関ジャム・桃太郎
あと一回サムライせんせいのことを書くとかいいつつ、すっかりご無沙汰してしまいました。映像発売までにはキリをつけようかな、と思っております(←世の中に2人位いるかもしれない酔狂な方向けのお知らせ)。
初日の衝撃が始まりだったとは。熊本や近県の皆様のお辛さに胸塞がる日々に、すべきこと、すべきでないことの情報を追いつつ、微力ながらできることをしていこうと思っておりますが。
そんな中舞い込んだ「トットてれび」のお話は嬉しゅうございましたね。どんな錦戸九ちゃんをみせてくれるか、楽しみです!
さて本題、関ジャム、水曜日〜さんとのセッション『桃太郎』。昔人間なのでラップとか個人的にはあんまり、なんだけど。きびだ〜ん、きびきびだ〜ん、おにた〜いじ、おにおにた〜いじ、とか、やけに耳に残る中毒性のある曲で面白かったです。マネしやすい振りもあって、キッズにもアピールするかも、なんて思いましたが。
黄贔屓なものですから(あ、知ってた?)、ヘッドホン左側からクリアな錦戸さんのアコギ音!なんて感動していたら。今度はあっちからあの子の音、アラこっちからはこの子の音、なんて。ラップだからかしら、各人の楽器の音があたいなんぞでもよく聞こえた気がして、楽しくなりました。
しかし、年少4名みな楽器上手くてカッコ良かった!すごく難しいことを、楽し気にクールに決めてはって、ますます立派になられて、と目頭を押さえたあたくし(またこんなん言うとる)。年長者キングもさすがで、紫ップもナイス&キュートでしたわ。
そしてそして「へ〜イヘ〜イホ〜、ロッカク、へ〜イヘ〜イホ〜、イナズマ」という微笑みコーラス!(ロッカク、イナズマ部分は黄声のみ、かな。ちなみにロッカク、イナズマは80年代に発売された桃太郎伝説というゲームの必殺技のようですが)。
とにかく、錦戸さんの高音すごい!書きやすい階名で書くとラ〜ラ〜ソ〜、ミソ、ラ〜ラ〜ソ〜、ミソ……ラ〜ラ〜ソ〜↑ソ#〜かしらね。前に、裏声でずっと歌ったと書いてはったのは、これでしたか。あれ女子でもキツイ高さよ。歌ってご覧あそばせ。あれが上がり切るって、滅茶苦茶すごい。
のみならず、裏声でも充分な声量があって音程に揺るぎなく、ちょっとオイシイ感じに半音上がる所も完璧。(歌前にギター弾きながら、やたら溜めてカワイイお顔で「これが大事」と教えてくれた所ですわね♡)。探らずスッと正確な音が取れて、元の音というか軸がブレないから、錦戸さんは半音の刻みも精度が高くてキレイ。
(ちなみに、一箇所高音部2名に聞こえた時があるんだけど、そこはコムアイちゃん(面白いお嬢さんねぇ)も歌っていたみたい)
それから、テレビ誌によると、最初まるちゃんは(錦戸さんの)1オクターブ下でコーラスされていたけれど、錦戸さんが3度下にしたほうがいいんじゃない?と提案されて、それが採用されて、本番ではより聴きやすくなったそうで。錦戸さん、相変わらずデキるお人で素敵!
ということで、まるちゃんは、ファファミ〜、ファファミ〜と錦戸さんの1オクターブ下の3度下(というか3度下の1オクターブ下というか)を歌ってはったと思いますが。これもすごく難しいと思うけど、彼もやるヤツですわね(何様)。
最後は黄ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜
橙ミ〜ミ〜ミ〜ミ〜 でおしまい、かな。
ということで、最初はあんまりご縁がないかな、と思ったけど、楽器もコーラスも素晴らしくて、聞いたら楽しい『桃太郎』のセッションでした。錦戸さんが、ちょっと眉根にシワを寄せてジャラ〜ンとギターを掻き鳴らす様子も。超高音の裏声コーラスを、完璧に、でも端整なお顔をちょっと歪めて歌う風情もイケていました〜!
サムライせんせい最終話続き(5)
夜景の屋上。ギリギリまで抜刀しないまま、必死にアザを止めようとした武市さん。しかしアザも一歩も譲らず。
もう、本気で龍馬と戦わざるを得ない。武市さんの目は潤んでいて。口を薄く開いて、哀しい目で龍馬を見据えたまま。刀の鯉口を切って、するるっと鞘を落とすのが、ゾクッとするほどカッコ良かった!
