今日のテーマは「啖呵を切る亮さん」。昨夜、頑固親父に「あやまれよ、姉貴に」と言っている友也くんを見たからですね。まだ声も外見も幼い感じだから、カワイカッタですよね。
 ブーちゃんのときは、もう少し迫力があったような。大人になったしね。勝手に海に漕ぎ出した(しかも先輩にもらった大切なオール無断使用)悦ねぇ達や、悦ねぇ達のボートを軽んじた新海高校のキツイ美人さんに、「ふざけんな」系のことを言ったときね。伊予弁も凄みがあったかも。ボートのユニフォームだから、華奢なのが丸分かりなんだけど、それでも、なかなか堂々としていましたよね。
 遥斗くん絡みでは、「おまえら、ずるいよ」から始まる、教室のシーンが印象的でした。先生に「おまえもだよ」と言うやつね。こちらはちゃんと、「屈折した都会の子がこんなことを言うようになった」という風に見えた気がします。啖呵を切りながら、心なしか涙をこらえているような感じすらしたかも。その後に続く橋上シーンの、「あいつらに偉そうなこと言って。俺だってあいつらと同じだよ」というセリフは、素敵でしたね。「何もできない自分の不甲斐なさに、泣きが入りつつキレル」という感じが出ていて。
 何人かのドラマファンの方が「錦戸くんは演技が上手くなった」と書いていらして、あたくしは「ちっさい頃から上手いんじゃい」とか思っていたんだけど、やはり日々さらに、着実に成長されているのでしょうね。すごいな。