ラスフレ脚本家さんへのインタビュー

 基本、家では一人でラの字ドラマを見ていましたの。娘達は「君はんにん〜」「パ/ズル」みたいな楽しいのが好きで。それから食いしん坊だからか「お/せん」も見ていました。「むかいり(←とか言っていた)背高いし、かわいいし、お話もかわいいのに、何故皆もっとこっちを見ない?」とイブカシんでいましたわ。一応ラの字話は聞いてくれて、ベビーの名前ルミちゃんで宗/佑不在だったよ〜と言ったら、「宗/佑と書いてルミと読むっ」とかは?と言ってくれたけど。そういえば、別途主人もお/せんを見ていたらしく、蒼/井ゆうちゃんがかわいいから?と聞いたら、「ううん、うちくん」等と言う。(←多分、冗談)



 ということで家では、最終回でコケッとなった気持ちを分かち合う者がいませんでしたが、お知り合いの皆様はほとんど同様の感想をお持ちのようで安堵しました。ドラマHPページのメッセージを読んだら、あたくしってヘンなのかな〜と不安になったから。



 ちょっと腑抜けになっていてタイミングを逸してしまったけれど、お友達からだいぶ前にメールで教えて頂いた、脚本家の方のインタビュー話について書こうかと思います。既にブログで書いていらっしゃる方も何人かおみかけしたのだけどね。



 えと。当初ミ/チ・ル/カの二人が決まっていたと。それからエ/リが加わって、女の子3人のお話にしようという案があったけど、後からボーイズが加わったそうですね。宗/佑役に関しては、ミ/チルがシェ/アハウスに逃げ込んでくるためにDVを行う男性が必要だったので、いわば「記号的な」役で良いかなと思っておられたと。でも、イエローさんの顔を見て、すごく切ないものを感じて、これはラブストーリになると思われたとか。つまり、“愛しているのにDVをやってしまう”みたいな、相反するものがイエローさんを見て膨らんだというのですね。(イエローさんも、あなたを見てイメージが膨らんだから頑張ってと言われたと、どこかで話されていたような。)


 この後お友達の言葉をほぼそのまま写しちゃうと。「そんなわけで、当初ドラマ公式(先行?)情報では、あの三人の三角関係メインであったはずが、始まってみれば思いのほか色濃く、宗佑→ミチルの〈歪んだ愛〉の物語が織り込まれていたのかなあと…。惜しむらくは、宗佑というキャラが立ったことで気を良くして〈調子に乗って、ともいいますね〉暴走しすぎたきらいがある点ですかね〜。」


 数字がとれたら、いいじゃんと言われたらそれまでだけど、もう少し宗佑→ミチルラインを丁寧に描いてくれていたら、もちょっと良質なエンターテインメントになっていたのではあるまいかと思われ、大変残念だ、とお友達は結んでおられます。



 それぁ亮ちゃんのお顔見たら切ないものを感じ取られるだろうさ、なるほど、ドラマが決まった頃のあいまいな報道もこれで合点がいくなと、興味深くメールを拝見しました。B様、ありがとな。さすが!の文章も、脚本家の方への優しさを残した表現も素敵ですわ。(後日、他の方のメールもご紹介できれば、と思っています。) 


 B様もそう書いておられたのですが、イエローさんは記号的な役で連れてこられる感じではないから、Pの方とか、どなたかがそれなりの心積もりをもって配役されたのかもね。当初2回くらいしか出ないかもという噂もあったけど、フタを開けたら宗/佑シーンはすっかり呼び物になっていましたものね。



 前にも書いたけど、ご家庭に多様な娯楽があふれ、家事などでバタバタ忙しい環境下で、人々を強引に画面にひきつける為だけに、イエローさんがうっすい体で懸命にDVシーンを演じたのならヤだなと。イエローさんがヘンなヤツを上手く演じれば演じるほど、なんやかんや聞こえてきて、それは聞いたよ、もう分ったよ、と耳を覆いたくなったし。


 はっきりとした、目に立つシーンの話題は分りやすいから、ネットの口コミパワーとも結びついてどんどん評判になったのね。誰でも、「の/だめとべつじんのたんぱつじゅりちゃんとおかおもげんどうもおんがくもこわいそうすけ」は分るものね。また誰の味方か分らないようなことを書いているけど。きょうび数字を取るのは、こういうアザトイ系ドラマなのかな。もう少しほにゃらかしたドラマが数字を取れる環境にならないかな。



 それでも、やっぱり宗/佑を演じる錦戸亮は、図抜けて魅力的でありましたわ。今回、特に大人の人で、イエローさんの良さに気づいた方も多いのではないかしらん。ごく控えめに言って、彼のいない最終回の画面は精彩を欠いていたと思うよ。脚本と演出のせいだけじゃなくてね。(きゃーごめんシェ/アハウス陣ファンの方〜)。