ぷりん予告編

 (こんなんでも一応)ネタバレにご注意〜!!







 予告編、すごく良いんじゃないかしら。




 脇には刀、前には扇子を置いて、ピシッとした姿勢で「木島安兵衛、直参でござる」と言うのが、イカスわ〜。隣に友也くんのおもちゃのお家があるのもすばらしく。




 監督さんもおっしゃっていたけれど、そういう、お侍そのもの!な人が現代のマンションの一室にいる図はインパクトがありましょうから。他の映画をご覧になっていて、ふとあのトレーラーを目にされたファン以外の方にも、たくさん興味を持って頂けるといいな〜と思います。





 きっかけは何であれ、お一人でも多くの方が映画をご覧になって、あのカワイくて、笑えて、泣けて、ふと真摯にいろいろ考えさせられるお話の良さ、やり手の監督さん・スタッフの皆様の本気っぷり、優れた俳優さん達の踏ん張り(特に精悍な中にも甘さのあるやけに魅力的な役者・錦戸亮の底力)等々に気付いて下さると良いですわね。





 さて、安兵衛さんは、声も渋くて素敵〜。過去、言葉のことについては、「憧れの関西弁の名残が…」と再三こうるさく口走りがちだったあたくしですが、江戸弁はパーフェクト!と思いました(あんたは江戸の人か?)。「麻布でござる」も「無礼者!」もナイス〜!




 そして、錦戸髪型研究会会員としては(またテキトーなこと言うてるで)、より衝撃的だったのは、例の河童ヘアですけれども、あれもまた、とってもリアルで良いのではないのでしょうか。いや、サカヤキが伸びかけたら、どんな風になるかは良く知らんけどやな。結構、冒頭の重要なシーンという気もするし、やっぱりあそこはリアルにいかんとな…うん。




 そして今までは、まだサカヤキのソリあとも麗しい、ピシッとしたお侍姿を主に見せて頂いていたけれど。今回、自力で警察へたどり着こうとして、街をさまよいやつれ、髪は乱れヒゲは伸び、ふらふらになって倒れる安兵衛さんも見られて、おぉこれまたリアル!と嬉しくなりました。虚ろな目が素晴らしいわ〜。さすが錦戸亮




 BGMの天国と地獄も良いな。本人は凛々しくて重々しいお侍さんなのに、大真面目な言動がどこかキュートでコミカル、という感じを盛り上げている気がします。




 途中パッパッと映るケーキの数々もすごくおいしそうでしたし。福ちゃんがぷりんを一口食べて「うまい!」と叫んだ後、イチゴのショートケーキをバックに




今夏全国公開
でござる



で締めるのも素敵!あ〜早く見たいわ〜。ますます楽しみですね〜!!