パパドル最終話

 ラスドル、良かったです!


 最後、はいカット〜、OK、お疲れした〜!の後、ん?マジで帰りを待つ家族がおんのけ?みたいに、煙に巻いて終わるのも、コじゃれた感じでナイス!と思いました。ラストシーン、緑Tシャツの、キュートなバックショットで(←何度も書くけどあの背中がまた良いのよね。贅肉が無くてカリッとしていて、おっきすぎなくて)。「皆は?OK、すぐ帰る。じゃぁね」なんて激スィ〜トに言ってひょこひょこ去っていく垂れ目さんが可愛かった〜!



 愛も夢も、本当の幸せも本当の成功も、苦難の果てに、両方手に入れられるかも。両方きっとつかめる、だって錦戸亮だから!という感じで終わったのも良かったと思います。なんたって、「うちのエース」だし。なんか真っ直ぐで一生懸命な人だし。



 だから、すべて受け止めて、温かく後押ししてくれる仲間も、ファンも、熱い愛情あふれるマネージャー陣もついているし。才能もあるし(SPドラマ・こころの監督さんも、本当は錦戸さんを諦めたくなかったのね)。



 そして大切な家族がいるから。夢を支えてくれる優しくて強い奥さんと、可愛い子供たちがいるから。



 鉄パパの回以降、みんな心は開いていたけど、キッズがラスドルの最後で初めて「パパ」呼びするのもオツでしたわね。



 遥ちゃんの「背負ってる荷物、半分ちょうだい」返しも良かったな。



 最終回で初めてセリフを言ったしぶたにさんの言葉が突破口になるのもナイスでした。



 (ひるおび〜上野公園〜赤坂ライブの展開は、あや?代々木公園の線は無しなのね?とか。そのあたりも良くご存じな様子の、ファンのお嬢さんたちのシーンが整然としているのは、そうしないと危険だからよね、錦戸さん、ものすごく人気あるし、とか。そしてあのお嬢さんたちが分かってくれて、後押ししてくれて、そんなこんなで、赤坂のライブに出はってんな?とか、ちょっと混乱したあたくし。でもあのあたりすべて、テレビ的事情の中でベストを尽くして下さっているのだろう、と思いました←このあたり色々勘違いしていたらごめんね)。



 そしてパパドルさんは、終始カッコよかったです。黒スーツの会見も、移動車のドアに手を掛けて黒ガラス越しに遥ちゃんを苦しげに見るのも、ファンへの「今から迎えに行っても良いですかね?やっぱり大事なんで」も、楽しそうなライブのシャウトも。



 二度目のプロポーズも、とっても、素敵でしたわ〜。



 遥ちゃん、俺、もう前みたいに勢いで結婚しようなんて言われへん。気付いたから。どんなに背負ってるもん一杯あったか。もう、そんな簡単には言われへん。



 そんな今のパパドルさんが言う「でも、ずっと好きや」の言葉が胸に染みました。前より、じっくりした誠実な重みのある言葉。



 …でも、ずっと好きや。一生。遥ちゃん一人。一緒に年取って、人生を振り返るとき、あ〜良い人好きになって良かった、この人と一緒に過ごして良かったって、死にたい。そんな風に思えんの、遥ちゃんだけやねん。それだけは変わらへん。絶対。



 …だって。この男前がっ!!ああいうシーンを演じたら、錦戸さんは、あたくし内、宇宙一よ〜。なんか、あれ以外無い!と思える演技というか。まっすぐな目で、時々小さくうなずきながら、真摯に言葉を紡ぐ感じが最高。



 そして上野の樹々の緑に黄シャツが映えて、最終回までキープされた絶好調ビジュアルの澄んだ瞳がキレイで、オープンエアの男前も美しくて良いわ〜、ありがとうありがとう!(どこにお辞儀してんねん)と思いました。



 さらにキッズの初めてのパパ呼びに、絶妙に微笑んで(祝!!カナちゃんにしょうくんの次に好き、しかも僅差、なんて言われる大躍進っぷり!)。「俺も皆大好きや。もう一生離せへん」っちゅうのが、破壊力はんぱなかったですわね。あの声、あの目線。きゃ〜。ちょっとそこのあなた、もう一生離せへんって、ご自分が言われているのではなくてよ〜(ってあんただろ)。



