仕分け・黄太鼓のことばかり

 超男前の強めのお顔で大言壮語したかと思うと、本番のスタジオの緊張感に呑まれアカンてこれ〜とヘタれ。ッシャ〜とか皆さんが力強く叩かれる始まりの一打も…トン…なんて「ちっちゃ!」「たまたま当たったみたい」な心許無さで。



 緊張と戦いつつ、軽くノリながらゲームをする姿も素敵で、お上手とはいえ、初心者だもの、ミスをしてしまって。その度、アッという顔をしたり、ちょっと笑ったり、なかなかすごいお顔でギャ〜と叫んだり。ミスが重なってどんどん涙目になっていって、ラスト、太鼓の前に呆然とくずおれ(そんなお顔も超端整!)。



 ミス2回の差を良の数でカバーするのも、まぁ難しそうだったけれど。ひょっとして、という祈りも空しく、衝撃の得点結果に呆けたように目を見張り。涙がこぼれないようにかしら、ウルウルの大きな瞳で、上を向いていた、そんな錦戸さんの一部始終がメチャクチャ可愛すぎて、あたくし見終わってちょっとくたびれちゃったほどでした。



 自分から強めに出てハードル上げておいて、ビビッて、それでも精一杯頑張って、でも、不本意な結果で、涙目のままメッチャ反省してすっかり凹んじゃう姿は、なんとまぁメンドくさくも、いじらしく、面白くも、愛らしかったことでしょう。それは、年長3人を始めとするメンバーの皆さんが、必死で励まし、かばい、幼子をあやすように慰めたくなるはずだわ。ああいう青年だから、ながせくんも呼ばれたら、なんやかんやいって、行っちゃうのかしらね。




 誰も(一回戦敗退は)予想はしていなかったでしょう、と錦戸さんはおっしゃっていたけど、ん〜と、そうでもないかな、みたいな。デキる青年とはいえ、ガチンコ〜も記憶に新しい所だし。勝敗うんぬんより、きれいな涙目ドアップとか、強気だったり、ビビったり、アタフタしたり、しょげこんだり、お派手なお顔に素直に浮かぶ豊かな表情の数々を見られたことが幸せでしたわ。ダイジェストではなかったし、髪のセットの関係か、久しぶりの直毛前髪有りのキュートなビジュアルに、黄色い太鼓の衣装もお似合いで素敵だったし。




 しかし、キラキラの涙目ドアップを見て改めて思ったけど、錦戸亮の目は実にきれいですわね。超今更だけど。澄んだ目が大きくて、しかも、くるんと上を向いた長マツゲに縁どられておる。お茶の間にもそれが伝わったかしら。




 そして、華やかにゲームが続く中、晴れの太鼓の衣装も哀しく、奥の方で肩を落としてとツクネンと椅子に座らされている姿が、また不憫かつ超プリチーで、あれ見て、あたくし




 もしも許されるなら〜ちんまり座った君を〜ポケットにつめこんで〜そのままつれ去りたい〜(名曲・心の旅より・一部改)



 みたいな心境になりましたわ。つれ去った暁には、寄ってたかって彼を庇護する人たちのもとに届けます(って何を言っているのかしらね・はは)。




 ということで、錦戸さんの様々な表情が見られて、見応えのある仕分け黄太鼓でしたが、あのように豊かな表情を、(良い感じの)演技仕事で早めに見たいな〜という思いがチラチラと浮かぶ今日この頃であります。ま、おりこうに待っとこか。