おもてなし課予告編と有川さんのブログ

 昨日で、あれから2年でしたね。言葉にならない思いを忘れず、普段の変わらぬ日々に感謝しつつ。





 今日も相変わらずな更新をさせて頂きますが。




 おもてなし課のネタバレありなので、ご注意!










ということで、




おもてなし課の予告編を見ましたけど、ますます良い感じね〜!





錦戸さんが、掛水くんを演じてみせるのでなくて、(錦戸力で)ひょいっと掛水くんそのものになっている感じが、短い映像の断片からも伝わる気がしました。





普通の人の役って難しいと聞くけど。相変わらずリアル&ナチュラル、さりげなくも表情豊かに魅力的な感じで、今のところ個人的には「ん?」という所がほぼ一個もないのよ〜(超何様。でも、ほんと)。





 ちらっと聞いただけだけど、言葉も温かくて良い感じ。土佐弁って、本当に関西弁に似ているのですね。そして、案外、標準語っぽい所もあって、あれがUターンで地元に就職している若者の、自然な土佐弁なのだろう、と想像しています。掛水くんの土佐弁は、方言指導の先生のお墨付きの上手さ、ということですものね。本編で「しゆうがです」みたいなのとか、例の「ありがとう」とか、たくさん聞くのを音・言葉フェチは楽しみにしています。





見たかったアイスクリンのシーンも、素敵な映像になっていて嬉しかった〜。おいしそうにアイスクリンを食べる多紀ちゃんを、チラッと見る錦戸掛水くんがラブリー!





原作によりますと、あれは、おへそを曲げている多紀ちゃんの気配を察知した掛水くんが、アイスクリンを買ってくるクダリですわね。どうやら、自分が何かやらかしたらしい、ということで。で、二人で一緒に食べて、ご機嫌なおったかな、みたいに多紀ちゃんの様子をうかがうという。カワイイ。





ぎゃぎゃ〜ん、みたいな大事件は起こらないけど、清らかで、出てくる人が皆どこか可愛げがあって、ほわ〜っと笑顔になれて、あたくしは、おもてなし課のお話が大好きなのですが。各所にこういう掛水くんの素敵ポインツがあるのもファンとしてはありがたく。きゃ〜ここ良い〜!映像で見たい〜!とか、お友達とも言っていたクダリの多くが、ナイスに映像化されていてハッピーであります。






切なくも初々しいハグシーンの、泣きそうな「一緒に帰ろ。置いて帰りたくない」も良いわね〜。きゃ〜。






 前にも書いた気がするけど「仕事してぇ〜」の叫びも、ぷりん時の「いい加減にせぃっ」より、さらにお腹から出た通る声になった気がして喜んでおります。お侍の安兵衛さんと比べるのもアレですが。






それから、テレビ出演のクダリでは、進化形掛水くんの「いごっそう」な表情も垣間見えた気がして、はっとしました。





 もともと錦戸さんは、ある意味いごっそうな、硬骨漢な面もおありみたいですが。当然ながら、あのシーンの掛水くんは、錦戸さん的でなく、掛水くん的な、いごっそうっぷりで。





 好青年らしく、not too aggressiveに語りつつも(日本語で書けや)、その表情に、最初の頃には見られなかった頼もしさ、力強さが、控えめに静かに、でも確かにのぞく、みたいな感じが、すっばらしいと思いました。





 やっぱりあのヒト、天才かも。




 でも、有川さんのブログによると、





 「錦戸さんとの対談は、ファンの方から『亮ちゃん人見知りだから大丈夫かなぁ』とかなりご心配されているという話が聞こえてきまして、プロデューサーにも『あまり口数の多い子ではないので何とぞよろしく』と拝まれていたのですが」ということで(うふふふ)。