 かと思うと、遥ちゃんと無事再婚した後、アイドルだけど容赦なくお洗濯当番とか割り振られている、いつもの白Vネックのパパドルさんもキュートなのよね。洗濯機回すの「あっ忘れとった!」なんてお茶目なシマッタ顔をして、ガールズに叱責されちゃって。カワイイんだから。もう。



 ということで、3か月終わってしまいましたね〜。お辛かった方も多いと聞きます。そんな中、なんか毎回ウハウハして御免なさいね。音の点でストレスフリーだったし、展開にはたぶん私時々ついていけていなかったけど、セリフはリズムも良くこなれていて好ましく思えて(何様)。錦戸亮はやっぱり良い役者さん!と改めて確信できて、個人的には幸せでしたの。



 ま、そういう人もいるんだな〜、人それぞれだな〜と生温かい目で見守って頂けると幸いです(ってお若い方がこういう時おっしゃるのが好きだわ)。なんてね。



 さて、今回も、これでラストの、パパドルさん周りのことを書き散らして、お開きにしたいと思いますが。ラストだから、多少念入りになるかもしれないので、時間を持て余して泣きそうな方のみ、お付き合い下さいまし。勘違いの段は笑っといてね。



 まず、冒頭。街を駆け巡ったけど遥ちゃんたちはどこにもいない…。悄然と玄関でうなだれるパパドルさんの表情が切ない。なんて素敵なアゴライン!



 そこへワンコのエイトが来て、あっしまった!見つかった!の奈津さん。ちゃんと話したいから居場所を知りたいと言うパパドルさんに、しかし、別れるつもりが無いならそれは言えないと奈津さんは言うのですね。



 高畑さんは本当に素敵な方ですわね。プロだし、楽しいし。奈津さんも楽しい人だけど、「俺は今このまま皆と別れたほうが後悔するって…」に「私たちはしない」とピシっと、でも思いやりある感じでおっしゃるのに胸打たれました。



 「私たちはしない。今ここであなたを送り出せること、そう決断した遥。心の底から誇りに思う。あの子が決めたことを無駄にしないでやって。前向いて。自分の道行って。あの子たちが大事なら」。



 そんな奈津さんの言葉を聞いているパパドルさんの垂れ目がめちゃくちゃ哀しかったわ〜!(何であんなに哀しい目ができるのかな)。でも、そんなん言われて、パパドルさんは苦しい胸でわっきーに離婚届出してもらって「(紫)別れた?!」のドーム控室。



 「じゃぁ遥ちゃんが亮ちゃんの引退止めさせる為に?」と自然な遥ちゃん呼びのおおくらくんがカワイイ。(と思ったらメンバー全員遥ちゃん呼びだったわ)「ごめん、散々振り回して。でもこうなった以上、今まで以上に前向いてやってく、そうやって腹決めたから」と男前に言う錦戸さん。なんかまた愉快なことをやってチアアップするまるちゃん。思案顔の元子さん、そしてしぶたにさん(しぶたにさんの横顔の鼻ラインはパパドルさんの次に好き)。



 そしてタレントさんを育てることにとにかく一生懸命だったのね、やり方はちょっとねじれていたけど、な島谷さんからラストマネーを渡されたパパラッチ山田くん。あと一儲け、を思い立って週刊誌に結婚と離婚をリークしちゃって。あの黒スーツ(品の良いエースくんみたいで素敵)での会見になる訳ですが。



 どうも私はアイドルというものが良く分かっていなくて、あの会見シーンでは「アイドルは人を好きになってはいけないんでしょうか。誰かを好きになって(この辺からずっとパパドルさんの目が潤んでキラキラ)傍にいたい、そう思うことはとんでもない裏切り行為ですか?(とちょっと笑う)」というパパドルさんの言葉に気持ちを重ねて見ていました。




