ごめんね青春!5話

 先日、大学の時のクラブの忘年会のやり取りをしていたら。


 出欠の返事の傍ら



 「ごめんね青春を毎週楽しみに見ています。錦戸くん、ハマリ役!」「私も見てます」「私も。みしまコロッケ食べたい」



 とか書いてくれた人が複数名いて喜んでおります。




 こちらから振らずに、一般友が彼の主演ドラマに触れてくれたことは、かつてなかったのよ〜。




 あたくしと同世代の中高年なので、古いネタは楽勝で分かるし、新しいのも、ほぼほぼイケるみたい。テンポが速いのもウェルカムな様子。ただ皆様、録画視聴ですけれどね。





 ということで、5話も面白かった!




 次々と繰り出される小ネタに笑いつつ、




 子供たちの夢を壊したくないと言う、小さなおサルの、素朴でささやかな瞳に宿る真摯な光や、




 風そよぐ畑での、蜂谷パパとサトシ君の雪解けや、




 「箱根まで駅伝」絡みの、平助先生の感動の涙に、心打たれたり。




 マドンナ先生、一平たんが既婚者って知らんかったんか〜い、とビックリな展開にビックリしたり。(道ならぬ事をした一平たんにも観音ママが見えるようになってんな)。





 そして「平ちゃんが、どうやって落し前を付けるか知り隊」としては(え〜い、普通に言わんか〜い)、




 お〜、合同文化祭の後で、本当のことを言うのね、そうしたらどうなっちゃうのかな、平助先生、一生懸命頑張っているし、その頃には、色々良い風が吹いているといいな〜とか、思ったりしました。




 蜂谷パパとサトシ君はちょっと良い感じになったし。リサ先生は平助先生と結婚すると決めたものの、(人を好きになったことがないこともあって)愛し方というか、平助先生の良い所・模索中みたいだけど(そんなもんざっくざくあろうがい←ファンとしてのつぶやき)、何かきっと大丈夫な気がするし。





 やっぱりdepends onユウコさんかしらね〜。あの時ユウコさんは、平ちゃんに「おはよう」と声を掛けられて「止めて」って泣いていたけど。家に帰って「話しかけられた。話しかけてくれた子がいたの。おはようって。トンコーの男の子でね、二学期に入って初めて、話しかけられた」とパパに嬉しそうに告げていたのね。それは良かった。




 それをパパが取り合わず、すげない言葉を掛けちゃったからかどうか、分からないけど、その翌日ユウコさんは家出したと。蜂谷パパのごめんねラジオをユウコさんは聞いていたかしら。三島にいないとダメか。ドラマが終わっちゃうのはヤだけど、ユウコさんが今どこでどうしているのか、はやく知りたいわ〜。できれば蜂谷ママの消息も分かって、崩壊した家族が何とか元に戻ったらいいな〜なんて思います。





 次回に続く駅伝も、なんか大変なことになっているみたいだし。予告の平助さんの普段とちょっと違う雰囲気の「お前にまだ優しさ残ってるなら、俺の事、ほっといて」も気になるし。はやく6話が見たい!!




 ということで、5話の平助先生、素敵ポインツ。




 冒頭、4つ目のイケナイ壁ドンが繰り広げられたトンコー保健室。一平さんを隠して、不自然さ全開のマドンナ先生に追い出される平助先生がナチュラルで面白キュート。(リサ先生も無邪気でラブリーでした。あの壁ドンを見ちゃった成田君のアヤシイ動きも好きでした)。




 続いて、三女校門前。イズッパコで西高にやられたおサルに「おい、どうしたクローズ!」と駆け寄るワインレッドのセーターの平助先生、素敵。 (女生徒たちとおサルのやり取りがまた、愉快!)。その後、平助先生が女生徒に囲まれてビルのファンサイトを見る図も、すっかり女生徒ととも打ち解けた様子で、思わず目頭を押さえたアタクシ(何目線やねん)。





