ごめんね青春!2話

 (今回もネタバレにご注意よ!)



 2話もすごく面白かった!登場人物全員がお上手だし、愉快だし。クドカンさん的小ネタに笑いっぱなし!




 そして過去シーンはやっぱり切なく。前にも書いたけど、高校生の平助さんはナイーブでキュートな高校生そのものでした。衣装やメークの演出だけでなくて、イノセントな目付きとか、ちょっと高めの声音とか、佇まいから少年っぽくしてはんねんな〜。すばらしい。




 そして先生の平助さんは、ちゃんと先生らしく。前にオルトロスの時にも思ったけど、先生役だと、首の角度とかも自然と先生っぽくされるみたいで、さすが。





 女生徒との最初の出会いでつまずいちゃって、すっかりナメられちゃって。オロオロしつつ、でも、何とか頑張ろうとして。リサ先生に言われて、目の前の生徒に熱くぶつかっていく、そんな平助先生の一部始終が愛しかった!あの板書シーンの言葉が、手強い女性陣、中井さんとか、リサ先生とかにも響いたみたいで良うございました。




 しかし、平助先生って興味深いな。




 過去、とんこーと三女の歴史的不仲の原因を作っちゃって。それで当時あった合同文化祭の話も流れちゃって、とんこー生と付き合ったら停学という三女の校則までできちゃって。そんな諸々の落し前を付けるべく人知れず頑張ってはるのだと思うけど。今般、合併話が持ち上がった原因も、また、例の過去の件、だったりする訳ね。





 でも、あなた、いつか本当のことを話したら、いったいどうなるの?あら、そう、で済む話ではないのではなくて?どうやってフィニッシュを決めるの?




 な〜んて気になっちゃうのは、あたくしがクドカンさんの手中に落ちているということなのかな。




 平助先生が合同文化祭のことを放り込んでくる感じとか、ラスト、めっちゃカジュアルにサトシくんが登場するのとか、クドカンさんって意表を突くというか、やっぱり面白いわね。「…サトシ?」「おぅ、べーやん」て。





 予告ではサトシくんがべーやんに謝っていた様子。過去の事もさらにつまびらかにされるのかな。3話も楽しみ!




 続いて、今週の平助さんの素敵ポインツ。




 予告にもあったシーンだけど。冒頭・三女教室。事態収拾の為「あんた達、何やってんの?!」と怒鳴り入ったリサ先生に、すがるように言う「助けて下さい!」がすばらしい。情けないお顔も魅力的。あたくし的には、ああいうお顔させたら、平助さんは激イケメン界でナンバー1。




 その後も飛ばしまくるリサさんが、教卓ガ〜揺らして「神保〜〜!!」と怒鳴るクダリの、おびえたワンコ目も面白キュート。(ここでは生徒たちもそれぞれナイスなリアクションを取っているんだけど、特にクイズ王・昭島の動きが好きでした。しかし満島さんの勢いがスゴイ!面白い!)




 「目のやり場に困る」発言周りの、「潔く罪を認めたら間違って好感度上がるんじゃないか作戦」も凶と出て、シュンとしたお顔もナイス&困り犬状の愛らしさ。あたくし的には、シュンとさせたら、平助さんは激イケメン界でナンバー1。




 そして、このクダリで頭を下げている時、お顔に血が上るというか紅潮しているようだったから、高校時代との差を出す為に、先生の時はほぼスッピンに近いのではないか、なんて思いましてね。




 日にお弁当×3摂取のクイズ王・遠藤さんの自己紹介に目をシバタタかせるお顔とか。




 場面はとんこー保健室に移って、えっリサ先生、最初にそれ言って手懐けたの?のクダリで、長マツゲの目を大きく見開いているあたりとか。演技が見事な上に、ほぼスッピンでアップに耐えるイケメンだわ〜!なんて勝手に思っておりました。




 続くエレナっちょとのセクシートラップ・お風呂シーン。平助さんのイヤイヤイヤ、絶対おかしい、の言い方が面白キュート!先週のヤキソバのクダリよりさらに好きでした。そして、視線を感じて振り返る表情も良いし、えなりくんのホラー顔がまた、最高でした!