 ハナからターゲット層を大きく外れている私がウニャウニャ言うのもなんだけど。これは錦戸さんを離れた話ですが、私は米ドラマ「ホワイトカラー」等の俳優マット・ボマーさんのファンなんだけど(←この俳優さんみたいにイケメンでエェ声で、ギター弾けて歌えてハモリもできて運動神経も良い人が好みなの。あっ知ってた?)。



 ボマーさんの私生活の嗜好がどうであっても、ご本人が、自分にはビューティフルな家族がいる、幸せ!と思って、良いお仕事をしてくれたら、それでえぇやん素敵やん、と思うの(念の為に申し添えますが、パパドルさんは別にそういう嗜好ではないよ。一つの例として書いているの)。




 いつかリアル錦戸さんも幸せになったらいい、それに値する人だと思うの(ほいでな、カップリング曲・メリーゴーランドの人みたいに健康管理して、垂れ目さんのお肌をキープしてほしいの)。



 でも、一方、今度のドラマに関しては、本当にお辛そうで、そこまで錦戸さんが大好きなんだな〜という方もたくさんおられたと知り。一般にアイドルを対象に疑似恋愛をする乙女も多いと思われ。幸せになるといってもなかなか難しいのかな、やっぱりアイドルってそういう職業なのかな、とも思って、ますますよ〜分からん状態になっているのですけれど。



 たぶんパパドルさんも色々思いあぐねながら、今までどんなことがあって、どんな気持ちであの場にいるのか、あの時点で言える限りの確かな自分の気持ちを、そのまま正直に話されたのね〜、なんか強いし、誠実で素敵!と思いました。



 「引退も考えました。ですが悩んで悩み抜いた末に今こうしてここにいます。それとこれだけは言わせて下さい。結婚、離婚、その言葉だけがこうやって記事になって世の中に叩き付けられていますが、その陰には溢れるほどの気持ちがあって。




 ある人を好きになって、家族ができて、守るものができて。こうやって突っ走ってしまった僕を、それでも支えてくれると言ったメンバー、変わらずに応援してくれているファンの皆様に対する思い、どれも全部溢れるほどにあって、悩んで、こうしてここにいます」




 こうやって今まで悩んで、これからも艱難辛苦を乗り越えた果てに、垂れ目さんは本当の幸せ、本当の成功を手にするのね、素敵。




 そして会見中、パパラッチくんの挑発にも乗らず、申し訳ない、反省していると終始大人な対応だったパパドルさん、でも遥ちゃん達だけは絶対守る、という静かな本気が男前でしたわね。



 「僕自身のことであればすべて話します。なので約束して下さい。二度と相手の方に近づかないと。相手の生活を踏みにじるようなマネだけは二度としないで下さい」



 パパラッチくんを見据えてそう言って、頭を下げるパパドルさんがカッコ良かった!テレビで見守っていた花村一家、「錦戸、珍しくカッコ良かったね」発言のカナちゃんに「いつもカッコ良かったわよ。錦戸亮くん」と奈津さん(ブンブンうなずくあたくし)。隣で重ねてお願い致しますと頭を下げてくれた元ちゃんもありがとう〜(って何?知り合い?)。




 しかし、金髪山田くんも良かったけれど、とてもカワイイ方のようだから、頑張ってコワくしてはる、みたいに見ちゃっていかんわね。なんだか、山田くんとパパドルさんの、外見はお派手で中身素朴なお二人と、27歳コンビの、外見は…見飽きることのないお顔立ちでベテラン好青年なえなりさんと、小学生度はひょっとして一番?みたいなやしまさんと。ボーイズが仲良くしていると聞いて、なんだか微笑ましいな〜と思いました。




 話を戻しまして。会見の後、各所を張られてミツルに集合のマネージャー陣とパパドルさん。色々残念だったけど、これでもう隠すことはない、ファンにちゃんと向き合える、いつかファンにも気持ちが伝わる、大事に仕事さえしていけば。皆でそう話していたら、ドラマは降板になり、他の仕事にも影響は出そうな状況で、本当に悔しそうな間宮さん。




