流星4回

 今回も面白かった〜。有明兄妹があまりにも可愛いくてイトシ過ぎて、見終わった後、切なくなりました。あたくしは、彼らも、他の流星ファミリーズもずーっと半永久的に見ていたいから。ストーリーが進展すればそれだけ終わりが近づくようで、むしろ哀しい気がするけど。相変わらずビックリ箱的展開ではありつつも、今回は比較的原作に忠実で「進展」があったのかな?そういうのを喜ぶ方が満足されたら良いな。シーちゃんがハヤシライスを食べて涙を流すあたり、小説も良いけど、映像の力ってあるのね、と思いました。口元を押さえる透き通るような手・指の美しさ等は文章では伝えにくいものね。(妊娠初期が辛いと何故かハイテンションで言いつのる兄貴も良かった〜)。


 そーしてそして泰/輔くんですが、今回も多様な表情が見られて幸せでしたとも。ミネフジコかよ、なんてちょっと眉をひそめた男前アップ顔も、兄貴のシネクネした一人芝居をサゲスム顔も良かったし。キャナメさん(ナイス・スキップでした!)をワイン試飲会で首尾よく乗せた後のシーちゃんとの握手シーン等は、くるっとした瞳がキュートでしたわ。このところイエローさんはお顔がまた痩せたのかしら、ますます瞳がおっきいような。そして一貫してキャバクラ費が計算のベースになっているのもナイスよ〜。


 あのアゴヒゲ春日井さんは、帰国子女のサオリさんなんか子供扱いする「大人」な演出だったのね。ふふ、か〜わいい〜。行成が堅物で。「さすが兄貴の友達」「友達じゃねーよ」なんていうシーンのイエローさんのビックリ顔も良かったな。


 千円でこんなにもらっていいのかい?とか言っている愉快ななかしまさんとの宝石鑑定シーンは、鑑定眼鏡とライト付の真剣なお顔で寄って来る泰/輔くんが近くてドキドキしました。あたくしなら0.002秒位で石になっているわ〜。あんなナゾなヒトが兄貴の彼女〜?!とか言っているシーちゃんとの海辺シーンは羨ましく、かつ美しく、魅惑のイエローボイスでのきゃーはっはとかいう雄叫びが大好きでした。前から思っていたけど、関東だったらイエローさんはとてもポップでにぎやかな人の部類に入るのではない?てるてる和ちゃんが大人しい役だったから、当初ちょっとビックリしたのよ〜。実はおっきな声でガシガシ話す青年なのだな、と。


 さらに今回特に印象に残ったのは、泰/輔くんの無邪気な少年のような表情であります。ジョージさんのキャバクラでオーナーよりモテちゃったのね、なシーンで、おねいさん達と追いかけっこしている時ですら、何だか清々しく可愛かったような。これがオヤジのヒトだったらチモイのに(但しプリチー・ジョージさんを除く)。酔っ払って帰ってきて、しーずな〜。シーっ。とか声高に叫んでいる表情も愛らしかったし。VIPの息子なヒップホップダンサーとして、なおちゃ〜んイエ〜ァとか言っている時も、ピカピカお肌の素の美しさが映えたあどけないような笑顔が良かったな。それぁお上手よね、ターンが華麗だこと、的ダンスまで見られて何とお値打ちドラマでしょう。


 あのヒップホップダンサーと銀縁眼鏡銀行マンないしアゴヒゲ宝石商ないしホストミツルが同じヒトには見えにくい、と思われる方がたくさんいらっしゃるといいのだけれど。イエローさんは遥/斗くんみたいな、ちょっとぶっきらぼうだけど好青年なやつ、とか、宗/佑さんみたいな危うい狂気のヒトとか、に限定されない、きらめく多面体(←fぼん様ちと拝借)なのよ、ということを分かってくれる方が増えるといいな、と思いますです。


 そして、前述のようなキャワイイ表情を見せる一方。苦労させるから子供はたぶん生まないとちーちゃんが言うあたりの、泰/輔君の伏目の辛げな表情なども決定的に良いのですわね。カレー店でセリフなく後ろにいるとカッコつけてるみたいだからって、バナナをパクパク食べているのはナイスアイディアでしたわ。だって存在しているだけで確かに無駄にカッコいいから。ラスト、行成父を見て、あの日裏口から出た男だ、間違いない、絶対あいつだ、と言っている暗がり車内ドアップの泰/輔くんの美しさは、ブラウン管越しでも石になりそうでした。来週予告の友和様の楽しかったな今日な〜、なシーンの人好きのする笑顔といい、明るい表情も最高ですが、やっぱり切ない表情の亮ちゃんの色っぽさは尋常ではありませんわね。次週もすんごく楽しみですし、まだ4回終わった所なのに、またぜひ近い機会にイエローさんの演技を、ドラマを見せて下さいお願いしますと早くも祈っちゃったりする今日この頃であります〜。