役にも立たないことをまたまた書きますが。FTOを聞いていると、私って関西にまったく土地勘がないのね、と改めて思います。


 たとえば、「だんじり祭り」は知っていたけど、恥ずかしながら、岸和田という地名とは結びついていなかったのですね。岸和田で思い出すのは、キムタさんのドラマ「ギフト」で緒方拳さんが演じたキムタさんのお父さんの役名です(←たぶん)。なかなか正体をあらわさない謎めいた役で、岸和田という耳慣れない苗字が合っている、などと当時思っていたけど。関西の方々は、この苗字から、男らしいイメージを受けていたのかもね。そういえば、ドラマ内でも、首の太い、ガッチリした中年男性と形容されていたし。


 大阪ロマネスクでも、梅田駅も、心斎橋も、戎橋も、知識がないから、地名から受けるイメージがまっさらなのですね。御堂筋はフィーフィーさんのおかげで、小ぬか雨が降るのね、なんて思うけど。関東でしたら、たとえば銀座とか新宿とか、代官山とか、白金とか、それぞれに受ける固有のイメージがあるのだけど。


 でも大阪ロマネスクを聞く時は、土地勘がないのも結構良いかも。地名から受けるイメージは無くて、異国情緒とか旅情だけ感じるから。この歌は鉄道会社のCMにぴったりだなーと思います。


 CDでこの歌を聞くと、皆さんが涙をこらえつつ、真摯な表情で歌うSpirits!!の映像が浮かんできます。あの映像は皆さん素敵でしたが、特に丸山くんの誠実そうな感じが、印象的だったかも。あの姿は、「ジュニア素顔2」で大野くんについて「朝日を見に行こうよ」を、一言ひとこと丁寧に歌っていた姿とそのまま重なる気がします。ぜひ、ああいう子を婿殿に(ってそれはもういいから)。