とうとう刀を抜いた武市さんが、切なくも、最高に色っぽいのでありました。
という所まで前回書いたのですけれど。この鞘を落とすというのは、通常あんまり無いのですってね。刀を使ったら(というか勝ち残った人は)腰に差した鞘に、手元を見ないでシャキーンと刀を戻すのでしょう?(〜ぷりんでもパレットナイフでそれに模したヤツやってはってんな)。
しかしこの時の武市さんは、たとえ勝っても無二の友アザを斬ることになるから、もう後は無いというか、ハナから相討ちの気持ちというか。そんなこんなで鞘落としはったんかな〜、なんて思いました。あのゾクッとする目の色はそんな哀しい決意と覚悟も含んでいた気も致します。
さて、こうしてついに迫力ある殺陣に突入!(龍馬の洒脱な殺陣も、もちろん素敵でしたが、あたしゃ武市さん係につき、例によってほぼ武市さんのことばかり書いちゃうのでお含み置き下さいね)。
殺陣の最初のほうで、光源を背に2人のシルエットが浮かび上がる演出も粋でしたけれども(錦戸さんの高いお鼻、キレイな横顔の線も映えるし)。錦戸半平太さん、やっぱり体幹・姿勢・動きがキレイ!跳躍も高い!あと前にも書いたけど、体の止めがカッコいい!!
それからカメラが寄って、2人の決死の表情をとらえ。互いに斬り合ってそれぞれの頬に、あっ傷が…みたいなシーンも素敵。龍馬がちょっと傷を指で触るようにするのもセクシーでしたし(この間まで、カッワイイ声で、坊、泣いちゃうぞ、とか言うてはったのに)。
武市さんの、一瞬目を伏せてチラっと傷を見てから、鋭い目で龍馬を見る、みたいなのも色っぽかった。バサバサ長マツゲ付の大きな瞳だから、かすかな動きも見る者にすごく届いて、ハッとさせんねんな〜。
考えてみますと、最終回までは、モップとか傘とか竹ボウキとかバトンとか、刀でないもので殺陣をされていたけど(てか日本刀振り回したら捕まっちゃうしね)、ついに最終回は真剣勝負!という感じも出て、「お顔に傷がっ!」シーン、良かったと思います。
そして再びシルエットで戦う2人。武市さんのターンも決めポーズもキレッキレでカッコいい。
さらに、龍馬が刀でライトのスイッチを入れるという、現代に適応した歌舞伎者らしい技に出て、光で目をやられた武市さんが前転して身をかわし、いざって(=膝で歩くみたいな)刀を振るのも。
必死に応戦する武市さんのお顔が屋上のへりからせり出て、その下に、六本木の街並みが見えるのも(きゃ〜やめてよ)、迫力がありましたし。
圧巻は、赤く光る東京タワーをバックに、壇の上で激しく斬り合うシーンかしらね。
まず壇の上に武市さんがくるっと回転して飛び乗るのも、龍馬がピョンと跳ね乗るのも見事で(あの辺トランポリン使用のやつかな。実に鮮やか)。
赤い東京タワーを背景に、それぞれの構えを取る姿も美しく映え。壇上でカキンカキンしのぎを削る殺陣がすごい緊迫感でした!手数が多いというのかしら、息をもつけぬ激しい動きの中、ちょっと口を開けて刀を振るう錦戸さんのアップが入って、それがまた色気があってのぅ。
壇から降りる時には今度は龍馬がくるくるっと回転しながら、武市さんは高く跳躍して飛び降りるのもカッコいい。
息を呑む、美しくも迫力満点の殺陣でした。
謹厳実直で免許皆伝の腕前の武市さんらしい、体幹の綺麗な正統派殺陣をベースに、段取りを覚えるのも呼吸を合わせるのも、非常に難しそうな複雑な動きが多数、組み込まれていたというか。
すごく高い身体能力やセンスが必要だと思うけど、殺陣の演出家さんのハイレベルな要求に十二分に応えはったというか。
それも草履履き&おそらく詰め物ぐるぐる巻きの和装という動きにくい格好で(侍だから当然かもしれないけど、とっても大変なことよね)。
この屋上の殺陣をくさなぎのつよしさんもご覧になっていて、後に週刊朝日の記事で、
錦戸君が「サムライせんせい」でテレビ朝日の屋上で刀振り回していたけれども、「すごく体が動くんですよ。『なかなかやりおるな。まだまだ若手には負けてられないな』って思いました」
というような事をおっしゃっているのですわね。くさなぎさんって、かつてバック転連続10回されちゃったのですって?そのように身体能力が高くて、時代物の経験も多い方が錦戸さんの事をすごく体が動くとおっしゃって、嬉しゅうございました!
