味スタ・ライブ覚書 9月15日・16日

 しぶたにさん、お誕生日おめでとうございます!

 そして、∞の全国デビュー8周年、おめでとうございます!



 ということで、あたくしなりの祝賀記念のつもりの、ちょっと今更な味スタ・ライブ覚書です。こんなもんでもネタバレにご注意よ!ライブの詳細はお嬢さんたちの優れたレポートをご覧になって〜。色々間違っていたら、朔さんったらおバカさん、と思っといてね。













 いや〜、味スタ・ライブ、楽しかったです。



 ∞の8年間をぎゅぎゅっと詰め込んだ、一大エンターテインメントショーでした(って軽部さんもそんなんおっしゃっていたかな)。



 8年間地中にいた後、地上に出てくる蝉モチーフのオープニング映像から、WSでも映っていた光物系ピンクとブルーの衣裳で皆さんが登場、スタジアム全体キャ〜っとなって一曲目ロマネスク、というのがニクイ感じで。



 初の野外ライブということで、薄暮迫る空の下のバンド演奏(ヘブンリーサイコとか(!)、ライフとか、愛でした。とか、ツブサ〜とか)も、すごく印象的でした。ヘブンリーサイコの時には、スクリーンの各メンバーのLIVE映像に、若き日のエキサイトのマルチアングル映像なんか並べてくれちゃって、もぅ。




 そして、18mの高さからエイトレンジャーは降りてくるわ、火は出るわ、水は降るわ、花火は上がるわ。かつて想像だにしなかったスケール感に目を見張り。



 いろは節やレイニー〜や。DREAMI' BLOODやDo you agree?や。All of Me〜やCool magic〜(これはダンスも見たかった←欲張り)や。etc., etc. 当時の衣裳を羽織ったりもしつつ、歌われる懐かしい曲の数々に、胸がいっぱいになり。



 5万5千人でタオルを振り回したTWL等、シングルをはじめとする沢山の楽しい曲で盛り上がり。(エイトポップとかもあってナイスでした!)。




 エイトレンジャーも、ダンス(ブリュレとかダイディーとか)も、ちゃんとバンドも楽しめて、∞の魅力てんこ盛りの3時間半前後(15日は3時間35分、16日は3時間15分程)のライブでしたわ。




 ヨコちゃんセンターのクルトンが、また、歌も踊りもポップで、皆の見せ場もあるというか、メンバー全員がキュートでねぇ。(さすがヨコちゃんとヤスくん)。



 三兄弟(プリン)→TORN→山田→それぞれの衣裳のまま、あおっぱな、のクダリとか、とっても∞な感じで素敵で、あれを見ていて、あ〜なんかよく分からないけど、あたしゃこの興味深い子たちのファンを未来永劫(不死身か!)止めないんじゃないかな〜、なんて思いました。




 たぶん皆さんもいっぱい書いていらっしゃると思うけど。味スタはアクセスがほぼ電車路線一本に限られるから、特に15日、あまりの混雑で行き帰りがかなり大変、という面もあったの。町中人波、最寄り駅・飛田給では人混みで改札口も見えない!状態で。




 それで、幕張の時と同様、彼らが全力で用意してくれるものをありがたく受け止める為には、相応の気力と体力が要るのね、すっかり人気者だし、なんていう風にも思ったのですが。16日にはいくつかの変更があって、状況がちょっと改善されていたようですし。こちらも色々学習できましたし。




 次の野外ライブがあったら、また、明らかにエイターと分かる新旧乙女たちに紛れて潜入して、楽しんだろ、と思っています。えぇ。





 さて、続きましては、主にイエローレンジャー周りのことを、思いつくまま書いていこうと思います。時系列ばらばらでごめん。




 え〜錦戸さんは、スタンドには「そこの西日くらってる人たちも大丈夫?」、水が降ってくるアリーナには「めっちゃ濡れてるやん、大丈夫?」と声を掛け、お客さんを気遣っておられました。




