全開ガール・初回

 全開ガール初回、面白かったです〜。ふふ。愉快なお話、大好きなのよ〜。そして弱腰・垂れ目イクメン草太さんが、すごくカワイかった!これまたハマリ役の予感大!であります。



 始まる前、草太さんは、どんな感じに最弱なのかな、と思っておりましてね。



 当日の番宣でも「これまでのクールなイメージから一転」的な紹介もあったけれども、(局は違うものの)勇次パパも最初わりと弱めだったし「えと、もうクールなイメージばっかりじゃないけど…草太さんの最弱っぷりってどんなん〜?」なんて興味を持っていたのですが。



 見てみたら、勇次パパと草太さんは、肌の色以外も、かなり違っていたわ〜、と思いました。




 草太さんは大人に対しては、ほとんど怒らない人なのね。怒らないで、困って、困りながらも、何でも受け入れちゃって、人にだまされても、いつも人に優しい。うん、それって、ずいぶん懐が深くないとできないことかも。




 事前に錦戸さんが、草太は最弱というより、むしろ、誰よりも強いのではないか、あれだけすべてのことを受け入れられるのは、強いからではないか、とおっしゃっていたのは、こういうことか、と思いましたわ〜。




 勇次パパはだんだん強くなったけど、草太さんは前から強かったのかもね。ある意味ブレない人というか。そんなこんなで、見た目、弱腰で、タオル巻きで赤ちゃんをオンブしたりしていますが(←ああいうの大好き)、草太さんは、あたくしには、一種のスーパーマンみたいに感じられちゃったりして、すごく良いと思いましたの。(一方、勇次パパはとても人間的で、悩みながら何とか頑張っている感じがすごくキュートだったけどね)。




 ま、そもそもまったくテイストが異なるドラマだから、二人を比べてもあんまり意味ないじゃ〜んとも思いますが、同じ弱めのパパ役でドラマ続投だったから、ちょっとこんなん書いてみました〜。はい。



 いや〜草太さん、好きだわ〜。どうやら、テンションも声もやや高めの、明るいお人好し青年みたいね。偽パイについても邪念なく説明したりする天然ぶりで(Eカップくらいないと…って素でそう思っていそうですが、そこもさわやかな天然さんらしく演じておられてさすが←ほめとんのか)。大人に対しては押しが弱いけれど、でも、スパゲティを投げた子供達には「何やってんだよ!食べ物粗末にすんなっつって!」とちゃんと叱るという。




 ル・シャトーでなくて(飯処 ビー)ル佐藤の腕の良い料理人の草太さんは、叱るところは叱って、子供と目線を同じにして、スキンシップをたくさん取って、一緒に遊んで駆け回って、楽しんで、コンガリさんになっているのね。それは本当に最高のイクメン、まさしくイクメンの星ですわね〜。




 子供に話す時は、自らもちょっとワンパクな感じなのも素敵だし(でも、まことの父親のごとき…と申すか、母親のごときと申すか…の慈愛と尊厳を、ちゃんと備えたワンパクさん!)、大人と話す時の、優しげで善良そうなトーンもたまらん。




 ちなみに、ファン的視野から言うと、滅多に目つきが険しくならない錦戸亮というのも新鮮で良うございましたわね(オラオラ風味も大好きですが)。一方、ガッキ―さんに容赦なくイタブラれる様子なんかは…。アゴパンチされ、髪をぐっとつかまれる草太さんの、あの、もっといぢめたくなる瞳なんかは、彼の日頃の嗜好が十全に活かされて、良い塩梅だったように思います。いぢめることができるのは、美形女子に限られるみたいだけどね。ふふ。




 早く続きが見たいわ〜。ガッキ―さんのアッパレな全開っぷりもすばらしかったし。あんなにスタイルも良くて、カワイイお嬢さんが、お化粧落としの途上で片目黒々パンダ状態で寝ちゃったり、妄想シーンで目の下に激しくクマをこさえちゃったり。オヤジかっ!!みたいに、ワンカップ的お酒でできあがって、(頬紅く塗られて)「(夢の)プライベートジェットはっ!!」なんて、巻き舌でまくしたてちゃったり、その他諸々、ガッキ―さん、やるもんだわ〜。




 子役ちゃんたちも良かったです。ビー太郎くんは、フニャっと笑って、ぴとっとくっついてくる感じがso cuteだったし。ひなたちゃんは、5歳なのにあたくしより色っぽいし(ドンマイ、朔さん。向こうは美貌の女優だ)。プリチエストなベビちゃんの小鳩ちゃんは絶妙な表情を見せるし。ガッキ―さんの子供時代の子役ちゃんがまた、とってもやり手でびっくりしました。たいしたものね〜。




 さて、その他の面々については追々触れるとして、今回もまた「今週の草太さん」的なのを書いて走り去ることと致します〜。




 え〜と、冒頭、電車でチカンに間違われた草太さんの、記念すべき1stキラースマイルはキュートでしたとも〜。そして座ったまま、困り犬の目で(←またこれだ)若葉さんを見上げるのも、せっせとカバンの中身を拾う小さく座った姿も愛おしかったけど、翌日再会して共に保育園に向かう草太さんは、ちゃ〜んと若葉さんより背が大きくて、やるや〜んと思いました(何やねん、それ)。