 そして活動自粛となったパパドルさんはわっきーとテレビ局を訪れ、ファイヤーレスキューチームにお詫びに行くのですが。そこで見たのは必死に頭を下げる間宮さんの姿。



 「うちの錦戸は大変困ったやつですが、才能はあります!ですからチャンスがありましたら、何卒よろしくお願い致します」と深々と頭を下げる間宮さんの姿に、息を呑み目を潤ませるパパドルさん(めっちゃえぇ表情しはるわ〜。)



 わ〜ん、やしまさん、ありがとう!本当にやしまさんにJマネージャー会議的なものに出てほしいくらいよ〜。(実際、彼らにはああいう感じのマネージャーさんがついてくれているらしいと分かったことも、このドラマの収穫の一つでした)。




 そんな間宮さんを見て「僕がやるって言ったんですけどね。自分で回っちゃって。どんだけ愛情あるんだって話ですよ」と言うわっきーだけど、あなたもよ、みたいな。わっきーのその時の表情もすごく良いのよ。最初やる気のないマネージャーさんがお手本、みたいにえなりさんはおっしゃっていたけど、気付けばすっかりイケてるマネージャーさんね。



 一方、遥ちゃんもお相手の一般女性だとバレて、青果市場を止めることになり、職を探すけど。このご時世、なかなか仕事は見つからずトボトボ帰る車道沿い。「遥ちゃん!」の声に慌ててブレーキを踏むわっきー。急いでシートベルトを外してドアに手を掛けたパパドルさんは、しかし、そのまま止まって苦しげに遥ちゃんを目で追うのね(その見張った涙目が胸を打つ!)。



 あの移動車のガラスを隔てた二人のシーンはとても素敵でしたわ。



 動かないパパドルさんに、わっきーがたまらず車外に出て、遥さん、と声を掛け。振り向いた遥ちゃんが、外からは見えないガラスの中をじっと見つめる姿が哀しくて胸に迫りました。でも、遥ちゃんは笑顔までちょっと浮かべて気丈に言うのね。「伝えて下さい。辛い時こそ笑顔でね。だってあなたはアイドルなんだから。そう伝えて下さい」。そして一礼してくるりと背を向け、振り返らず去っていく遥ちゃん。優しくて強い人やんな。




 いいんですか、追いかけなくて、というわっきーに、いいから出して早くもう、とパパドルさん。でもなんかここままじゃ、と言いつのるわっきーに「忘れなあかんやろ」とぶつけるように言って。大きな強い瞳でわっきーを見て、また視線をそらして「いつまでもさ、未練たらたら引きずってもさ、今会ったところで何も良い報告できひんし、余計、心配かけるだけやん。行こ、いいから、ありがと」と、またつぶらな辛い瞳を強く光らせるパパドルさんが最強でした。



 振り返らずに去ったけど、辛いのは遥ちゃんも同じこと。肩を落として帰る道、思い出のコンビニの前で、初めてのチッスやプロポーズを思い出して、しゃがみこんで泣く遥ちゃん(ゆうかさん、ナイス!)。駆け寄って抱きしめるメイちゃん。嗚呼!




 そして、ママには内緒で、パパドルさんの忘れ物のキャップとお手紙をわっきーに渡すキッズ。(今度は移動車の中はおおくらくんで、後でメンバーにそのことを伝えてくれるのね)。



 ホテルでお手紙を読むパパドルさん。その、ただのファンレターのテイで書かれたキッズのお手紙が素晴らしかったですわね。



 メイちゃんは、ただのファンレターなので錦戸亮を褒めようと思いますっちゅうてな、飾らない言葉で巧みに錦戸さんを表現して見事でした。



 街に普通にいそうで、でも絶対いない。気が強そうで優しそう。少年ぽくて大人っぽい。歌も上手い、芝居も上手、ダンスにもキレがある。これ位褒めておけばいいかな?(の所でパパドルさんがちょっと笑うのもナイス!)