 そして、あたくしの人生の一大関心事の髪型ですけれど、でだしは、15日は最近よく見る前髪横流し系、16日は前髪おろしぎみセットだったのかな。




 いずれにせよ、動いて汗かいて、メットかぶったり脱いだりもして、よりナチュラルな感じの前髪になっていったようで、要は、めっちゃ男前でした。




 15日かな、「風が気持ちいい〜」と錦戸さんがおっしゃっていたようだけど、それでも結構会場は暑くて。「(紫)亮ウチワでバタバタ〜ってしてる(笑)」「(緑?←黒だった様子)ウチワの本来の使い方やな」なんてやりとりもあり。錦戸さんも通常より汗かき度高めだった様子で、汗ばんだ頭をプルプル振って髪をワシワシかきまぜるお姿なども見掛けました(←ちょっとワンコみたいでキュート。ワンコは髪をかきまぜないけど)。




 そして、相変わらず、ガリマッチョな身体に、お派手な顔立ちの小さな頭。コンサート終盤では、愛らしく手を振りつつ、ちょっと外股で会場をテケテケのし歩くお姿も見られて幸せでした。有るか無きかのおしり部分のポッケにペットボトルの飲物を入れているから、落ちてくるのか、時折おズボンをずり上げたりされるのも、子供みたいでカワイかったです。




 続いてパフォーマンスのこと。すべてが素晴らしかったのですが、さっきもちょっと書いたように、個人的に印象に強く残っているのは、薄暮迫る空の下でのバンド演奏です。




 まだ茜色でもなく、昼間の太陽のパワーを色濃く残した、明るく鈍く光る空を見ながら聞いた曲の数々は、どれも素敵だったけど。特にエキサイトのマルチアングル付きヘブンリーサイコでは、おぉ〜っと感動しましてね。そして、ん?垂れ目さん、リードギターというか、ギターソロ担当されてるんちゃう?と思って感無量でした。




 スクリーンに映った、かつての後ろ髪長めな錦戸さんは、バンドご担当ではなく、華奢な二の腕で踊っておられたのに。今ではすっかり立派なギタリストにならはって!と思って。




 他の曲でもたくさんのギターをとっかえひっかえして活躍されていましたが、ツブサ〜のアコギなんかも良かったです。錦戸さんが一心にギターをかき鳴らす姿って、やたら、胸を打ちまさぁね!アコギが引っ張る曲で頑張る垂れ目さんが素敵でした(前にもこんなん書いたな)。




 (ちなみに、前にコメントのお返しにも書いたのだけど、あたくし8分の6拍子が好きで、ツブサ〜でしぶたにさんが6/8な感じでステージを踏みしめる様子も好きです。もちろん彼の歌も、だけど)。



 薄暮バンドで、『愛でした。』を聞けたのも幸せでした。大好きな曲だけど、今までこの曲はドラマ絡みのちょっと苦い思い出とリンクしちゃう部分があったの。でも、これからは、『愛でした。』といえば、あの味スタの空と、あの空気感の中、懸命に歌う彼らの姿を思い出すと思うから、もう大丈夫。うん。




 そういえば『愛でした。』でもそうだったんだけど、味スタ・ライブでは、錦戸さんの歌が、従来よりさらに良い感じだった気がしたのであります。ということで、バンドに限らず、歌全般のお話に移りますが。




 垂れ目さんは魅惑の癖声で、声量の関係もあってか、今まで声が通りにくいことが割とあったと思うのですが、なんか良く声が通って、よ〜く聞こえたのよ。相変わらず『無責任ヒーロー』とか、自由な歌詞で歌ってはったけど。




 正確な音程で、高音が上がり切らない時なんか無いのは、いつもの通りですが。声量が増えたというか、声が太くなったというか。シャウト系の短めビブラートも今までよりちょっと多めに付いていたようで、一般受け度もアップしそうな感じかも。