 米国のリリカさんから届いた荷物を開けるシーンも良かったな。メチャクチャ似合うランニング姿で(ビバ!ガリマッチョ!)物思う風なアップのお顔がカワイかったです。ちょっと、昔ヨコちゃんとスイカを食べていたチビ亮くんの面影があって(あれは黒タンクトップだったけ)、あ〜あの愛くるしいおチビさんが奇跡的にパーフェクトな成長を遂げてオットコ前なこの青年になったのだったわねぇ、と改めて思ったりしましたわ〜。




 その後ビー太郎くんが出てきて、二人でくっつきながら、「惚れたのか〜」「赤ちゃんは〜作るのか」「作るかっ!!」なんて言い合っているあたりも、キュートさ、炸裂!でしたわね。




 「赤ちゃんはどうしたらできるんだ〜?」「んふっ。そっち?」という展開になるのもカワイかったし。「コウノトリが……いまどきそれも無いわ」なんて草太さんがつぶやく様子もナイスでしたわ〜。そして、意を決したように「おまえも男だ。よく聞けよ。赤ちゃんっていうのはな、男と、女が」な〜んて言って、まるでそれこそ、チッスするみたいに父子顔を寄せて、近い!近い!みたいになっているのも、なんかドキドキして結構でした(←あんたドキドキするな)。




 それから、ピーナッツバター事件で、病院で頭を下げる草太さんも素敵でした〜!落ち度がないのに謝ったら、裁判で不利になる、アメリカなら敗訴確実、と言う若葉さんに「ここはアメリカじゃないし、理由はどうあれ、申し訳ない気持ちがあったら、謝るのは当然でしょう」「たとえ痛い目に合っても、謝らなかったことの方を、僕は後悔します」と言う草太さん、すごく清々しかったです。




 言い方は穏やかなんだけれど(←この点では演者の方とかなり隔たりが…)、一本筋が通っていて(←ここは、演者の方と一緒かしらね)、ただの弱男ではない感じで、真摯な表情も、とても魅力的でした。言った後の表情が「言うたった顔」でなくて、あ〜言ってしまった〜みたいなちょっと切なそうなお顔だったのも胸を打ちました。




 その後、保育園にビー太郎を迎えに行くあたりも良かったな。「腹減ったろ、なんかうまいもん作ってやるから。なっ?」なんていう言い方が、カワイイ、優しい!なんて素敵な、おとうでしょう!



 二人で七夕飾りを見るシーンも印象的でしたわ。あそこすごく好き。光も音楽も美しくて、七夕飾りが風にそよいで、そこに、大小のキュートボーイズがいて、心癒される光景でした。




 「だんごむしになりたい」というビー太郎くんの短冊に「なんだそりゃ」「べー(舌を出すビー太郎)」「べー(笑顔のおとう)」のあたりも、自然で微笑ましかったですね。子供と一緒の錦戸さんはあまねくカワイイな。なんか、プロの役者としての仕事をきっちりしつつ、思わず子供がカワイイという気持ちがこぼれちゃうような感じが、お芝居にも良い感じで反映されているような気がします。




 プンスカ言っていた若葉さんが律儀に作り上げた星綴りを手に取って、キラキラ微笑む草太さんも素敵でした〜。そして、ひなたちゃんの短冊に撃ち抜かれたようになり、ひなたちゃんは家族がほしかったのではないか、ピーナッツバター事件の原因が自分の言葉にあるのではないか、と若葉さんに電話する草太さんたら、もう、なんちゅうか、エェやつ〜。





 そしてそして、タイトルからして、初回で、もう、チッスするのね〜とは思っていたけど、ラスト、あのようなチッスがやってくるとは…。いや〜さすが痛快ラブコメ。良いわ良いわ〜。



 場面が、ヒューヒュー風吹きすさぶ草むらという、まさに決闘にふさわしいシチュエーションで、草太さん以外の激昂する面々がそれぞれのお国言葉になるのも面白く。




 すっかりできあがった若葉さんが、うぇっぷとなって、あわや…みたいになって。草太さんたら、否応なくドツかれていたのに、か細い声で「あっだいじょうぶすか」なんて言って(カワイイ!)




 …ゴックン…まさか…このまま…みたいな。あんまち美しい展開ではないけれど、いきなりのチッスにビックリして長いマツゲの瞳を見開いたままの、乙女みたいな草太さんが超カワイイ!きゃ〜!!





 なんて思っていたら、そこでツブサニコイが流れて、これが、またすごく良くて感動しました。てらいなく真っ直ぐ心に響く曲ね〜。どこか懐かしいようなメロディーなんだけど。最初は関ジャニ∞らしい美しいハーモニーで、その後はラストのしぶたにさんのところまでがユニゾンなのが(だったと思う)、なんか新鮮でした。曲も良いけれど、ユニゾンであれだけ力を持つのは、関ジャニ∞の音楽性が高いからだと思います。本当に。




 来週もエンディングのフラッシュ的映像と共にあの曲が流れるのね。素敵。さて次回はどんな展開が待っているのでしょう。いろいろ、すごく楽しみです〜!(初回から長くてごめん〜)。