 とか書いていたら、全編素敵すぎて書ききれないので、この後はいくつかかいつまんで。




 え〜と、まず、蜂谷パパが、火事の後ユウコとは一度だけ話した、と語るシーン。おはようって話しかけられたと言ったユウコに、あの時優しい言葉をかけていたら…という蜂谷パパの話を、大きな目を潤ませて聞いている平助先生の切な顔が素晴らしい。ふとした瞬きや目線の揺れも胸を打つ。





 さらに「そうかい。話かけてくれたのは君だったか。ありがとうね」と言われ。かすかに首を振って、でも本当のことは言えなくて。潤んだ目のまま、瞬間かすかに眉根にシワを寄せて、苦しそうな、自分に憤るようなお顔をされたように私には見えて、見事だと思いました。今更だけど錦戸さん、実に良い表情をされる俳優さんよね〜。 (回想シーンのハルさんの表情も麗し切なくてナイスでしたけれども)。






 続いて「箱根まで駅伝」に出たいと生徒たちが言うシーン。




 最初「まで?!」「はい。これに出ようと思ってます」「これに?走るの?ぇ箱根まで?何で?」と「??!」な様子だったけど、西高に勝ちたい!という生徒たちの意向を知るや、一気に感動して泣いちゃう平助先生の演技が素晴らしい。さすが錦戸亮





 そこへ自転車でザザーッと駆け付けたリサ先生が、平助先生の様子を見て。「ちょっとあんたたち何したの?!」って「誰が泣かせたの?!」みたいに言うのも面白キュートでしたけれども(いじめられっ子を庇うガキ大将みたい)。





 そこで「いや、違うんです、先生!俺、感動してるんです!」って、垂れた目から大粒の涙をはらり落として子供のように泣きじゃくる錦戸さんがやっぱり素晴らしい!!





 生徒もリサ先生も、平助さんが長いこと抱えてきた思いを知らないし。平素から頼りなさ気で、生徒たちとの距離も近いものの、一応ちゃんと大人の先生、な平助さんがいきなり感極まった様子に、彼らは引いていた様子だけど。





 これまた涙ながらに観音ママに訴えていたように、水と油と言われたトンコー生と三女生が、一致団結して駅伝に出るなんて言うのですもの、それも自主的に、生徒の意志で。それは泣くわよね。





 それにしても、学校で泣いて、家に帰っても酔っぱらいながら泣いて、泣きはらしてトロンとした大きな目(長マツゲ付き)が涙に光っている感じがリアルで素晴らしかったし、ママに懸命に訴える様子も愉快でラブリーでございました。ハブとマングース、スイカと天ぷら、とか言いつのっちゃって。ふふ。






 そして、この間まで目も合わせなかった男女が、こんなに早く心一つになるなんて、と笑顔で感動に浸っていたら、ママに「あの火事がなかったら、もっとはやく一つになってたんだよ」と釘を刺され、叱られ犬の上目遣いになるのもデラキュートでした!あたくしも平ちゃんに釘刺したいわ〜。






 続いて、エレナっちょのセクシートラップ。一平たん!と寝床でくっついてくるエレナっちょを至近距離で見つめる平助さん。「きゃ〜!一平たんじゃない!」と悲鳴を上げるエレナっちょに「一平たんじゃないよ!平助たんの部屋だも〜ん!」とか言っている平助たんが面白ラブリー!!平助たんだって。カワイイ!




 その後のヘイヘイヘイ何してんだよ、お前は、のクダリも勢いがあって面白キュートでした。




 しかし、ビックリした勢いで「もうお前でいいよねぇ?年下だし」と一時的にお前呼び・タメ口になったけど、その後、対兄嫁な感じの丁寧語に戻るし。





 夜中なのに、兄嫁の赤裸々な告白にうへぇ、みたいなお顔をしつつも話を聞いてあげるし。「元々が異常だったんじゃないですか」とか割と優しく言ってあげるし。平助さん、律儀でエェ子やんな。