 歌声が良く通る!と思うのは、あたくしの席の関係か、マイクの音量が高いのかな、なんていう風にも思ってもみたのですが、歌以外のしゃべりの時は、発声がとってもソフトな優しい声で、エイトレンジャーのセリフも初日は聞き取れない箇所もあったくらいだから(←16日には改善されていたけど)そういうことでもないような。





 これはぜひ追加の東京ドームに行って、イエローソングについて味スタで感じたことを、東京ドームでも確認できるかチェックしなくては、と思っています。えぇ。




 さて続いて、2年振りに復活したエイトレンジャーですが。休んでいたこの2年の間、メンバーが何をしていたかというと…的な映像で、皆さん愉快なことをしてくれているんだけど。錦戸さんについては、前向きからでは飽き足らず、今度はバックからのバンジーに挑戦、みたいなことで、バック宙するみたいに後ろ向きに落ちていくリアルなバンジー映像が流れて、あたしゃ肝を冷やしました。あれは、またマカオの230mのバンジー的なものなのですか?もぅ〜〜コワイよ。




 そういえば、18mの高さからエイトレンジャーが降りてくる時も、高い所平気だから、錦戸さんは、てっぺんでも余裕のポーズがカッコ良いんだけど、上下にある固定具みたいなのを、下に着く前からススっと外しちゃって。安全な高さになってから外しているんだろうけど、慎重にね〜なんて思っちゃった。




 ちなみに、15日、しぶたにさんが上の固定具を外す時、もたついていて、錦戸さんがいち早く助けに行っていたような。16日には遅れつつも、ちゃんと一人でできていたけど。しぶたにさんはああいった方面では器用でないのか、上を向いて懸命に固定具を外そうとするお姿が、ちょっと猫みたいでカワイかったです(そのペット見目線やめい)。




 エイトレンジャーのコーナーでは、錦戸さんがご自分からは出さない面を、ヨコちゃんとかが引き出してくれるのが面白いけれど。今回はレッドのボケに対するツッコミをイエローが2回ほど振られて、ウっと詰まって引きつり笑い、そこでヨコちゃんがイエローに慣れないことさせるな、とか、イエロー震えてるやん、とか言うクダリがあって、手に汗を握りました。ふふ。




 それを受けて、15日、「試練を超えてちょっと成長した皆のひとこと」みたいな時に、イエローは「これからはいつでも何でやねん!って言える(ツッコミができる)ようになります!」的なことをおっしゃっていました。




 16日はそれまでピザネタが続いていたので「今までピザは夕飯に食うもんちゃうと思っていたけど」みたいに始めたけど途中で「……変えます!」と叫んで「…今まで、Jの集まりとかで城島リーダーとか隠し撮りしてたけど、止めます!」とおっしゃったと思います。この辺、小学生が元気に抱負を言っているみたいで、皆さん可愛かったです。




 イエローが「情け無用の黄金刀!」と叫んで、剣を横なぎに払うと、ばば〜んと火柱が上がる、水も降る、というクダリは、WS受けもする大スペクタクルでナイスでしたわ。イエローさん、凛とした立ち姿で、「情け無用の黄金刀!」も、歌の時みたいに、よく通るエェ声で、堂々としてカッコ良かった〜!




