流星3回

 ツマンナイ用事でバタバタしていて、皆様の素敵ブログを拝見していない状態で書いておりまして、いろいろ内容カブッているかもしれません、すみません。


 3回終わった時点で改めて思うのは、私はあのドラマが実際涙が出るほど好き!という事であります。泣いたり笑ったり精神活動が活発になるせいか、見た後はラスフレ時とはまた違った意味でまた、目が冴えて寝付きにくかったりしてね。


 今回も、背広の着方から手の振り方から、のっけからイトシの高/山さんがオカシクて。平成18年以降発行しなくなったドル建債券を見せようとしたあたり、詐欺的には大きな破綻があったようなのに。泰/輔くんの詐欺師らしからぬマンガみたいな慌てっぷりと結婚(けつこんつ!)をにおわすシーちゃんのアドリブ等で、強引に、150万円を見事ゲットしたのも愉快でした。


 しかし泰/輔くんが分かりやすくパニクる様子の愛くるしさったら!コーラみたいなのを氷カタカタいわせてストローでチューチュー飲んだと思ったら、「あぁっ」とピャーっとこぼして。口半開きのナイスな表情で今どき、ネクタイでそれを拭いたりして。震える手でタバコ(反対向き)をくわえてライターを空擦りしたかと思えば。携帯していたのか?という小袋の柿の種みたいなのを半笑いで小動物的にパリポリ食べたりする、あのカワイくてカワイそうな感じが忘れられません。さすがカワイソ村の村長の弟。


 端整な男前なのに、普段すいませんすいませんとか言いながらぺこぴょこ動く様子がカワイらしいのを、作り手の皆様が生かして下さったようで、素敵でしたわ。それでいて外見は銀縁眼鏡/スーツで甘いマスクのクールな銀行マンである所もすばらしく。亮ちゃんは素では激しく焦ったりされるようだけど、あれだけ分かりやすい慌てっぷりをドラマで演じられるのは今回のような機会しかないだろうから、新鮮で面白かったです。


 「からかうなよ」「いいのかい、働いてためたお金だろ」「すまない」なんて言うあたりも、兄貴のシナリオだからか、ちょっと古風な二枚目風で良かったな。


 詐欺が成功して、夜の屋上でハイテンションに乾杯している時、お約束的・UF/O1万個食えるぜ付近の流れで、150万円割るヤンジ/ャン代300円ができないのもカワイかったし(でも私もできないかも)。雲がかかった月の下、回想モードに入りそうになる時の切ない表情も、おぉっとアブナイと陽気モードに引き戻す感じも良かったと思います。


 シーちゃんと血がつながっていないことをそろそろ言わなくては、と兄弟が話し合う夜の公園シーンも美しかったですね。照明に浮かんだ樹々の緑と光る水面に、つるんとしたお肌のイケメンズが映えてちょっと幻想的ですらあったような。あれは、あそこでボートに乗るとお別れがくるという説のあった公園でしょうか。饒舌になる弟と黙り込む兄と、二人とも彼女が好きなら切ないね。


 子役ちゃんズと今の姿が錯綜する演出も斬新で好きでした。だってどっちも大事だからと泣きそうな顔で二つのおもちゃを持っているきれいな大人の手とか、弟よりちょっとちっちゃい兄貴が「おにいちゃんは」とか言うのとか、不思議な味があったような。


 そしてそして今回も予告の泰/輔くんがとても気になりましたですね。ラッパーみたいな格好とか。海辺で「いやーキャーはっは」とかオタケんでいるのとか。かと思うと「絶対あいつだ」のシリアス顔とかが、ぱぱっと見えて、また一週間次回が楽しみでならない日々が続くのですわ〜。しかし「絶対あいつだ」顔みたいな、イエローさんがはっとした顔は、ほんとにはっとしていてこっちもはっとするわ、って何を言っているんだか。ふふ。