オルトロス5回

 碧井パパママは先生の力を知ってはってんな〜。ほほ〜ん。それではバロンの時も、おっ、これは…来たで…(何故また関西弁)と思われたのかしら。次回、先生は人に力を使ったことも碧井パパママに告げるのかな。告げたとしたら、彼らのリアクションはどんなんだろ。受け入れる、かしら。お話合いは先生の生立ちのことにまで及ぶのかな〜。先生の過去を早く知りたいな〜。


 と、いきなり次回予告の話ですみません。今回もネタばれにご注意。数多くの勘違いをご容赦下さい。今度のドラマはあんまり先の情報を得ないようにしているから、見当違いの度合いがより高いかも〜。ふふ(ふふじゃないだろ)。



 さて、熊切坊はほんとに命を落としたの?先生が首筋を押さえた時ピキキっとか音がしたけど、通常パターンとちょっと違うみたいだったから、どうなのかな、と思って。今までみたいな、CGの、例えば瞳が左右別々にきゅい〜んと動いたりする演出のかわりに、海に落ちることにしたのかな。ひかるちゃまだから。なんてね。



 ともかく今までは、力を使わなければ誰かが、自分が、命を落とすという切羽詰まった究極の場面で、追いつめられて力を使っていた先生が。今回は沢村理事官の申し入れを受けて、黒い装束に身を固めて自分から出向いて、白川母子の不安を取り除くために、能動的に力を使った、ということでいいのかな。



 警察(警察上部かな)は竜崎の力を知っている人を最小限にして力を有効に利用するため、竜崎の力を知りすぎた人は消す!知りずぎた上にアレなお人柄の熊切坊は消す!長谷部刑事も消す!みたいなスタンスだったみたいだけど、竜崎が大勢の人の前で力を使っちゃったので、中途でその線は消えた…ということのようですわね。ふぅ〜ん。そうな〜〜ん。



 竜崎は力をたくさんの人に見せちゃって、何をしたいのかしらね〜。今回竜崎の過去がちょっと分かったのよね。母親は早くに亡くして、父親は息子の力が怖くなったか何かで逃げてしまったと。で、二/宮さんが臣司を預かって(この辺の経緯も知りたいわ〜)二人で村を出て、都内のアパートで暮らしていて。その後アパートに置き去りにされた臣司は10歳の時施設に入ったのね。施設に入った時、臣司は、苗字については偽名らしい竜崎姓以外頑として名乗ることはなかったと言っていたな。



 龍谷村では、治して治してと人が群がって、臣司の周りの人が皆、様子がおかしくなっていったようですわね。神は地にあると人を狂わす…みたいなことで。村は何もかもなくなった、臣司のせいで…と二/宮さんが口走っていたけど。アニメ(ちょっと慣れた)では、ダムの話を村長さんが勝手に受けてしまって、村人が怒っている、みたいな感じでしたわね〜。ダム話はどうつながるのかな。はやく龍谷村の秘密が知りたいわ〜。



 病院コンサートのあたりで、天使の像の羽が竜崎の背中からはえているみたいに見えた気がしたせいかしら、竜崎がそう悪い人にも見えない気もして、ちょっと可哀想な人にも見えたりして。竜崎が刑罰を受けることにしたのは、ひょっとして自分の力で周りの人がおかしくなるのがもう、煩わしくなったからかしら、なんて今回思ったりしました。



 それから、竜崎は過去に身近な人に裏切られたのがトラウマになっているみたいねぇ。それって例えば父親とか?なんて思ったりして。一度は刑を受け入れたのに、外に出て、大勢の前で力を見せちゃったりしたのは、ひょっとして例えば逃げた父親とかに存在を知らせたくなったから?とか思ったりして。な〜んてね。単細胞なもので毎度テケトーなことばっかり書いてすみません。



 次回は熊切パパも方向転換するのかな。柴田刑事といったかしら、お顔の長い案外声の良い刑事さんも、奥様か何かがご病気みたいなのがちょっと絡んでくるのかしらね〜。はやく色々知りたいわ〜。



 さて、今回の碧井先生も素敵でした〜。



 沢村理事官がおっきいから、先生が自然と上目遣いになるのがキュート〜。ぐりぐりの大きな瞳で見上げる先生、素敵だわ〜。手もね。亮ちゃんの手はスラッとしているけど、ちゃんと男の子らしいわっと日頃思っていたけど。理事官のごっつい手に包まれたら、何て華奢でたおやかなのでしょう。



 ぷるぷるとお顔を洗うシーンも良かったです。人を憎んだら駄目よという声に重ねて、今まで力を使ったシーンが流れるあたりね。素肌美人さんだから洗顔シーンは最強ですわね。顔を上げて鏡を見る瞳が、前髪からのぞく瞳が、うつろに深くて、はっとしました。そういえば「今夜自分で始末をつけます」と長谷部刑事に言った時の瞳もなんか色っぽかったな。ちょっと流し眼風味と言うか、瞳の色が透き通った感じというか。何だか、気になる表情をする気になる俳優さんだ…と思って下さる方が一般にも大勢いらっしゃるといいな。



 棒みたいなのを手に、長谷部刑事を助けて、痛いくらいに強い力で手を引きながら一緒に逃げる先生も素敵でした。もうここまでくれば…みたいに止まってもなお、ギュっと手を握り続けていたのを、長谷部刑事に指摘されるまで先生は気付かなかったのよね。



 草食男子の碧井先生が肉食方面に若干シフトしつつあったのかしら、なんてね。



 熊切坊が海に落ちるあたり、「俺はもう先生なんかじゃない。人殺しだよ」の言い方も良かったわ〜。予告で見ていたのより、さらに良い感じがしたのはなぜだろう。軽くSっぽい表情にうっすら自嘲がにじんだ気がして、錦戸亮、最強!と思いました。



 冷たいお顔がまた美麗で、錦戸亮のお澄まし顔好きなので嬉しかったのですけれど。熊切坊が落ちた後、表情を失くしてしばらくたたずむ碧井先生の中身は、やっぱり碧井先生のままで、行動はシフトチェンジしたようだけど、内面はツラく揺れ動いているのかな〜、なんて思いました。



 黒いお衣装にはなったものの髪型がおとなしいまま(←前にも書いたけど、正味の男前だけに許されるああいう髪大好き。もうちょっと前髪軽くしたら更に良いかも)なのも、何やら可愛くて(←何でもこれだ)魅力的で、何だか草食な先生が頑張ってる感が出ているような気がしたからかな。



 でも、もう便利なコマとして利用されるだけの先生ではないのかしらね…。これから先生はどうなるのでしょう。



 もう、あと5回しかないのね(哀)。次回のも大切に見ようっと。



 ☆前回もスターをたくさんありがとうございました! ちょっといじけたことを書いたりしたから、皆様が励まして下さったのだな〜と心底ありがたく思いました。本当にありがとな〜。