流星2回目

 2回目も良かった〜。子役ちゃんズにはすっかり泣かされたし。大人の皆様の、愉快だったり、切なかったり、はっとさせたりする演技にも魅了されまくりましたわ。


 今回、ジョージさんと泰/輔くんのかけあいは、地味DVD談議でしたが。泰/輔くんの引き気味な「深いっス」の言い方と表情が巧みだったと思います〜。ジョージさんの怪演のおかげもあると思うけど。


 カレー店での、兄貴に「どうせ暑苦しい説教臭いこと言われる」予想が的中するシーンでは。ほらやっぱりな、という風にシーちゃんを見やり、兄貴をネメツケル泰/輔くんのお顔がもう。神様ありがとう!的に男前でしたわ〜。「しゅうじょう」あたりはちょっとテンポが緩やかかな、なんて思いつつ。日頃カンでは赤面する人が逆の役を演じる事や、兄貴のキュートな「面白いこと思いついた顔」等でたくさん楽しませて頂きました。



 それでな、もうほんといつか石投げられるんじゃないかと思うんだけど、一個だけ言うていい?やはり関西ご出身のシーちゃんの「暑苦しい」が「アツグルシイ」に聞こえたんだけど。ひょっとして関西では「アツグルシイ」と言うの?それとも、クなんだけど、憧れの関西風味になっているだけ?もし後者なら、わー亮ちゃんだけでなくて良かった〜とか変な喜び方をしちゃった。



 その他のかけあいシーンはテンポ感も抜群で、銀縁眼鏡シーン等、セリフ回しも良かったわ〜。「出ったっよ!もう女優気取りかっ」とか。「オレが言葉に詰まったら、隣でパンちらしたりおっぱいで谷間作ってさ」とか言って。あんなにクールで知的な風貌で、真顔で胸を寄せたりするのがオカシかったな。有明3付近も良い感じでした。「聞き流そうとしたけどやっぱダメだ。気になる」とか。



 似顔絵に似た人がいると警察から情報が入るあたり。警察が捕まえたのでは自分達で殺せない、殴れもしない、という言葉はとても深くて辛いものですね。マジ泣きシーちゃんの言葉を聞いて、「そこまで言うなら行こう」と言った兄貴の言葉に、はっとした泰/輔くんの表情はそれこそ深く、切なく、美しかったと思います。へらへらしつつも重いものを抱えている感が伝わったかも。


 キャナメさんに食べてもらえなかったハヤシライスをタイ・シーが嬉しそうに食べるシーンも印象的でした。「萎える」とか言って日々やや兄を軽んじている感のある弟妹でも、きちんと兄への愛情を持っているのが伝わって素敵でしたね。過去シーンとの重層感もあり、胸を打つものがありました。うまいよ兄貴、また作ってよなんて言う泰/輔の表情は素直で暖かい感じでした。


 上記のように切なかったり、暖かかったり、様々な表情があるから、おちゃらけキュートキャラの泰/輔くんがより魅力的になっている気が致します。しかもおバカキャラを演じつつ、そこここで色香が流出するのも最強ですね〜。銀縁眼鏡の向こうの垂れ目がセクチーだったわ。


 他の皆様も素晴らしかったです。前から兄貴は気になる青年だったけど。有明3を否定され、サーッと血が引いたようなショック顔をして。お約束の膝抱えポーズで丸まって、「泣いてないっ!!!バイトっ!!!」とか言い捨ててダダッと出て行っちゃったりして。ステッカーを投げ捨てる猫背気味の背中も切なく。母性本能直撃型で、全速力で駆け寄っていってヨシヨシしたくなる方よね。大迷惑だろうけど。かと思うと「ダメだ」と泰/輔くんに断言するのは十分威厳があったりして、さすがですわ。


 キャナメさんも相変わらず飛ばしているし。なぜ詳しくないお相撲に例えようとする?みたいな。「寝ないっ!!!」とか言って、あっという間に寝ちゃうし。


 高/山さんも最高でしたわ。ねっとりした声や話し方も。ノックさんばりの前髪も、執拗な目線も。ジムで汗ばんだぴったりウェアで走る姿勢も。松葉杖で歩く様子すらも、すべてが見事にキモオカシかったです。片足ケンケンで階段カカカッと上ってきたりして。ふふ。


 さて、来週は不思議なウェーブヘアとアゴヒゲ泰/輔の登場ですね。たぶん予告で出たあたりのセリフは原作通りだけど、シーと一緒にいる泰/輔はもっと地味目のつくりだったような。またえらく目立つつくりにしたものね〜。楽しみ〜。