今更、関ジャニ7

 寺子屋のりょう君(30歳)の可愛さは、既に皆様が書き尽しておられると思うのだけど。(なんかツイッターのトレンドに「りょう君(30歳)」がしばらく入っていたとか。ふふ)。




 一応あたくしも今更の関ジャニ7・記念書き(ほぼ黄一色)。




 冒頭、短め平ちゃんヘア&スーツ姿でマイク持って「というわけであの〜」とか言っている所に、ご試食どうぞと近寄るやり手のお姉さん。



 困惑しつつも「あ、はい」と受け取って、「今ロケが始まるっていう説明をしようと思ったとこなんですけど」とか言いながら、大人しく一つをちゃんと食べる所から、もう可愛かったけれども。




 「寺子屋」で、スリムな体に黒い着物を着せられ、「りょう」なんていう名札を付けられ、ツブラな瞳・前髪有の甘いワンコビジュアルで、心もとなげに佇む姿の愛らしかったことったら。




 さらに、ご挨拶は「お願い致します」と言いましょう、よろしくはあんまり丁寧な言葉じゃないの、という先生の指導を、幼子のように素直に受けるのも。




 れお君(4歳)が見事にこなした早口言葉を、りょう君(30歳)は(惜しい所で)噛んじゃって、おチビさんに爆笑されるのも、超ラブリーでございました。




 そして、錦戸さんの渾身の「涎くり」がまた、可愛かったのなんのって。キッズに「いがめてこませ」とエア・ポコスカされる頭を、きれいな手を上げてかばって「わぁ〜〜〜!」とコミカルに逃げる姿、プライスレス。




 と、立ち止まって、びっくりしたように目を見開き。「あっ!おっしょはん、帰ってきた!」と叫んで、また腕を振りつつ「わぁ〜〜」と席に馳せ戻り。ちゃんとお勉強していたテイで、味のある癖声で「い〜ろ〜は〜に〜」と声を張る、りょう君(30歳)の一部始終が可愛かった!




 錦戸さんに対しては、時にあたくしなんかと同じ目線をお持ちなのでは、とも思われる村上さんが「りょう君、可愛いねぇ」とおっしゃっていた通り!渋谷さんもめっさ良い顔で手を叩いて笑って「えぇなぁ、えぇなぁ、可愛い!」とおっしゃっていたような。




 ちなみに、あたくし初見の時は、昔の癖で「おっしょはん、帰ってきた」の所とか、関西弁になってんで!って焦っちゃったんだけど、上方歌舞伎なので、当然、関西弁でいくのが正解なのですわね。




 あたくしは歌舞伎に全然詳しくないけど、ツイッターとかで、お詳しい方が、錦戸の涎くり、上手、よくやっていた、と書いておられて、あの可愛くてコミカルなのが大正解なのね、と感動しました。先生もすごいすごい、さすが、とおっしゃっていましたものね。




 上方弁ネイティブなのも強みなので、ぜひ上方歌舞伎の道へ、なんて書いて下さっている方もいました。




 確かに「おっしょはん」は関東人でもマネしやすいかもしれないけど、「帰ってきた」のちょっと「帰っでぎだ」みたいに濁点が混じるような感じはネイティブにしか出せない気がします。



 歌舞伎にお詳しい方のツイッターによると、渋谷さんの義太夫も、村上さんの馬の脚も、ヨコちゃんの「つけうち」も、実際すごく難しいのに、とてもお上手だったそうで。なんだ関ジャニ∞、芸達者ぞろいか、みたいなコメントを嬉しく読みましたけれど。




 濃いキャラの方(じゃなくて人気役者)にインタビューしたおおくらくん、めっさ偉いけど温厚な方に遠慮深くインタビューしたヤスくんも良かったし、なんか7人のオカンの時の方が綺麗だったような、みたいなまるちゃんの女形姿も忘れがたく。歌舞伎役者さんも、スタッフさんというか職人さんたちも、洒脱なセンスある方々で素敵だな、と思った関ジャニ7・歌舞伎インタビューでした。




 VTRのりょう君(30歳)は前髪有の甘々ビジュアルで、一方、スタジオでVTRを見る錦戸さんは、若頭感あふれるおデコ出しで、両方楽しめてお得でしたし。おデコ出しの精悍なお顔で、(涎くり)ほんまちゃんと真剣にやってるからね、と懸命に主張するのも愛らしゅうございました〜!




 撮れ高が心配で加えたオムライスのクダリも、さらに取って付けた感じのぜんざいシーンも、ただただ可愛くて、大変結構でした。「少しでも映るんかな?と思って。やってみたら、映ったよね」とおっしゃるのが面白キュートだった〜。ちなみに「映ったよね」は、東京弁ネイティブに聞こえました。この東京っ子が!なんてね。




そういえば、将来の夢は歌舞伎役者になること、と言う女の子に、(それは叶わぬ夢だとは)俺の口からはよう言われへんわ、と大きな瞳をさらにグッとおっきくしてつぶやいているのも、デリカシーがある感じで良かったです。




 関ジャニ7、いいじゃないの。泣くやつはちょっとナゾだったけど。普段あんまりご縁のない世界のことを知りつつ、カワイイのをまた、見られたらいいな〜と思います。