ごめんね青春!4話

 4話も面白かった!



 本当にもう、生徒も大人も、要・相関図な勢いの賑やかな恋愛模様でビックリ!(てかドラマHPに淡島的人物相関図あんねんな。トンコーサイトのどんまい部分に)。



 「バランス悪いだろ」のおさるとビルちゃんは面白キュートだし。アマリンちゃんと別れた海老沢君はさっさと中井さんに向いちゃうし。その中井さんは、何かそんな感じがしていたけど、平助先生が好きだというし。




 幼い弟妹がわんさかいる半田君は、例のセンセーショナルな自己紹介からリサ先生に夢中で、熱くコクって海に落ちちゃうし。そのリサ先生は、フルスロットルのブラックタイガーだけど、ハートの吊革の都市伝説をバチコ〜ン信じるトンダ乙女で(バカバカしい、迷信です、とか言っていたのにね)。付き合ってはいない、まだ好きでもない、でも原先生と結婚する!とか言いだすし。




 何か平助先生、モテてきたわね。4話では、日頃粛々と話すシスター斎藤校長が、シラフなのに、ものすごいノリで飛ばしておられたけど(三女教頭もなかなかでしたわね)。その校長から、壁ドンを強要されるというセクハラも受けておられましたしね。




 「原平助!あんたこっち来て、私に壁ドンしなさい!」って。平助さん、「えっ?」って可愛く笑ったけど、それではごまかせず。合併認めてあげたんだから、壁ドンくらいしなさいよ〜って。ふふ。 (ちなみに、あのシーン、少し考えた後、意を決して、校長の方にずんずん近づいていく平助先生の強い目付きも佇まいも超男前だった!結局、風間パパが代わりに行ってくれたけど)。





 ちなみに中井さんに関しては、とても中井さんらしいというか「先生のこと好きだけど、付き合うつもりはないです」ということで。(先生と付き合うとかダサい、近場で済ましてんじゃね〜よと思ってらしたとかで)。「合同文化祭、成功させたいし、その為にも精一杯頑張ります。でもそれは生徒会長だからじゃなくて、原先生のことが好きだからです」ということで。まぁでも、あのような人が味方についてくれたら、実に心強いけれど、平助先生としてもなんか複雑ですわね。




 そして今回、なんかサトシ君と、蜂谷パパと、リサさんは、過去の件を、なんとか許してくれるかも、とか思っちゃった。げっ、オマエやったんか〜い!それなのに今までずっと黙っとったんか〜い、と思われるだろうけど。サトシ君はああいったオトボケ君だし、蜂谷パパは大変だったけど今は成功されているし、隠れ乙女・リサ先生は都市伝説系の流れでアレかな、なんて。





 でも、ユウコさんは家を出て行方知れず、蜂谷ママも離婚して出て行っちゃったのよね。そのあたりの落し前も付けられるのかしら。ユウコさんは、今、どこでどうされているのか、興味深いわ〜。





 モデル歩きのイイ女にイメチェンのドンマイ先生に、「妖艶な」壁ドンをするえなり兄、しかも袈裟姿、のこれからも気になるし。はやく5話が見たいわ〜。




 ということで、今週の平助先生、素敵ポインツ。




 冒頭、ガールズバーで蜂谷パパの苦労談を、内心いたたまれない様子で聞く平助さん。ユウコさんへのメールをパパが削除・代返信していたと聞いて、打撃を受けた大きな垂れ目が切ない。




 平助先生がサトシ君を責められない理由、母ちゃんには言える、それは「俺が犯人だからだ!!」と怒鳴るお顔も。ケンカする幼子のように、頑是ない感じで切なラブリーでした。風が吹いたら桶屋が儲かる的なことをママが頑張って言ってくれているのを、上目遣いの困り犬の目で見るあたりも、キュートさ反則級でしたわ。




 続いてトンコー保健室。リサ先生に「ごめん。もう、ちょっと無理です」とつぶやく平助先生のシリアス顔が切なさマックス!!さすが憂い顔王子。何の話って、生徒たちの複雑な恋愛模様についていくのが、でしたけど。ふふ。





 飛んで、川の傍の道。自転車を押していく平・リサのお二人の姿が緑豊かな光景に映えます。生徒達はシーパラに行くのが目的ではない、とハートの吊革の都市伝説を話すリサ先生。





