おもてなし課見て参りました!

 おもてなし課、見て参りました〜!(そんなに細かいことは書かないけれど、一応ネタバレをよけている方はご用心下さいね)。




 すごく良かったです!実に幸せな2時間でした。





 どの俳優さんも役にばっちりハマっていて、高知の自然も美しく、土佐弁も耳に優しく、掛水くんも思いっ切り笑っていて。噂通り、とっても気持ちの良い、見ていて笑顔になる映画でした。これなら、あと何回も見られそうだわ。




 映画は、長さの関係もあって、原作とはまた別のアレンジがされるけれど、それも無理の少ない、良い感じになっていたと思います。ラストの締め方もなるほどと思いました(この辺全部、何様)。




 そしてそして、黄ファンとして叫ばせて頂くと。




 錦戸掛水くんが滅法カワイかった!!



 ふっつうのスーツや飾らないポロシャツなんかを着て(素が良いから、それがまたキュート)、ひょこひょこ歩いて、エッ?とか、ハッ?とかビックリしたり、困ったり、めっちゃニッカーって笑ったり。もう、すごくカワイかった!




 あたくし、今日は結構前の方で見ちゃったので、音がちょっと大きかったんだけど。バサバサ長マツゲの大きなタレ目、高いお鼻のお派手なお顔、でもちゃんと県庁職員さんに見える掛水くんが(←目立つ風貌でありながら、普通の人の役も妙にハマるというね)。魅惑の癖声で唇をとがらせてキュートにしゃべったり、素敵に笑ったりするのを、ドッカ〜ンと大画面でずっと見られて、感無量でございました。





 それとねぇ、錦戸さんってやっぱり目を引く演技をされるかも、と思いました。表情がとても豊かだな〜と改めて思ったというか。





 たとえば。多紀ちゃんとちょっとイサカイっぽくなる所とか、映画だと短い時間で空気が悪くなるのを示さなければいけないと思うのだけど。スネたり、ムッとしたり、掛水くんの表情が実に豊かなので、そういう流れが唐突でなく、自然に感じられた気がします。




 それから、(多紀ちゃんのことが)必要やき、とツブラな瞳で真剣に言う表情なんかも良かったし。




 パラグライダーで飛んでいる時の笑顔も、うわ〜、この人には勝てないな〜と思ったし(うふふ←何笑とんねん)。




 川べりでビールを飲む「そのシチュエーションで、頑張って言った言葉がそれかいっ!」みたいなシーンの、ドッキドキして、なかなか言い出せなくて、でも思い切って言うぞ!みたいな表情なんかもすばらしかったと思います。






 さらに、掛水くんのお部屋に吉門さんが来る時の、カワイくなっちゃった吉門さんを面白がるような、ちょっとヒヤカスような表情も良かったかも。(しかし、あの黒髪短髪でも勝負できるタレ目とツリ目のイケメンお二人のシーンは、もうちょっと長く見たかったな。お二人のやりとりはナチュラルで良かったと思うけど)。




 あと、テレビ出演のシーンも、掛水くんがちょっと頼もしくなった感じを見事に出しておられたと思いますが、テレビ出演の最後にひとこと、のクダリのキュートな感じは、ちょっと錦戸さん寄りアレンジ?とか思いました。なんてね。





 とか言っているうちに、結構細かいことも書いてしまった気もするけど、他にもたっくさん素敵な掛水くんの表情があって。




 ほりきたさんがおっしゃったように、この映画で、錦戸さんはまさに掛水くんそのものに見えたというか、本の中の掛水くんが、そこにいる!という感じだったけれど。とびきり活き活きとした表情が実際に見られるって、強力な映像の力だな〜と思いました。錦戸掛水くん、実に魅力的でした。





 
 そして、ここ〜景色の流れる、皆さんの笑顔に満ちたエンドロールもぐっと来ましたとも。観客の人全員、エンドロールが終わるまで座っておられました。本当にすがすがしい後味で、試写会を見た方の感想で、見終わって気付けばストレスが消えていた、的なのがあったのが、分かるな〜という感じでした。




 ちなみに、今回、一人でご覧になっている中高年男性も結構おられたわ。多紀ちゃんファンかしら。いや掛水ファンかも、なんてね〜。ふふ。ということで、後日また見た時に何か書くかもしれないけれど、とりあえず、初日観覧の覚書でした〜。