さて、こうして2人が死闘を繰り広げる間、晴寅姉弟も屋上に駆け付け、晴香さんはネットに帳簿のデータをアップ。テレビにも乱入して海道の悪事を世に知らしめ。
自分を助けて仲間同士で斬り合う2人を嘲笑する海道に、寅ちゃんも、もらったお金を叩き返し。青くなった海道と肩を組んで寅ちゃんもテレビに映り込んで、そんなに上手いこと言っていないけどドヤ顔を決め。
突然テレビに出てきた晴寅を、佐伯さん、サチさん、理央殿、ママたちという神里村の面々が賑やかに見ているシーンも愉快でした。(キャストさんみんなナイス!)
一方、壇上から飛び降りた武市さんは龍馬を刀の柄で突き、一瞬マットに身を沈めてから戻ってきた龍馬と武市さんが、刃を合わせてギリギリ押し合っている所へ、「動くな。2人とも刀を捨てろ!」と氏家殿。ビクッとするアギアザ。
「武市さん。武市さんは関係ないって言い通せ」とアザ。(この時のアザの鋭い目も良いけど、一瞬背後を振り向いた武市さんの必死の横顔が美麗!以下神木くんもことごとく良いけどフィーチャリング武市さんで参ります。ってさっきも書いたか)。
と、走り出したアザに銃を向ける氏家殿。それを見て大きな目を見開き、身を躍らせてアザを庇う武市さん(キャ〜男前!)。発砲。倒れ込む武市さん。
「ちょんまげ!!」「武市さん!!」「アギ!!」3人の悲痛な叫び。
駆け寄るアザ。「何しゆうがじゃ?!アギ!アギ!」武市さんの体を揺さぶるアザの手はべっとりと血塗れ。
「どういて庇うたりした?」
「体が勝手に動いてしもた」(と薄く笑いながら言う武市さんの表情ナイス。弱った声もちょっと涙声みたいにくぐもっていて良いと思うの)
「今まで斬り合うちょった相手ぜよ?!」
「けんど、唯一無二の親友じゃき」(なんて男前なことを、やっぱり薄く笑いながら、段違い眉をひょいと動かして言う武市さん、素敵!)
「わしは撃たれたがか?(と武市さんがちょっとしゃがれた声で言うのが見事)」「違う!安心せい。撃たれちゃせん」「アザ!」
「もうしゃべるな。心配せんでえぇ。もう武市さんを死なせたりせんき!」必死に言うアザを見つめる武市さんのウルウル瞳の美しくも哀しいこと!
血塗れの手に構えた短筒をキッとした目で氏家殿達に向けたアザは「動くな!」と叫び、武市さんを肩で引きずるように去って行きます。
そんなアザにもう一度発砲した氏家殿は、後を追うと、階段に2人の姿はなく血痕が残るのみ。「マルヒは武装していると通達。周囲を固めろ」指示する氏家殿。
しかし、翌日になっても2人は見つからず、うつむく佐伯家の面々。武市さんと楢崎さんは生きてるよね?!と泣いちゃう晴香殿。
シーン変わって、人気のないダム脇の道を走ってくる車。スーツの男が運転席から降り、トランクを開けると血のついたブルーシートからのぞくちょんまげと血塗れの手。ブルーシートをはがすと、向き合って横たわるアギアザ。
乙女らがきゃ〜〜!と肝を冷やしたと思われる瞬間、「着きましたよ。武市さん、楢崎さん」と穏やかな声が掛けられ。
身じろぎして「おぅこれはご無礼致した。すっかり寝てしまいました」とのどかに起き上がる武市さん。
ん〜あぁ〜良く寝た〜と龍馬も無邪気に目を覚まし「大丈夫でした?氏家さん?」と尋ねます(ここ、トランクから上目遣いで氏家殿を見るアギアザがキュート!)
「都心全域に検問を張ってますが、警察の車両までは調べませんからね」
「町奉行所に同志がいるとは聞いておりましたが、まさか氏家殿だったとは」と笑顔でトランクから乗り出してくる武市さん。
トランクで横たわる武市さん、例の手を足にはさむ黄うたたねスタイルだった!なんて思うのはファンのサガですけれども。このトランクシーン、錦戸さんのあたかも直前まで本当に寝ていたような、ちょっとぽや〜っとした寝起きっぽい声と表情がリアルでナイスだと思いました!
