先日のてるてる話ですが。和ちゃんは、家庭に恵まれない、幸薄い、控えめな青年そのものに見えましたよね。当時は何も知らなかったので、錦戸氏=和ちゃんというイメージを持って見ていました。そういう視聴者が結構多かったと思うの。


 それが、実は、大家族で、厳しくも幸せに育てられた、四人兄弟の三男さんだったとは。時にボスと呼ばれたり、コンサートで過激にハイテンションになったりするお人だったとは(これはずいぶん最近の話だけど)。そしてまた、二重否定のあのソロ曲では、ああいった踊りで観衆をもてなしてくれる、大人なアイドルだったとは。数年前までは、もみじのような手で、たっかい声の、とびきりカワイイおちびさんだったとは。


 ファンになりたての頃は、和ちゃんとのギャップに一つひとつ驚いていた気がします。あのおとなしそうなパン屋の子が、実はいろいろな意外性を備えた、コワモテだがカワイイ青年だったと知り、ますます贔屓の度合いが増していったのですねぇ。