ラストフレンズ最終章の宗佑の演技

 最終章のイエローさんの演技についてちょっと書いておこうかと思って。そうすると、印象的なのはやはり泣きのシーンなのですが。



 おそらくファンの中では、「亮ちゃんはずいぶん前から泣くの上手なのよ」というのが普遍的な認識だと思うの。宗/佑がヒレツで、ファンの方からも、もう無理という声が聞こえてきた頃、ここはこういう風に上手にヘンな人を演じているよ〜的なことは懸命に書いてきましたが(←それが何かの足しになるかは分らないけど)。美しい泣きのシーンについては、もうあたくしなんぞがお伝えするまでもないような。



 でも、あたくしのような後発ファンが僭越ですが、ここは、今回のドラマでイエローさんに着目された方にお伝えする気持ちで、イエローさんの泣きのシーンについてちょっと書いてみようかなと。諸先輩方大目に見てね。



 イエローさんはおちび時代(1999年の城之内亮という役で)、すでに、澄んだ瞳で涙をポロポロ落として美しく泣く演技をされているのですね。標準語でのお芝居で時々関西弁がひょっこり顔を出していたけど、キラキラの瞳でしんじつの涙を流す小さな小さな姿はもうタダモノでない感が溢れていたようです。



 一リットルではラ・ブ・レ・タ・アだと渡された手紙を嬉しげに読み始めて、実はお別れの手紙だと気付いていく過程がそれはそれはすばらしかったです。最初かすかに眉が曇って、その後の、頬をつたう、ふた筋の澄んだ涙の美しかったことったら。病院での「あそうくん。あるけなく、なっちゃった。」「うん」「でもあたしやくにたてた」「あぁ」「やくにたったんだ」「そうだよ」も最高でしたわ。この時の泣き顔と涙声が一番好きかも。もうボードでしか話せなくなってしまった時の「いきてね。ずっといきて」「(涙がこぼれて頷いて)分った」みたいなのも最強でしたね。



 すみません。前置きが長くなって最終章話に至らないうちに、続きは次回〜。