橙黄鎌倉冒険ジャパン

 皆様お久しゅうございます。バタつく日常に呑まれて、このままだとすっかりブログを書かなくなってしまいそうなので、今更なことでもちょっと書いておこうかとノコノコ出て参りました。




 本当に時間捻出がヘタで、皆様のブログを見ていないので、既に皆様が見事に書いておられることを、トロくさく繰り返すばかりだと思いますが。お目に触れてしまったら、何にも知らない中高年お茶の間ファンの戯言と広い気持ちで受け取って下さいまし。そしてこんなあたくしにスターを下さる皆様、ありがとうございます。何かもう、ごめんなさい。(そしてむらかみさん、お誕生日おめでとうございます!)




 ということで、橙黄鎌倉冒険ジャパンのお話ですけれども。すみません、私は丸ちゃんにはひときわ当たりが強い垂れ目さんの様子が好きなものですから。あれが亮ちゃんの愛情の表れだと、温かく受け止めておられるような丸ちゃん及び丸ちゃんファンの方々の懐の深さに感謝しつつ、「こらぁ美味いな、オマエ食えアホ(と聞こえたけど違ったらごめん)」とか「いやオマエまずシラスだけで味わえや!」とか、関西版べらんめぇ調でアグレッシブに言わはる錦戸さんを大変楽しく拝見しました。




 ゲストの鷲尾さんもちょっとビックリされたかしら。高級ローストビーフ店でも飾らず、そんな調子だったし。もし、丸ちゃんが年上とお聞きになっていたとしたら、一層驚かれたでしょうね。




 さらに、起き抜けにブラックコーヒーを飲みそうな見た目の垂れ目さんが「コーヒー苦くて飲めないんすよ」「僕コーヒー屋さん行っていつも牛乳たのみますもん」(←カワイイ〜!!←あんた黙っとき)だし。事前にお持ちだったイメージと違ったみたいね。ふふ。




 しかし、ファンとしての希望的観測を書いちゃうと。あの多面性に満ちたギャップだらけの所がまた良い!なんていう風に、鷲尾さんも思って下さったのなら良いな。




 「精悍かつ憂いあるお顔立ちの男前が、実は味覚も言動もお子ちゃま!」とか、「クールで口数少ない印象だけど(←関東では大人しい人だと思っている方が多いみたい)、ワイルドな巻き舌のS口調でまくしたてちゃう青年だった!」とか、そのあたりを面白がって下さると良いな、と。ふふ。




 しか〜し、常に自然体のお子ちゃま自由人かと思うと、しっかりやるときはやる感じも素敵ね、と勝手に思っているあたくし。シラス漁も、ちゃんと収獲して、食べて、きっちり仕事終わらせて帰ろ、みたいな。巻いて帰るの好きそうだけど、結果は出す、みたいな。




 船長さんのお話をよく聞いて、すばやく理解して、ポイントを押さえて覚えて、実際の漁でも的確に動ける所が素晴らしいですわね。表現力のある男前で、かつああいう頭の良さと、勘所をパッと押さえるセンスを併せ持っているのは強みだと思うな。




 浜に上がってからも、船長さんの指示に従って、テキパキとシラスを釜揚げにして、お湯を切って、網の上に広げて、ご飯をよそって、気働きよく動いておられたし。丸ちゃんも「亮ちゃんって家庭的なとこあるやんな」とおっしゃっていたような。




 鷲尾さんはここでもギャップを感じられたかしら。あの見た目からは、家庭的な感じはしなかっただろうし。家庭的といっても、いわゆるいかにも押しのマイルドな優男というのではなくて、まさに海の男風に口は荒いがやっていることは優しい、みたいな感じだけどね。




 「まずシラスだけで味わえや!」で、鷲尾さんが「何かすっかり海の男になっちゃったね」とおっしゃったクダリ。「なっちゃった」ってか、年下ないしそれに準ずる人に対してはわりといつもあんなんかも〜、すいません、と思ったけど(あんた謝らんでよろし)。本当に、垂れ目さんは、ちょっと海の男に近い所がおありかもしれませんね。ちなみに良い俳優さんだから、草太さん的な、押しのマイルドな優男も自由自在に演じちゃうけれども。




 しかし、シラス船で魚群探知機や海の様子を見る垂れ目さんの、タオル巻きのお顔がとびきり男前だったな〜。鷲尾さんがおっしゃったように三人とも本気の顔をされていて、三人とも良い男でしたが。




 係の者としては錦戸さん、また良い感じにお顔が大人になられたかしら、と思って嬉しくなりました。もうちょっと頬にお肉がないと笑った時ちょっとアレやんな〜と思い始めて久しいけど、そういうのもあんまり気にならなかったし。たぶん数年前はもうちょっとアゴとか尖っていたと思うけど、少し角張ったのかな、それも何か良い感じ。何より目の光が強くてキレイ。




 船酔いとは無縁で、元気に魚群探知機をはしっこく覗きこんで、「(シラス)いないね〜」「あっ、いたよっ」とか言って船長さんに懐いておられる様子も好ましく。通常から渋いような鼻にかかったような独特の声だけど、年長者に話す時は、ちょっと声高めというか、少し甘い感じが強めになるのかな。それもまた素敵で、実に見飽きない青年だわ〜と思いました。




 船長さんは垂れ目さんのことをどう思われたかしら。船長さんのせっかくの心尽くしのサザエも、苦くて食べられないお子ちゃまだけど、なかなか動けるし、目端の利いた見所のある子だと思ってくれたのならいいな。




 丸ちゃんは、柔らかく優しく場をつないでくれて、ビジュアルも良くて素敵でした。太らず、面白い髪にせず、ずっとあのままでいてな。あと、材木座で「何かくわたさんの曲歌いたくなってきたな〜」で「おぅ歌っていいぞ〜」と垂れ目さんの許可が出たところで、しおりのテーマをソラで歌い出した時、オリジナルのキーにとても近いキーで歌い始めたから、さすが音感の良い丸ちゃん!と思いました。歌詞は「彼女が髪を指で掻き分けた〜」「掻き要らん」とソッコウ垂れ目さんに直されていたけどね。




 鷲尾さんはイヂワルな役が多いようですが、ソフトな語り口の素敵な方でしたわね。それこそ既成・固定概念を持ってはいけないっちゅう話ですわね。ということで、冬だけれど、明るい陽が清々しい大変結構な橙黄鎌倉冒険ジャパンでございました〜。材木座のキラキラの海と自転車の青年達の後ろ姿が映画のワンシーンのようにキレイだったな。錦戸さんも、映画のお話とか、いつか聞こえてこないかしらね〜。




 あっ、そうだ、あと一つ。さっきシラス船上のタオル巻きのお顔が男前だったと書きましたが。通常は、できれば、いつでも中盤までのありがたい爽やかキュートな無帽のお姿でいてほしい、という願いを書いておこうっと。届かない願いだけど。




 短髪黒髪で勝負できるのも、正味の男前だけに許されたすごいことだと思うのですが。キャップ有はもっとハードル高いから。ぜひ、無帽で!!




 ということで、またね。