流星6回

 今回は「本当の兄妹じゃない」絡みのシリアスシーンも多く、見終わった後も、何だかもう切なかったです。叶いそうもない想いを抱きつつ。衝撃を受けるシーちゃんを思いやる泰/輔くんの痛み、みたいな物に思いを巡らせちゃったり。そうして、あぁ〜素敵な人々に囲まれたキュート泰兄も後何回かで見られなくなるのね、とまたまた哀しくなっちゃったりして。


 
 衝撃を受けることに変わりはないだろうけど、もうちょっと落ち着いた状況できちんと話してあげられたら良かったのに。シーパパのことも、もう少し言い方があったろうに。お兄ズが激しく争う最悪の状況でそれを聞かれてしまって。



 シーの姿を先に見つけてはっとした泰/輔くんが、辛そうに下を向いてから、うめくように「兄貴…」と言う表情に、声に、胸打たれました。「俺等はおまえの本当の兄貴じゃない」と兄貴が明言した時、気遣わしげにシーちゃんをちらりと見やるのも。振り返って言う「最悪だよ」も。「ついてこないで」と言われてちょっとうつむくのも。泰/輔君のお顔が、表情が、声が、ことごとく切なくて、魅力的でした。さすが、錦戸亮。さすが、セツナ村の村長さん。って違うか。


 かと思うと。泰/輔くんの中身の素直さが思わずこぼれる感じの笑顔がまた良いのですね。麻生さんと別れた後、カレーショップの屋上を見上げた時にちらりと見せた、あっ上にいるかな?的笑顔とか(あの時飲み物2本持っていたのよね。それで功シーが二人でいるのを見た時の表情がまたナイスだったような)。屋上3人の天体観測寝転びシーンの「全然強いよなシーのほうが。俺等なんかより全然」のあたりとか。泰/輔くんの端整な横顔がふっと柔らかくなって、見る人の心を暖かくするのですね。って前にも書いたけど。寝ていたと思ったシーが「あたりまえじゃん21だよ」と言ってニヒヒーと笑った後の、下を向いた泰/輔くんの笑顔も、新鮮なアングルで素敵でした。強い瞳の男前顔もセツナ顔も笑顔も最強だわ〜。


 ってお顔関係のことばかり書いているかしら。前回のドラマ時はある意味逆境下にあったから(笑)、ここの、あそこの演技が上手とか必死に書いていた気がするけど。今回は亮ちゃんはここをこういう風に巧みに演じてみせているな、と思うより、もう泰/輔くんにしか見えなくて、すっかり感情移入しているというか。それってやっぱりイエローさんの演技力が高いということやんな。


 そういえば新人ネタのバリエーションも見られたおヒゲの春日井さんのシーンは、もうちょっとおサルの日のお兄ちゃんを念入りに見たかったです。しかしおサルって。やっぱりケダモノでもキュート系になるのかしらね。あのおサルの発音がまたカワイイのですわ〜。話は飛ぶけどアルバム・カラーのスマイルメイカーだったかしらん、イエローさんの「ツライ」っていう発音を聞く度にあーカワイイと思っておりまして。ラ行が独特でエル音っぽいというか。「ツ」も口をとがらせた特殊な感じで、tsuではくてTUというか。おっとまた病気の世界に飛んでしまったわ。えぇと、とにかく。こんなオバサンでいいのと聞かれ、自分でもどっちか良く分からない斜めこっくりをした後、ひとしきりニヤッタラして、今日はおサルの日と心に決めて、たっかいお鼻でお顔を近づけていく泰/輔くんがキュートすぎたというお話であります。


 何だか次回の予告は亮子さん、ないし、ヲタクの方的な人影が見えたような。「兄弟じゃないよ」と言う泰/輔くんがまた切なすぎたような。また一週間待たなければいけないのね〜。