 メンバーだけでなく、色々な人が「うちの子」状態で庇護したくなる天才みたいだけどね。





 しかし、そのような心配もよそに、「たいへん前のめりで喋っていただけました」ということで、良かったです。





 そして有川さんは続けて




 「『図書館』とはまったくタイプの違う、穏やかな時間の流れるフィルムですが、『県庁おもてなし課』には錦戸さんのおっとりした雰囲気がとてもよくはまっていると思います。




 一生けんめい言葉を探しながら話してくださる様子に、錦戸さんもたいへん作品を大事にしてくださっていることが伝わってきました。」




 と書いていらっしゃるのですが。ファンとすると「錦戸さんのおっとりした雰囲気」の所で、「はぃ?」って混乱してしまう、というね。「掛水くんを演じている錦戸さんのおっとりした雰囲気」ということなら、よく分かるんだけど、ひょっとして、リアル錦戸氏のこと?なんて動揺しちゃったりして。このあたり、皆さんが書いていらっしゃる気がしますが。






 いずれにせよ、有川さんがこのように書いていらっしゃることは、まさに、錦戸さんの掛水くんの演技が見事だったことの証明、ですわね。





 しかし、先生、ヤツはカメレオンやねんで〜。





 おもてなし課のような、穏やかな時間の流れる感じにも、錦戸さんは勿論はまるだろうと、僭越ながら私も思いますが。(そしてさっき書いた通り、おもてなし課、大好きですが)。





 えぃ人だけでなく、超エキセントリックな役や、一見無邪気そうだけど狂おしいのとか、憂いと切なさとエロ気を活かした妖しいのとか、何にでも素敵にはまっちゃいますから。状況が許せば、ぜひ今後もお引き立てのほどを〜!






 なんて、このクダリを読んだ時、思っておりました〜。





 それから、彼が作品をたいへん大事にされている、というのは、その通りだろうな〜と思いました(何様)。時々、そこはどうなの?お兄さん、と思わせる方ですけれど、目の前の仕事を常に全力で頑張られるのは確かな気がしますし。結果、見せてくれるパフォーマンスが素晴らしいもんだから、あたしゃファンを止められないのだ。





 たとえ、ナゾなキャップ・ハットをかぶっても、アレな髪型にされても、痩せ細っても、まっくろに焼いちゃっても、ジャニ勉などで、今寝床から出てきました、みたいな風情でおられる時があっても。





 個人的には、3回くらい続けて、歌で音を外してくれたら、たぶんファンをやめられると思うけど、音感良男(←おんかん・よしお読み推奨←またこんなん言うとる)だから、それもないわね(別に止めたい訳じゃないけど)。な〜んて妙なことを言っているうちに、また長くなってしまったので、予告編に話を戻して、あとちょっとだけ。





 バックに主題歌の錦戸ソロパートが流れる、車中の二人のシーンも、何か微笑ましくて、とってもカワイイですわね。ちょっと、掛水くんなんか、キュートなアヒル口みたいだったし。ふふ。錦戸さんのソロパートも高めの声でカワイイ。





 あの主題歌は、サビがマイホームっぽいって、み〜〜んなが書いていらっしゃると思うけど。サビ以外は、よりポップで、ちゃんと異なる感じというか、通して聞いたら、本当に映画にぴったりな素敵な曲だと思われ、喜んでおります。良かった〜!

 


 ちなみに、ファンなので、錦戸さんのことばかり書いたけど、他のキャストの皆さんも良い感じでした。佐和さんのお料理をおいしそうに食べる多紀ちゃんも。それを見てうれしそうに微笑んでうつむく佐和さんも(関さんのはにかんだような柔らかい表情が新鮮)。逞しくなった掛水くんを頼もしげに見る吉門さんも。朗らかに豪放磊落な清遠さんも、皆さん素敵すてき。制作の方も、俳優さん達もセンスが良いに違いない(何様)。





 ということで、期待しまくりのまま、5月を待ちます。楽しみ〜! 


デニーズにも行かなくては。きゃ〜きゃ〜!