Canジャニ・昭和レトロな銭湯

 オープニング一番、一秒K/ISSをノリノリで歌う指令Can。「はやく」部分のメロディーがちょっと違うのも愛らしく、オレンジがすぐ乗ってキッス!キッス!と盛り上げるのも楽しく。「(青)何でそんなん知ってはるんだ!?」「(Can)イェ〜イ、大好きだから」ということで、えぇ人や〜(えぇCan?)と思いました。



 さて、今週のCanジャニは、初の3人編成・赤橙青+銭湯達人・町田さんで行くほのぼの銭湯探訪ロケでした。GWは道が混むし、歩いて450円で行ける銭湯って良いかも〜と思いましたわ。



 町田さんはノッケから「まあ銭湯開始ですよ、これから」的なことをおっしゃって若干メンドクサイ予感がしたけど、問題形式で番組をほがらかに盛り上げてエェ方でした〜。




 メンバーカラーのダウンの上にどてらを重ねた正当派銭湯仕様の姿で一行が最初に訪れたのは、50年の歴史を持つ、これぞ正しき東京型「ザ・銭湯」、南雪谷の明神湯。ここに通った大女優MMさんは誰でしょう?というのが問題でしたが、ここでレッドが「マルシ/ア?」とさすがの(?)発言。思わず笑う小窓イエロー。「M1個足りない」なんてブルーに言われてはりました〜。




 曇りガラスの入り口をガラガラと開けると番台にご婦人が座っておられます。「(黒)あ〜この感じすっげ〜懐かしい」「(黄)あそこ座りたかったもんな〜」なんていう声が上がり、ほぅ、それはやっぱりあそこ座ったら、ま、いろいろ見通せるというアレですわね、と思いました。率直で素敵〜。




 MMさんはかつて銭湯ドラマのおかみさんも演じたJゆかりのあの方。5年前とら/ば〜ゆのCM撮影で訪れたということでした。大女優さんが実際銭湯入るのは難しいものね。オレンジは一貫してモン/ローさんオシでした〜。ふふ。




 ここで特別に裏手の「釜場」を見せて頂きます。釜に薪をくべてお湯を沸かす場所ですわね。釜ジイがいる感じの。スタジオでも口々に「ジブ/リみたい」の声が上がります。薪で焚くお湯はじっくり温度が上がるから、「熱くてもツクツク(注・チクチク)はしねぇ」のだとか。これは「おく/りびと」での名優笹野様のセリフやねんな〜。「おく/りびと」の該当部分の映像が紹介されていましたわ。




 2軒目は見事な庭と5つの浴槽がある北千住のタカラ湯。開業前から人が待つ人気っぷりです。ここでは、この銭湯にある1,000万円相当のお宝はなんでしょう、という問題が出されて、正解は外側の入り口の上にあるみごとな七福神の彫刻やってんけどな。スタジオの皆様も彫刻が映ったら、すぐ七福神や〜とおっしゃっていて、若いのによくご存知よね、と思いました。そんなん知っとるわ的なものかしら。




 次は新築後一年足らずの武蔵小山・清水湯。黄色い黄金の湯と黒湯と2種類の天然温泉に入れるのは、都内でもこちらだけだとか。ここでは東京の銭湯で唯一アレが味わえるけれども、アレとは?という問題が出されまして、正解は、温泉タマゴ(50円)だったんだけど。スプーンで黄身をすくいあげる映像がプルプルおいしそうでね。



黄「うゎ〜〜〜っ(と目をむく)」
緑「ホ〜〜〜〜ゥ!!」(←高音)
黒「ホ〜〜〜〜ゥ!!」(←高音)
紫「こらぁ〜〜めっちゃ美味そうやんけ、これ」(←真顔・ラ行巻き舌全開でちょっと怒ってる?みたいな感じで)
緑「これヤバイ」(←切なげに)
黄「こ〜れぁ美味そうやな」(←ここまで「わぁっ」という風にずっと口開けてはったみたい)



と大騒ぎになっていました。とろけるタマゴを見るだけで、ちょっと様子がオカシクなる彼等がイトシイです。




 4軒目は日暮里の斉藤湯。ここでは男湯女湯を自由に行き来できる仕事をしている人がいますが、どういう仕事でしょうか、という問題。ここで「でもどっちにしても女の人じゃないよ。おばあちゃんじゃないの?」な〜んていう発言をされるイエロー。ま、確かに年齢とともに性別を超越する感じの方もいらっしゃるかもしれないけど。ま、お好みのマネキン状のパーフェクトビューティがそんなんされたら趣旨変わってくるかもしれないけど。




 正解は「背中流し」でした。背中流し職人さんは江戸時代にはたくさんいたのが、今ではここにおられる方一人になったのだとか。橘 秀雪さんという世にも雅なお名前の70歳男性で、下着姿でカジュアルに登場されましたわ。女性の方も頼む方がいらっしゃるとか。ほぇ〜〜〜。




 ラストは高円寺の「なみのゆ」です。ここでは子供に超人気のアレがありますが、アレとは?という問題です。駄菓子コーナーも、小振りの流水プール(元々はリハビリの水中歩行用)もありますが、正解は屋根の上を爽快に泳ぐ鯉のぼり40匹でした〜。東京ではきょーび鯉のぼりを上げるスペースもあまりないものね〜。




 こちらのお湯は井戸水を引いて沸かしたもので「これ井戸水やからな、水が柔らかいねん」というブルーに、軽く眉間にしわを寄せて「ウソや」とバッサリな錦戸亮が素敵。単にいじめっこというのではなくて、それほど詳しい訳ではないのに何か通っぽいことを言うのが恥ずかしいのかしらね。うふ。でも、「(青)ホンマ、これ行った分かる思うねんけど」ということでした。



 以上5箇所の、とっても楽しそうなロケでしたわ〜。




 レッドはダウンの上にどてらを着ても着ぶくれ感ゼロで、入浴時、ホッカムリ状に頭にタオルを巻いても、白タオルで隠さないで肌色ショーツをすっかり見せても、何だかお似合いでキュートでした。昔のパーマ器みたいなドライヤーを試され、暖かくなった髪をおもちゃみたいに橙青にいじられて、ガルルっと怒るのも子ライオンみたいでカワイかったです。




 3人皆お肌がきれいだけど、たまたまオレンジの背中アップがあって、とてもキレイでした。プツプツとか一つもないねんな〜。夏に向け、羨ましいわ〜と思われるお嬢さんも多いのでは。




 ブルーは番組の進行に絡むというか、ちゃんとしている感じなんだけど。ラストの鯉のぼり部分で、特別に屋根に上がらせてもらった時のコメントが、やっぱりうっすら残念だったかしら。「ここのショット最高やん。鯉のぼりがいて、富士山やで。日本の、2個あるからね。日本が」って。でも言いたいこと分かるし、一生懸命さが胸を打ちました。町田さんにも「良いこと言うね」と褒められてはりましたわ。




 亮ちゃんの衣装は、あれ好きっていう意見はほぼ聞かないけどご本人があくまで愛用されている黒ハットに赤黒(?)チェックシャツ。オープニングでは映りませんでしたが、エンディングでは「そうすね、やっぱり温泉入りたいですね、450円でね」と発言されました。その通りね〜。都内でも温泉に入れる銭湯が35箇所あるのですって。その多くが黒湯だとか。そういえば前、別の番組で橙緑のお二人が黒い温泉水をもらってきていたかも。黒湯は美肌効果もあるとか。ナイス〜。



 来週は黒黄の吊り橋ですか。あんなバンジー見ちゃったけど、気分も新たにオソロシがろうっと。楽しみ〜。