遥斗くんの東京弁2

今日も昨日に引き続き、東京弁の話。

1. 9話の告白シーンから遡って、亜也ちゃんを水族館に誘う電話のシーン。文化祭の発表のお題「海の七不思議」の一つ、「海亀の涙」の「ウミガメ」部分なのですが。リアルタイムで見ている時、ちょっと耳に残ったのですね。これも母音が強いかなと思ったのよねぇ。今見返してみたら、そんなでもないんだけど。ここは、母音を落とす(省く)のではなく、ウミガメに含まれる母音を全部短め、弱めに発音すると、よりクールな東京弁になるかも。(お前誰だよって感じだな)

2. もう一つ。水族館帰りに亜也ちゃんを雨に濡らしてしまい、悄然と帰る歩道橋の上。言葉が少し不明瞭になってきた亜也ちゃんとの、これも電話シーン。

「ごめん、雨でよく聞こえない」
「やっぱり、聞こえにくいかな」
(ここでかすかに目が泳ぎ、言葉を探しながら、少し口を開ける遥斗くんの表情が素晴らしい)
「そんなことないから。だいじょぶだから」

の、「そんなことない」部分。「ない」がやや尻上りの関西イントネーション風だった気が。ここは一つ尻下がりでお願い。

このように、重箱の隅をつつくようなことを書いていたら、鬱々とした気分になりましたわ。東京弁の話はまた気が向いたら書こうっと。