 いや〜まさにその通り!!とあたくしパチパチ手を叩きましたわ。まだ他にも良い所一杯あるけど(例えばエェ声要素が欲しい所ね。なんてね)。さすがプロの人は上手いこと言わはるわね〜。マジで街にあんなんいたら連れてきてみぃっちゅうねん、絶対いないよ(けんか腰ですわね)。



 そしてユウトくんは専門性を活かしてネット上の意見を知らせてくれたのね。そんなに厳しい声ばかりじゃないよ。もうちゃんとケジメつけてる。許してあげたらっていう意見すごく多いと。ヤングには珍しい縦書きも印象的でした。



 カナちゃんの手紙がまた泣けた〜!ただのファンレターのテイをちょっと逸脱しちゃうけど、内緒で教えてくれたのね。お兄ちゃんは今でも時々二段ベッドの上、寂しそうに見てます。おばあちゃんはエイトにしょっちゅう「錦戸亮くん、元気かね」と話かけていて。



 お姉ちゃんは錦戸の雑誌、毎日なんか読んでます。きっと顔が見たいのよね。ママはあの日から全然錦戸の話をしません。思い出したら泣いちゃうから。私も泣いちゃうので、お風呂の中でだけ、錦戸を思い出します。泣いてもすぐに顔を洗えるでしょ?錦戸もへこたれちゃダメよ。泣くときはお風呂でね。(まぁなんてカワイイんでしょう)。



 ここで遥ちゃんの伝言「辛い時こそ笑顔でね」を思い出して、笑顔を浮かべてみるパパドルさん。その笑顔が寂しく消えていくのが、辛い!



 そこへかかってきた電話はタクさんでしたのね。タクさんったら、なゆみちゃんが遥ちゃんに取引を迫ったことを告げて、済まない、全部うちの事務所の問題だって頭を下げるというね。「でもなんでそれ俺に?」に「もう一度おまえと一緒に仕事がしたい。それだけだ」って。もぅエェ人や〜ん。



 そしてミツルで、そのことを話すパパドルさん。(遥ちゃんは)「離れるしかない。追い込まれとったんやって、やっと分かりました」と。そこで意を決したように「俺…」と言いかけて、やっぱり言葉を呑んで「ま、でも決めましたし、別の道行くって」と弱い声で言ったパパドルさんのもとに。ラブリー大ちゃんが「錦戸さん、出てますよテレビに、関ジャニ∞!」とドタドタ駆けつけるのね。(3か月、癒しをありがとう、大ちゃん。ミツル先輩もありがとうございました!)。



 このテレビ・ひるおびでエイトの皆さんは赤坂ライブ2012の告知をし、メンバー錦戸の件でご心配かけ申し訳ありませんでしたと頭を下げるのだけれど。




 皆が頭を下げる中、真ん中で赤い服着て、小振りな体で一人突っ立ったままのしぶたにさん。ん?ん?どした?と、あたくしも思ったけれども。「しぶたにさん!」「なにやってんだ、すばるっ」とわっきー、間宮さんがやきもきする中。



 「亮、幸せになれ。もうえぇから、幸せになれ。なってまえ」と言い放ったしぶたにさんが素敵でした!カワイイ前髪しちゃってさ。30だけど。あたくし、しぶたにさんが歌うようにセリフを言うのが好きなの(さよか)。



 驚いて顔を上げるメンバー。パパドルさんも、花村一家も、めぐみさんもびっくり。「いや、すいません、すいません、え〜と」と役割上、軌道修正しようとしたむらかみさんを遮るように「(橙)そうや!亮ちゃん、幸せになって」「(緑)そうやんな。幸せになってほしい。もう一回やり直してさ」と続けるメンバー。止めようとする間宮さんを抑える元子さん。