 「ハートの吊革車両が走るのは一日一回。何両目かも分からない。だから皆、血眼で探すんです」「可愛らしいじゃないですか」って、そういう平助さんが可愛らしいわよ!しかし、女子校の男性教諭は3〜5割増しにカッコ良く見えるって、そしたら平助先生はイケメン度150%だと思うけど、そもそも現実社会ではあんなん学校にいませんわねぇ。




 続いて、三女の親睦会。何かパサパサした固いお菓子に苦渋する校長・教頭・平助先生。「(校)捨てていいか」「(平)ダメに決まってるでしょ」「(教)もらいましょう。後で私が」「(平・キュートな笑顔で)じゃ僕のも」「(教)えっ?」とか言い合う三人。そこへ三女教頭の「いかがでした?校長先生自ら心を込めて焼いたクッキー」のアナウンスが流れ、同時にパッと振り返る三人が愉快。また前を向いて各人各様に微妙な表情をするのも見事。




 またそこへ風間パパが現れ「呼ばれてないでしょ、アンタ」とか小声で言っている平助先生が面白キュート。イヤなお顔しちゃって、父子関係がナチュラルに出ている感じで良いわね。最後に慣れていない感じで眉根にシワ寄せてアーメンしているのもラブリー。





 親睦会後の二次会のスナックでは、とにかく斎藤シスター校長がシラフで飛ばしまくっておられましたが。「平ちゃん、あたし、このノリ無理かも」と言うマドンナ先生に「我慢しましょう。二時間のコースですから」と言う平ちゃんが優しい。





 そして先程書いた校長に壁ドンを強要されるクダリを経て、日曜、シーパラ行きの日。




 三島駅前で、あれ、多いな、と生徒を数える平助先生が律儀でキュート。そこへ来たドンマイ先生を見て、何か感じ変わりましたね、とかふんわり言っているのも、あんまり女性事情に詳しくない人っぽくてナイス。しかし、あのシーン「今日は私にかわって成田君が成田になりすまします。しっかりね」「…な、成田で…いいんですよね」が可笑しかった!





 3人多いけど、行こう行こうと乗り込んだイズッパコ内。男子・女子がキャッキャ仲良くする姿に感動して、大きな目を潤ませる平助先生が愛しい。青春だな〜なんてシミジミ言っちゃって。そこで電車が揺れて、例の壁ドンになる訳ですが。





 イケメンの壁ドンの威力はハンパないわね。ちょっと目にかかった前髪、綺麗な鼻梁、澄んだ瞳、長い睫毛。とりわけ、あの目が素晴らしい。電車が不意に揺れて、思わず壁ドンしちゃって、驚いたように相手をまっすぐ見る目が、最高。やっぱりあの瞳は日本の宝だ。そして「おっと、壁ドンしちゃった」の言い方も良かったし、電車のドアにドンっとついた手まで美しいのも、素敵なのよねぇ。(リサ先生の乙女な表情も新鮮キュートでした〜。リサ先生は今回、乙女とブラックタイガーと行きつ戻りつするのが面白かった〜)。




 さて、シーパラでの一行。海、空、光、風、富士山。美しい景観の中でのロケは素敵ね。そんな中、(リサ姉とは)ろくに話したことがない、完全な片思いで、とリサ先生に話す平助先生。今更だけど、そんな平助先生の目がすごく大きくてキレイで、しかもセリフがないところでも雄弁に物言う瞳で素晴らしかったです。




 そこへ中井さんが来て、先生好きな人います?と切り込まれ、へどもどして。私、先生のこと好きみたいです、と言われて、ずっとビックリ目なのも。中井さんが去って一人残され、横顔で目をシバタタかせているのも、イケメンかつナイス平助さん!で良かったと思います。




 途中、半田君の派手な告白が聞こえて、何、今の?と焦って気を取られていたら。中井さんに「聞いてます?」と聞かれ「へ?…うん。はぃはぃ」とか言っている感じも、まさに平助さん!な感じで、なんか上手いのよ。実に良い味出されていると思うわ(何様)。




 そして最後の板書シーンでは、神保さんが柔らかい表情をされるようになって、テレ笑いがキュートでしたが。いわば社会は、巨大な男女共学クラスだ、という平助先生の言葉に妙に納得したりした中高年・朔さんであります。生徒とは距離が近くてお友達っぽいけど、ちゃんと威厳めいたものもあって、きちんと先生らしい平助先生の先生っぷりは素晴らしいと毎回思います。





 次回は駅伝絡みで、平助先生がまた感動していた様子。楽しみ!(ホームパーティで飲み過ぎて、二日酔いに苦しみながら書いたので、色々アレだったらすみません〜)