掛水くん!

 あのね、原作読みまして、ちょっとだけ掛水くんのことを書くのですけれど。こんなもんでもネタばれになる気がするから、ご注意ください!!勘違いの段は笑っといてね。










 いや〜、掛水くん、良いわ〜。実にチャーミングですわね!



 鍛えられてグッと頼もしくなっていった後半も良いけど、色々上手く行かなくて、あわあわしている前半もベリベリキュートやんな!



 「やる気はあるえい人だが、少々ドジで空気が読めない」というので、ちょっと勢いで押すような、熱血漢的KY青年の要素があるのかと思っていたのですが。



 育ちの良い、お人よしのジェントルマンで。



 割と、場の空気は読めるというか、元々かなり配慮の細やかな青年みたいですわね。(女子の気持ちはあんまり読めないみたいだけど)。



 なんやかんやいって、この人なら、と信頼されて、結構大事な情報も預けられていたようだし。



 ゆうてもエリートで、学校出て県庁に就職して、その環境しか知らないから民間感覚は持ち合わせていなかったけど。ダメ出しされても食い下がる根性があるし、知恵も勇気も吸収力も、男気もあるから、どんどん大きくなっていかれるのね。素敵。




 そんなんだけど、恋愛系のことにはちょっと疎いところが、また可愛らしい。




 そんな掛水くんをあの錦戸亮が演じゆうがやき、カワイくない訳がないろう!


  

 な〜んて、きっと間違っているであろうエセ土佐弁で思っているあたくしであります。きゃ〜きゃ〜!



 前半のあわあわも、後半の若き「いごっそう」っぷりも、錦戸さんなら、めっちゃ魅力的に演じられるに違いないから。あたくしは、もう、ハードルhighest設定で5月を待っちゃう。



 

 あたいのことなんかどうでもいいっていう話だけど。実を言うと、映画というと、洋画の、ダイハードみたいなアクションが好きでして。



 そして、(映画には向かないだろうけど)有川さんのお話も『空の中』みたいな超自然っぽいやつの方がより好き、という性分なものですから。



 最初に今回の映画のお話を聞いた時は、なんか淡いというか、のどか、というか、さすが朝ドラ経験者カップルな雰囲気、なんて一瞬思ったのですけれど。



 錦戸さんが演じる掛水くんは最強だろうし。



 こういう地に足のついた感じのお話だと、「良識派」的な方々も含め、幅広い層の人々がご覧になる、間口の広い映画になりそうで、良かった〜!と思っています。



 いわゆる雰囲気イケメンでなく、短髪黒髪で勝負できる正味の男前だから、県庁職員のお姿もハマって、大人の方から見ても(ってあたくしが言うのも何かアレだけど)違和感がないだろうし。どんどん骨太になる掛水くんに惚れて下さりそうよ〜!なんて、ほくそ笑んでおります〜。