またまたぷりんのこと-原作

 原作文庫本読んだのよ〜。夕方から(斜め読みのあたいにしては)おいしいお菓子を食べるように大切に読んだから、



「今日はシンプルな夕飯だね〜」

「…う、うむ…」




 みたいな展開になったけど。だって今日は下のと二人ご飯だったのですもの。そして、一昨日は同じ状況でしたが




「今日は二人なのに豪華だね〜」
「いや〜、ぷりん祝賀メニューだからね」




 とか言っていたりしたのだけど。うふ。ってどうでもいい話ですわね。



 というわけで、原作のこと、細かくは書かないけど、ネタばれにご注意よ〜!




 今日は皆様のブログを拝見していないので、カブッたらごめんなさいね〜。













 原作、すばらしかったです。安兵衛さんが、可笑しくて、可愛くて、いじらしくて、男らしくて、まっすぐで、泣けました。




 冒頭、現代の事物にいちいちビビるのも so cute(この辺の地の文の描写が客観的というか、なんかオカシクて超好み)だけれども、安兵衛さんはもともとのキャラが可愛い人なのね。また、四角ばった江戸言葉が愉快でたまらん。








 
 そして、そうやって笑いつつも、子供の育て方とか、人との接し方とか、物を学ぶ姿勢とか、男女の役割分担とか、働くということの意味とか、読んでいるうちに、ふと色々考えているというね。監督さんが、我々現代人が忘れてしまっている大切なことの数々を、江戸時代のお侍さんが気づかせてくれる人間ドラマです、とおっしゃっていたことは、こういうことか〜と思いました。子育てや仕事関連の記載もすごくリアルで良かったです。この原作で優れた監督さん&俳優陣なら、素敵な作品になるに違いない!と期待は無限大に膨らみましたわ。





 そして、原作の安兵衛は文庫表紙のイケメン侍さんとは遠く離れた容貌で、だからかえっていじらしいキュートさが際立つのかもしれないけど…。超男前が、このキュートな人を、しかも武張った江戸言葉で演じたら、やっぱりそれは、やたら可愛いかろう!!と思いました。それ、ちょっとツボ過ぎて、あたくしは想像するだけで、もう心の臓が(←ちょっと江戸化)持たないわ〜。





 さらに、原作の安兵衛さんは、頭の回転も速いというか、カンも良くて、柔軟性も高くて、熱意を込めて一生懸命努力する人で、人間的で、(容貌以外は)亮ちゃんにピタッとはまる感じで、これ絶対イケるんちゃう?超魅力的な安兵衛さんになるんちゃう?と思って、ウハウハしております。





 ところで、原作安兵衛がイケメンさんとは別の世界の人だとすると、文庫表紙のイケメンさんは、亮ちゃん、ということで良いのかな?口元とか、鎖骨とか、鼻の付け根というか、眉間のあたりが似ている気が。でもツリ眼なのが新鮮〜。かっこエェ〜〜〜!!こんな感じの安兵衛さんも、スクリーンで見られるのかしら?ぎゃ〜〜っっっ!!!