 それでも話の止まらないエレナっちょに、「ちょっと静かにしてもらっていいすか」「寝てもいいすか、もう」とか、さすがにちょっとウザそうに言う感じもナイスでした。





 「平素より遊び相手になって頂いて、感謝しております」「…あ、遊びでやってたんだ」も愉快だったな。あたくしも平ちゃんで遊びたいわ〜。あ、ナイスボディな若美女限定?あらそ。





 さて、兄嫁はワーワー愚痴るわ、コピーロボットは煩悩を振り払うべく大音声で読経するわ、嫁の名を呼びつつ水ゴリするわで、安眠できなかった平助先生、翌日の授業の板書をしつつ、コックリ居眠りしちゃうのもキュートでしたけれど。




 駅伝の朝練で、自転車で伴走する姿は爽やかな笑顔のイケメンさんで素敵でしたわ〜。あんなんが伴走してくれたら、あたくしも箱根まで走れる!(車で)





 ちなみに伴走する平助先生にトミーが一瞬コワくなったけど、何かの伏線かしら。ま、いいや。




 続いて、おサルってか、クローズってか古井君の警察沙汰を知らせに来たのに、ちゃっかり学校名を提案している平助先生が面白キュート(平助案・聖駿高校が採用されてニコニコしているし)。





 ちなみに、この学校名決定のトンコー校長室のシーンも、古井君のいる警察に駆け付けるシーンも、トンコー保健室で古井君のアルバイトの話をするシーンも。ドラマを楽しみつつ、白いシャツと紺のセーターというシンプルないでたちで、平助先生、どんだけイケメンなんだ、とか思っておりました(こんなんばっかりですみません)。






 さて、秘密保持の誓約書まで書く厳重さで、知ることとなった古井君の秘密。怪しげな路地裏のトランクルームに連れていかれる平助先生。恐る恐る鍵を開け、シャッターを上げて「わぁ〜〜〜!死体!!目合った、目合った!」とかワメくヘタレっぷりが見事!





 「平ちゃん、落ち着け!平ちゃん、よく見て」とチビクローズにガッチリ肩つかまれてナダメられているし。もう、イエローさん(とか突然呼んでみたり)演技は上手だし、おののくお顔は幼子のようにカワイイし、最強!!






 そして落ち着いて見たら死体でなくて、みしまるくんだったけど、古井君の「俺、みしまるくんなんだ」という静かな告白に「?」となっているお顔もナイス&キュートでした。






 それから川辺で「子供たちの夢を壊したくないんだ」と言う古井君を見る表情も良かったと思います。(最初の方にも書いたけど、古井君の真摯な表情もナイス!彼も素敵な俳優さんね)。





 いつの間にか隣から去って、子供たちと遊んでいる、みしまる古井君を見る平助先生の表情も良いのよ。目尻がちょっと光っていた気もするし。川辺バックのイケメンさんの姿が、一幅の美しい絵のようでした。





 続いて、古井君の代わりにみしまるくんに入ってくれないかと頼んで断られるくだり。かつて似ていると言われた中川家・お兄さんが「俺たちゆるくなんかないですから」と言うのを聞く平助先生のお顔も素敵でした。





 そして今週の板書シーン。一話からちゃんと先生に見えたけど、先生っぷりがますます良い塩梅になってきた気がしますが。




 「これはもう、トンコーと西校の問題じゃない。駒形大学付属聖駿高校の面子がかかってるんだ」と精悍なお顔で言い切ったかと思うと。「…??」な空気に「あっまだ言ってなかったっけ?…あの、こんなタイミングでアレですけど、あの、学校の名前、決まったんです」とかフワフワと言うあたり。もうほんと上手いし、愉快!と思いましたわ。





 「腑に落ちたら、忘れちゃうっていうことだ。大人になって思い出すのは、腑に落ちない思い出ばっかりだ。それが青春!!ってことですよね?」も最高!そう、腑に落ちたら忘れちゃうのよね。





 そして教室の外で待っていた中井さんに微笑む笑顔も素敵でした。その中井さんは、駅伝開始直前、「頼んだぞ、中井さん!」と叫ぶ平助先生を見て嬉しそうだったけど。さて、来週どうなるのでしょう。次回もすごく楽しみ!!