「(黒)確かに結婚、隠してたこと、申し訳なく思ってます。でもあいつ今めっちゃ苦しんでると思うんです。それは関ジャニ∞にとってもピンチってことです」


「(紫)もし亮が大事な人に出会って、それで前向きになれて仕事頑張れるんであれば、それは僕らにとっても、その人は恩人です。ファンの皆さん、見守ってくれませんか」


「(青)どうか見守ってやって下さい」「(緑)関ジャニ∞の為によろしくお願いします」。


 頭を下げるメンバー。今度は皆と一緒に深く頭を下げるしぶたにさん。


 涙をこらえるように上を向くパパドルさん。


 あの〜そろそろお時間が〜とめぐみさんが言うのに、かぶせて
 「(橙)亮ちゃん、俺らは味方やで」「(緑)頑張れ、亮ちゃん」「(紫)負けんな、亮」「(黒)頑張れ」「(赤なのでしょう?亮ちゃん呼びだけど)頑張れ、亮ちゃん」「(青)負けんなよ、亮」と口々に言うメンバー。光る目で小さく笑うパパドルさん。



 そこで、まるちゃんが勢いのある提言をするのね。「そうや、明日二人でもう一回話し合ったらえぇねん」と。そんなムチャブリに「もう、まるは〜」みたいなお顔のパパドルさん。素敵な表情。素敵な仲間。



 前のエイト全員集合の時はピリピリはらはらのシーンも多かったけど、今度は皆応援してくれるシーンで、皆、より自然で暖かくて良かったと思います。特にヨコちゃんは年長者らしい庇い方が、前回よりずっとしっくりきてナイスだった気がします。カワイイ前髪しちゃってさ。31だけど。



 そしてミツルさんに、後はおまえの気持ち一つや、愛か夢か、両方取るのか取らんのか、男・錦戸亮、ビシっと答え見せたれ、と言われ(この時の涙目ドアップもきれい。全編きれいだけどね)。




 続く上野公園のファンとのシーンは、メンバーも見守ってくれと頭を下げてくれたおかげもあり、パパドルさんの思いがファンにacceptされて、後押しされた大切なシーンですわね。行っていいですか?に最初ファンの皆さんは無言で、うつむくパパドルさんの辛そうなお顔がまたキタのだけど。そこへ、早く行けっ!やっぱり本物の錦戸亮、最高!と登場するDr.佐藤(役名、刈谷先生だったっけ)。それでファンの方も頑張れ〜と声援を送り出すのね。



 佐藤二朗さんは、今回、最後までとっても良い人でしたわね。え〜なゆみちゃんが悪い訳ないよ、だってあれだよ?あんなにカワイイんだよ?なんてイノセントに言うのもデラキュートでしたわ。全開ガールでは、草太さんに油っぽい手で高い椅子に触るらないでほしい、とか言っていたけどね。ふふ。



 そういえば、ファンのお嬢さんの一人の「亮ちゃん、早く行って、振られちゃうよ」にちょっと笑って「うるさい、言われんでも行きますよ、そんな」とパパドルさんが言うのがなんかリアル、とも思いました。詳しくはないけど「頑張って〜」「頑張ってるよ〜俺はもう」みたいな客席とのやりとりを見る気がするから。



 そしてテケテケ走ってステージ上からぴょんっっと飛び降りて、客席の間をひょいひょい小走りで抜けていくのも、行ってきま〜すと笑顔で手を振るのも、もういっちいちカワイイっちゅうねん(怒るな)。



 そこで冒頭書いた二度目のプロポーズのシーンになる訳ですが。その後、無事再婚してラストの花村家シーン。ユウトくんが見てこれ、と掲げたスポーツ紙に「錦戸亮、再婚!」「貫いたのは『愛でした。』」なんていう記事がババ〜ンと出ていて。奈津さんの「あっら〜、くっついたり離れたり、さすが芸能人ね、錦戸亮くん!」に砂糖菓子の笑顔のパパドルさんがカワイイ!



 それから、じゃ、食べよ!と皆を呼ぶパパドルさんも、家長だから、元気に「頂きます!」の声掛けをするパパドルさんも、くるんとした瞳で「お〜いしい」と食べるパパドルさんも、テーブルの脚みたいなのに足をぺたんと乗せているパパドルさんも、いっちいちカワイイっちゅうねん、ニコニコしちゃって、もぅ、みたいな(また怒っとる)。ふふ。


 家族も皆ニコニコしていて幸せでしたわ。



 ということでパパドルさんのお話はおしまいです。次は何の役かしら。楽しみ〜。それでは、またね。