校の校歌を置き土産に、去っていかれる模様。その校歌をリサ先生の指揮、平助先生のピアノ伴奏で歌ってはったみたいで、はやく見たい、聞きたい!です。




 ちなみに、平助先生の「お前にまだ優しさ残っているなら、俺のことほっといて」はサトシ君への言葉でしたわね。色々被ってしまったサトシ君が、本当のことを言えないでいるべーやんに、幸せになってほしいなんて言ってくれるから、ツライものがありますわね。




 今週から、そんな気配が見え始めたけど、平助さん、次回は、本当のことを言い始めるのかしら?それともやっぱり文化祭が終わってから?そうしたら、せっかく良いムードになってきた聖駿高校はどうなっちゃうのでしょうか。




 そして一平さんとマドンナ先生の道ならぬ恋の行く末は?




 未だに分からないユウコさんの消息は?




 色々気になる!




 そして、次回予告では、平ちゃんが、うるっせぇな〜とか怒鳴って、リサさんがビクっとしていた様子。何かが変わっていくのかしら。はやく7話が見たい!でも終わってほしくないというジレンマ。ごめんねロスが今から思いやられるって、掲示板とかで皆さんがおっしゃっている通りね。





 ということで、今週の平助さんの素敵ポインツ。




 冒頭、平助先生の声援を嬉しそうに受けて、快調に走り出したものの、転校に心乱れて最下位に落ちた中井さん。先週も書いたけど、回想シーンの、中井さんに笑いかける平助先生の笑顔が優しキュート。他の女生徒と「ん?」なんて話す佇まいも、柔らかラブリー。(からくり人形を前にしながら、横の方で他生徒と話している平助先生の様子を見ている中井さんも、いじらしい)。




 駅伝伴走中の平助先生も、負傷した大木君や成田君を甲斐甲斐しくお世話して優しい!でも伴奏車内のみしまるくんに「古井、せめて精一杯応援しろ。皆頑張ってんだから」と強く言ったお顔は精悍で素敵。中身、古井じゃなくて一平たんだったけど。ふふ。生徒たちが、平ちゃん、平ちゃんって呼ぶのも、なんか胸を打つ。




 負傷した成田君に代わって古井君が走ることを決めた時の、「おい、古井、いいのか?」の平助さんの表情も、それに対する古井君の表情もナイスでしたわ!




 それから成田君を背負った平助先生が見えた時、グッと来た、というのは冒頭書きましたわね。菩薩ママに言われなくても、素敵な所だらけだと思うけど。甘くて精悍だし、ナイスガイだし。マツゲ長いなんてもんじゃないし。





 そして、あたくしが記憶している限り今週は平助先生の板書シーンはなかったけれど(リサ先生のも新鮮で結構でした)、一平・平助の兄弟シーンとか愉快で良かったと思います。一平さんが平助さんにビールを手渡す、なんてとってもレアケースみたいで、平助さん、ずっと怪訝そうにしてはったけど。「(平)今日、出かけたらしいじゃん。どこ行ってたの?」「(一)はっ?関係ねぇだろ。はっ?」のクダリとか好きでした。しかし、あんな、えなり君が見られる日が来るとは。





 続く、母ちゃんと平ちゃんのシーン。クドカンさんの、後ろメタファー、みたいなセンスが大好き、というのは、さっき書きましたが。




 「じゃあ、後ろめたさが消えたら、母ちゃんもいなくなっちゃうの?」と平助さんが幼子のように聞くのも愛らしいし。




 母ちゃんの「ずぅっといてほしいのかい?」にツブラな潤目で「うん」とうなずいた後、「いやぁ」と首を傾げて一度考えるようにして。やっぱり「うん」と言って、キラキラ垂れ目の上目遣いで母ちゃんを見るのも、めっさカワイイ!!何かしら、あのカワイイ生き物(30歳)は。ああいうのも、あと4回しか見られないのね。嗚呼!!





 続いて、終盤、女子たちがもめるシーン。平助先生の「全部自分でやるのが責任者じゃないよ。中井さん、理想を高く持つことは良いことだけど、無理強いしちゃいけないよ」のあたりのセリフ回しがすごく好きでした。優しく、かつ威厳もあって、ますます先生っぽい!ああいう抑揚の付け方は前にはない感じだった気がします。ナチュラルでナイーブな青年の語りに、大人の包容力が加わったというか(何様)。




 そしてラスト、ガールズバーの風間パパと平助さん。我が家に不倫しているヤツがいる、に特大ビックリ目の平助さんがラブリーでしたけれど。風間パパと平助さんの掛け合い、ナチュラルで愉快で、好きだわ〜。




 その後自転車で家に飛んで帰って、一平さんと話すシーンも素晴らしい。平助さんの部屋で、いつになく、しんみりと兄らしい言葉をかける一平さん。何だよ、キモチワルイなと静かに枕をどけて布団の上に座る平助さんが、穏やかな平助さんらしくてナイスだったけれど。常と違う兄の様子に、「浮気でもしてんじゃないの?」「な訳ねぇよなぁ?」「えぇ?してんの?」「してねぇよな?」「してんの?どっちだよっ?!」とか言うあたりの平助さんの百面相も素晴らしい!




 やっぱり、していると分かった後の、大きな目をむいた激昂ぶりもナイスだったし、「ドンマイ」を繰り返す兄に、ドンマイって、えっ俺の知ってるドンマイ?と思い当たった、的な表情も実に見事でした!最後に、端整なお顔を容赦なくゆがめて「ドンマイじゃねぇって〜」とほぼ泣いて叫ぶのもすごく良かった!(大ベテラン・えなり君も、もちろん見事でしたわ)。




 次回も、平助先生の、涙も笑顔も、苦しそうに重大な話を切り出す感じの表情も、リサ先生に男らしく語る様子も見られるみたいで、幸せです。あと4回、楽しく、大切に見たいと思います。