プラスアクト

 プラスアクト買いました〜。最寄駅の本屋さんではもう2冊しか残っていなかったわ。しかも、表紙の気になる美青年がはっと目を引くからか、多くの方が手に取られたみたいで、そのうち1冊は表紙に指紋が付きまくりだったのよ。ご近所の方、急ぎ本屋さんへ!!



 中のお写真も素敵でした〜。男前だからマゲも案外似合うけれど、お侍さん姿の同種のお写真は十分拝見したし、やっぱり現代版・前髪ありのオサレでアンニュイなショットが嬉しゅうございました。お顔の各パーツがあたくし的には至上の美だし、瞳も唇も表情がヤラぴくて結構だわ。肌の質感も素敵。



 通常、あたくしは雑誌の係ではなくて(また言うとる)、皆様が素敵に書かれたのを楽しみに拝見する派なのですが、ふるふる記念(懐かしい)にちょっとだけ書いておこうかなと。




 今までの映画雑誌は、公開できる情報が限定されているのか、お写真も記事の内容も、比較的おなじみというか、記事の内容も、初日の時間のこととか、リハーサル時のセリフのこととか、それはもう十分伺ったわ、みたいな感じだったけれど。




 今回は、演技界(及びパティシエ界)のプロ!にめっさ褒められていて、読んでいて震えるほど嬉しかったです。どの方の言葉もありがたく心に染みて、できればいつかすべての皆様のお言葉について触れていきたいけれども、まずは中村監督のお言葉について書いてみたいと思います。




 中村監督からは、撮影中にも、「最初はアレだったけれど、クランクインには出来ていた、間に合わせきた、すごい集中力だ、これは売れるわ」というようなお褒めの言葉を頂いていましたが。ずっとお仕事を一緒にされてクランクアップした後で頂いた、以下のようなお言葉の数々が、もう、過呼吸になるくらい嬉しかったです。皆さんも書いてはると思うけどな、記念に列記しておこうかなと思って。(以下プラスアクトより一部抜粋。もし、こういうの書くのがアレだったら修正するから教えてね)。



  • 彼の芝居の印象は…相当よかったとしか言えないんですよね。もしも錦戸君が将来を迷っているなら、俳優一本でいいんじゃないの?と思ったくらい(←褒め言葉としては最高に嬉しい。もちろん彼の歌や踊りもずっと堪能し続けたいけど。古来、役者さんというのは、謡も舞もするものだったのではないかな、とあたくしは思うのよ)。
  • 江戸時代の武士の芯の強さみたいなものを演じられる人ってあまりいなかっただろうなと。その中で、当たりくじを引いたんじゃないかと思います。
  • …芝居はとても柔軟です。…(このあたり、脚本の読み込みに間違いがなく、それは普段から読書をしている人でなくては出来ないことで、修正する場合も、直しの意図をすぐに理解する、そういう読み方もあるのか、という飲み込みが速い、という内容の記載あり)。
  • もう一度仕事をしたいと思わせる俳優って数人しかいないけど、錦戸君は確実にそのひとりです。
  • (40歳ころには)相当面白い俳優になっていると思うんです。他の人の手の届かない領域へ達しているというか。

 これは一部抜粋だけれど、こうやって書いていても、錦戸ファン冥利に尽きるというか、泣きそうに嬉しいです。もう「やっぱり錦戸亮間違いなし!!」Tシャツ作ってそれ着て満員電車に乗ることも厭わない、みたいな(何やねんそれ。しかも気の長い話やね)。




いや、ハナから力はあると思っててんけどな、最初の頃ちょっとアレだったのが、お仕事完遂(プロモーションを除く)の後に、やり手で率直な監督さんがそこまでおっしゃって下さると、すっごく嬉しいやないのね〜。欲しい言葉を直球でバシバシ頂いて、幸せです。




というように中村監督のお言葉でぜーはーしてしまって、ご本人のインタビューはまだあまり冷静に読めていないのだけど、ウソのつけない、飾らない、いつも通りの錦戸氏っぷりが素敵だった気がします。如才ないとはいえないけれど、こういう裏表のない人だからこそ、ずっとファンを続けてきたのかも。




しかし、言い訳とか説明とかあまりされないし、自虐めいていたり、とっても正直さんだったり、言い方がとってもひょうひょうとしていたりするから、誤解されたり、ちょっと不遜で無反省な人に見えたりしたらどうしよう、とか心配になる時があります。あたいが心配してもしょうがないんだけど。



 「ひょうひょう」でなく「しゃあしゃあ」に見えたらどうしよう、みたいなね。かといって、急に彼が営業トーク風にしゃべりだしてもアレだし、でも如才なかったら、より円滑にお仕事が繋がって広がっていくんじゃないかな〜なんて素人考えで思っていたのだけど。




 でもでも。ここで、ちょっとだけ、ラスフレ中野プロデューサーの記事に触れるけど、中野プロデューサーが、彼について下記のようなことをおっしゃっていて、そういった懸念も消えました。(また一部抜粋&改)



  • 普段の彼は物腰も柔らかくてスタッフ受けもいい。偉ぶっていないから、スタッフもまた彼と一緒に仕事をしたいと言っていた。あれだけ人気があるのに等身大なのも人気の秘訣なのでしょう。
  • (人見知りな点も)無言でいても、負担なく、その時間を共有できる人。無理に話さなくてはというプレッシャーを与えない心地よい存在の人。

…なんて素敵な言葉。亮ちゃんはスタッフさん受けがいいのね。スタッフさんは亮ちゃんとまたお仕事されたいのね。人見知りもダイジョブで、お仕事は繋がって広がっていくのね。そうしたらあたくしは、何の迷いもなく、必ずやいつしか、また、見応えのある演技のお仕事が入ることを信じて待っていればいいのね。亮解。でも、できるだけ早めにお願い〜。