おもてなし課・特報

 たいしたアレじゃないけど、おもてなし課の特報(というか予告編というか)のことをちょっと書きますので、頑張ってネタバレよけている方は、お気を付けて〜。



 毎度、色々勘違いしていたらごめんね。















 ということで、おもてなし課サイトで特報を見ましたけれど。えぇやん、えぇや〜ん!短い予告編からも、掛水くんの佇まいが、実に自然でリアルなのが伝わってきた気がします。錦戸さん、見事に、ちょっとフワッフワした県庁の若人に見えたわ。




 監督さんが、掛水くん(&多紀ちゃん)が初めてカメラの前に立ったとき、どんぴしゃっときたというのはこういうことか、と思いました。





 今までも、幅広い役柄を妙にリアルに演じてこられたヤリ手の俳優さんですもの。今回のような地に足の着いた感じのお話にもスッとハマんねんな〜。




 そして違和感なく県庁職員と化しつつ、ああいう飾らない格好でも尚、見映えがするというか、リアルかつキュートな所も強みですわね。通常から黒短髪で勝負できている正味の男前だけど、ふっつうのスーツでも光る素の良さよ!ってなことを、掛水くんのお写真が公開された頃にも書いたけど。





 動く掛水くんはますます良いわ〜。冒頭、美しい自然を背景に、スーツにデイパックしょって、何心なく自転車こいでいる所からもう、リアル&キュートだ!




 そこへ、爽やかな一筋の風が不意に吹き過ぎるように、多紀ちゃんの自転車が横をすり抜けていって。あそこから掛水くんのプリチーな立ちこぎ姿に繋がるのかしらん。なんて、分からないけど。





 県庁で本格的に出会う前、多紀ちゃんが初めて姿を現すのが、原作では掛水くんの自転車ドミノ倒し絡みだったと思いますが、映画版のも良い感じ。





 束ねた黒髪、キレイな色のカーディガンの多紀ちゃんの自転車がス〜っと通り過ぎていく映像で、多紀ちゃんがどんな感じのお嬢さんか、一瞬にして見る人に鮮やかな印象を与えるという。映像にはそういう、文字とはまた違った力があんねんな〜。





 たとえば錦戸掛水くんの笑顔のシーンとか、何ともキュートで、見る人が思わず惹きこまれちゃうようなキラキラの力があるのが、あの短い予告編でも分かる!と黄係は思いました。






 最初のおもてなし課の看板下げる所とか、カヌーのクダリとか(←ここは短くてあんまりよく見えなかったけど、無邪気なお顔で笑ってはったような)。とりわけラストの「ここにくれば誰もが笑顔になる」のナレーション付近の笑顔なんかは、実際こちらも、つい、にへら〜〜と笑顔になっちゃう愛らしさ。






 通常から笑顔のカワイイお人だけど、ちゃんと県庁の好青年の爽やかな笑顔になっていたと思います。掛水くんを演じている人が、あのくわえタバコで薄笑みを浮かべて、怯える標的を見下していたエースくんや、一見無邪気な笑みの陰にアヤういコワさを覗かせていた久遠くんを演じていた人と同じなんて。俳優さんてすごいな。






 それから、佐和さんに水をかけられるシーンも良い感じに映像になっていたと思います。バケツを持った佐和さんに、えっ、まさか、えっ?えっ?!みたいなお顔になって、とっさに多紀ちゃんの前に立ち塞がるのが、実に良い塩梅でした。




 熱血な感じでガバッと庇うのでなく、思わず前に立っていたという感じが掛水くん的でキュートね。そして濡れ鼠の姿がまた、愛しくも胸締め付けるものがありました。さすが元祖濡れ仔犬。そんなこんなで彼は水をかけられたり、雨に濡れたりするシーンが多いのかしらね。





 そして、こちらも重要シーンの一つ・迎えに戻った夜のコンビニ辺りで多紀ちゃんを抱きしめるクダリもナイスでした。「すごく大事なもの、なくしそうな気がする」の切ない声、哀しい垂れ目が効いていたわ。





 原作によりますと、あそこで泣き顔の多紀ちゃんを抱きしめるのも、思い余って手が滑ってうっかり抱きしめていた、的な流れで、まぁ掛水くんったらジェントルマンで素敵!という感じですが。その後、掛水くんったら、多紀ちゃんが泣きやむまで、腕の中に多紀ちゃんを閉じ込めとくねんで〜。きゃ〜きゃ〜この男前がっ。




 ということで、これなら、お二人の中学生みたいにカッワイイ恋模様や、掛水くんが吉門さんに鍛えられて頼もしいイゴッソウになっていく様子等々を、かなり良い感じで見せてくれるに違いないと思えた、ナイスな予告編でございました。これは5月までハードルhighest設定のまま行けそうだわ〜。イェ〜イ!!