 一応前後に殺陣というか殺陣ダンスみたいなのもあって、さすが侍経験者、という感じでしたが。大勢に一人で立ち向かっているからちょっとやられちゃって、倒れた後、うぐぐっと立ち上がって、剣を一閃!みたいな流れが素敵でした。




 ヤスくんが素手で戦う系のダンスもカッコ良かった〜!足が届かない、手も届かない、なんてカワイイこと言いながら、動きはキレキレでイカしていました。まるちゃんの映画泥棒も良かったし、しぶたにさんと狼さん二人の美声も良かったし、皆さん素敵でしたが、16日は15日よりエイトレンジャーが10分短縮された関係か、ナス・パートはちょっとカットされていたようでした。でも、バブンさんの活躍は見られて良かったです(バブンさんのウサンクサイ標準語、素敵)。



 そしてMCですけれど。15日の錦戸さんは、最初は、またお一人でどこか別の世界に行ってはるような感じだったけれど、ヨコちゃん発信のご飯会に自分だけが呼ばれなかったらしいとあの場で気付かれたみたいで。その瞬間、ちょっと待ってよ〜。呼んでくれよ〜。頼むよ〜。俺家でサッカー見てたよ〜、とか大声で切り込んで行ったのが、面白キュートでした(とか言っていてはいかんか)。




 その後も思い出すたびに「はぁ〜〜っ」なんてマジ凹みしてはったみたいで、ほんと、ヨコちゃん頼むよ〜アニキ顔したウサギさんが傷つくじゃないの、なんて思ったけど。




 16日のMCでは、まるちゃんとの微笑みデートの話題の時に、ソフトな発声で「はぁ〜い」と一言いっただけ、だと思うので、15日には必死に声張るイエローさんが見られて係の者としてはラッキーでした。




 (16日はすごく可愛い話とはいえ、前日に引き続いてヨコちゃん、また猫のチーちゃんネタを振るんや〜なんていう展開になっていたら、まるちゃんが「関ジャニ∞の話しようか」なんて仕切っていったのが珍しくて面白かった〜)。




 そんな風に錦戸さんはMCではしゃべってくれないことが多いけれど、今回締めの言葉を担当されていて、そこでは確実に、飾らない率直な言葉が聞けて、ありがたかったです。




 15日はご飯の件を、結構引きずっておられたようで、その時も、まだ僕だけご飯に呼ばれなかったという思いがあるのですが、的なことを言うてはってんな〜。しかし、その後、「今度は僕発信で皆を誘っていきたいと思います」ってなことを、おっしゃって、健気、かつ、ちょっとお兄さんになった感じの垂れ目さんでした。



 そしてWSでも出ていた16日の締めの言葉(〜ラストのBJ)は、とても素敵だと思いました。ちょっと言葉は違っているかもしれないけど、「8年前には1000人の客席も埋められなかった僕らなんですけども…これだけ多くの人に囲まれて…今までやってきたことは間違いじゃないんだな〜って本当に今こうして皆さんの前に立っていて、つくづく確信しています」とソフトな発声で、しみじみとおっしゃる言葉が胸に響きました。



 結構「ら抜き」率の高い青年だと思うけど、「埋められなかった」とおっしゃった所も好ましく。たぶんその後「自分で言うのもなんですが、これからの僕たちの活躍を見ていて下さい(追記:活躍にご期待下さい、だったみたい、ごめん〜)」というようなことをおっしゃったと思うのだけど。それがまた、静かな自信に満ちていて、頼もしくて、カッコよかったです!




 えぇ、見ていますとも、可能な限り。きっと彼らは、地上に出てからも破格に長生きする新種のメタル蝉みたいなんに違いないと、蝉モチーフの映像を見て思っていた、あたくしであります。




 以上、拙いけれど、全国デビュー8周年記念・味スタ感想でした。




 あっそうだ、TORNのこと書くの忘れてた。TORNをやったバックステージ、あたくしの所から遠かったの。TORN見たかった。見えないから正面のスクリーンの、おおくらくんがソロコンの時に撮られたという素晴らしいRN映像(おおくらくん天才!)を見ていたのだけど、おっそこまでで終わりですか、みたいな感じで、あれ全部見たかった!




 そしてTORNが『あおっぱな』を歌いにメインステージまで全力疾走するのがなんか面白かったです。しかし、冒頭でもそんなん書いたけど、TORNの衣裳で『あおっぱな』て。That is 関ジャニ∞