 しかし、上手いこと高校生を演じている錦戸さんですが、お風呂で背中とか見たら、スリムながらやっぱり大人で、高校生時代のお風呂シーンを撮るとしたら、首まで浸からないといけないわね〜なんて思いましたわ。えぇ。




 翌日、平助先生が学校に行ったら、すっかり女生徒にナメられていた訳ですが。




 (ここに関してはあんまりナメられている感じはしなかったけど)ビルケンさんとの「雨ニモ、マケタ」「ケズ」「風ニモ、マケタ」「ケズ」「アツノナツサニハ、カッタ!(笑顔)」「うん、良かった。ん、頑張ろうね」のクダリが面白ラブリーで大好きでした。ケズの重ね方とか、表情とか、エクセレント!ビルケンさんもカワイイ。




 その後、女生徒から机でブロック攻撃を受けて、腰とか小突かれている様子もナイスに情けなキュート。




 黒板にブラのクダリも良いのよ。板書していて、書き損じて、黒板消しは…と見たら、そこには何とピンクのブラが。どうする?!大きな瞳でめっちゃシリアスに逡巡したあげく、あえて危険を冒してみる平助先生ったらチャレンジャー。満面の笑みで「ヘイヘイヘイ、これ誰の〜?」とブラを振り回す様の愛らしかったことったら。女生徒になじられ、しおしおとブラをしまうのも面白キュートでした。まったく。演技上手いわ〜。




 そして、これは錦戸さん不在のシーンだけど、女子達が黒板の前で平助先生のあだ名を考えているシーン。懐かしのぬれ煎餅やら、色々書いてあったけど、平助先生のお顔らしき絵も黒板に書いてあり。ちゃんと長マツゲバサバサのツブラな垂れた目に、ホクロもあって、◇みたいな口で、カワイイ!なんて思いました。あの口の感じがアヒル口というかカッパ口ということなのかしら。なんてね。




 続いて、アマリちゃんが帰ってこなくて、お母さんが学校に来られるシーン。現実にはあり得ないけど、平助先生の挨拶を一度ならず完全ムシなお母さんが面白かったけれども。平助先生の「(アマリちゃんの)変わってない状態を、あまり見てないので。…あっ海老沢…海老沢」のセリフ回しも、表情も、最高でした。




 海老沢くんと電話で話す様子も良い先生、という感じで、素敵でしたわ(しげちゃんも良い感じでした。寄り目もナイス。斎藤さんも)。しかも平助先生、鉄板のホクロサイドの斜め顔、アゴのラインが最強!なんて、見惚れている所へ、スケボーでザ〜っと現れたドンマイ先生がキョーレツに愉快で息を呑みました。海老沢くんの声色とか、成田になりすまして、よござんすね?送信!とか言っているのとか。キョーレツどんまい先生と平・リサ・あまりんママのセリフ回しも間も良くて面白かった!




 そんな場で、檀家さんからもらったOGビーフの件で「それはでもさぁあ、ジップロックとかでアレして〜冷蔵庫入れとけば二、三日は持つでしょ、兄さん!」とか言っている平助さんも、すごく可笑しかった!巧みなセリフ回しに関西風味ゼロ、今やすっかり標準語ネィティブね。




 それから若い二人の駆け落ち未遂後のとんこー校長室。文化祭合同開催のメリットを語る平助さん。押しが弱そうで、結構プレゼン向きというか、人を納得させるような根拠を添えて割とスラスラ話すのですわね。(このあたりのセリフ回しもとっても良いと思うの)。




 しかし、リサ先生に、あなたは机上の空論を繰り返している、そういう指導者の言葉は生徒には響かない、まず目の前の生徒と向き合ってみたらいかがですか、と言われて。




 熱い板書のシーンとなる訳ですけれども。




 このあたり長いし、ことごとく良いので、書いたらキリがないけれど。「そんな訳ないんだよ。だって、親友ですら二人が付き合ってるの、知らなかったんだから」と絞り出すように言う表情とか、印象的でしたし。



 回想シーンの、ママがラジオのカバさんからの電話を持ってくる所とかも大好きでした。あそこの平助さん、まさに高校生でとってもカワイイ。慌ててラジオをつけて、「えっ、カバさん、うゎ〜、いつも聞いてます!」とかキラキラの瞳・高めの声で言っている姿が、チビ亮寄りに見えました。




 あと黒板の前で「…近すぎて見えてないんじゃないか。考えてくれ。お互い向き合って。絶対良い所が見つかるはずだ」と真摯に話した後、茶化そうとした神保さんを、あの中井さんが止めた時の平助先生の表情、プライスレス。本当に素敵な俳優さんだわ。




 「君たちが半年後に、あぁ男女共学クラスで良かったなって、そう思えるように先生も頑張ります」と強く言った後、以上です、とちょっと照れたように小さく笑うのも最高!




 次回はどんな表情が見られるか、楽しみです!