以前家の近所でとあるドラマのロケがあってな〜、あたくし見に行ったのだけど。何気ないシーンでも、テストだかリハーサルだか、事前にそれはもう何度も何度も、もうえぇんちゃう?っちゅう位繰り返して、やっと本番に至っても、何回か撮り直すみたいで。ドラマの撮影ってこんなに大変なのね、と痛感しましてね。
何度繰り返しても、初めて起こった事みたいに表現できる、本番に至るまで緻密に確認作業を繰り返していても、あたかも本当に直前まで寝ていたように見せられるのが、役者というものね〜、さすが、と思っているのであります。(ちなみに映画「抱きしめたい」のようなテスト無し長回し一発撮りでも監督の欲しいものバチコ〜ン出すのも錦戸さんのスゴイ所ですけれども)。
しかし、武市さんの体に触れたアザの血塗れの手も、アザが用意していた血糊やってんな〜。やだよぅ、心配させて。
負傷していたら遠くには行けまいと検問を張るのも都心止まりになったり、それで見つからなければ、近隣の医療施設を当たったりしそうだから、血糊って脱出に役立ちそうですけれど。
あのように、武市さんがっ?!嗚呼!!みたいな見せ方なんですもの。それも含め、その他諸々の演出も、最後まであたくしどもをハラハラさせてくれようとしたもの、と思っておりますけれど。
ともあれ、お2人共無事で、同志・氏家殿のおかげで脱出も成功して良かった〜!という所で、また次回に続きます。次回で最後かな、多分(←酔狂な方へのお知らせ。こんなん最後まで読まれた方には「かな〜り酔狂で賞」を差し上げようかしら←要らんわ)。ほなね。
サムライせんせい最終話続き(4)
すっかりご無沙汰してしまいました。国の内外の苦難に直面している方々に思いを馳せつつ、いつもながらの(というほど更新していないけど)エントリーを上げさせて頂きますけれども。
海道を追う龍馬と止める武市さん。一歩も譲らぬ二人が屋上で「やるしかない」と対峙する所まで前回、書き起こしたのですが。
当初、海道暗殺への加担を承諾していた武市さん。
前回書き起こしたセリフにあるように、実際に東洋様を手に掛けた武市さんには、暗殺を行っても何も残らなかったという反省が元々あった気がしますが。(目の前の壁を力づくで消そうとしても悲劇を生むだけ、という今の世界にも届いて欲しい事を武市さんは言うてはんねんな)
アザ同様、自分たちが命を懸けて戦った先にこんな腑抜けた日本があるなんて、という憤りもあり。サムライだから無為に生きるより大義を果たしたい、その為には命も懸けるというスタンスでもあり。何よりアザは無二の友、放ってはおけん、という気持ちがあって一度はアザの誘いに乗ったのかのぅ、なんて思いますけれども。
二言はないはずの武士・武市さんが気持ちを変えたというね。それって、ハンパないことだと思うのですが。富子さんとの束の間の邂逅と、150年の時を越えて届いた富子さんのお手紙は、それだけのパワーを持つかも、素敵〜!なんて思いました。
どうして生きようとしなかったのか、武士の名誉も見栄も捨て去っておったなら富子と一生添い遂げることもできたはずなのに、と美しい涙を一筋流した武市さん。
富子さんもまた、暮らし向きのことは、もうあなた様が憂う事はないけれど、激動の時代だったとはいえ、あなた様と穏やかに添い遂げられなかったことが私には残念でなりませぬ、と時を越えたお手紙で書いておられ。
時代は今、幕末の騒乱期から遠ざかっていた戦乱の足音が再び近づいてきております。いつになったらこんなことが終わるのでしょうか。いつか人の尊い命が本当に尊いものとして大切にされる時代が来ると良いですね、とそのお手紙を結んでおられるという。
ほいでな、今の時代の人間として平成の世を擁護してみるとですね。
今の平和な世は、武市さん達のような仲睦まじい夫婦が穏やかに添い遂げやすい環境で。身分制度もないから、寅ちゃんたちみたいな、今は格差のあるカップルでもその気になればそれが可能だと思いますし。
そもそも、今の平和な時代は、武市さんの最愛の人・富子さんの望んだ「人の尊い命が本当に尊いものとして大切にされる時代」に大筋では近いというか、少なくともそこを目指しているというか。
様々な事件が後を絶たず、ある意味闇は深くなっているかもしれないけど、晴香さんが涙目で訴えていたように、今は「人を殺す事とか絶対ダメな」「死ぬこととか全然カッコ良くない」時代ですし。
富子さんがお手紙でその足音が聞こえると綴った悲惨な戦乱期を経験し、二度と繰り返すまいと平和を誓って今に至った訳ですから(平和主義も色合いを変えてきた感じだけれど根本は変わらない、のかと)
歴史を知ろうとしなかった武市さんですが、富・晴情報等から、分かったのかな、と。
平和ボケした今は先人の勝ち取ったもの。自分がこの時代に来たのはアザを止める為。時代に逆行してはならない。今を受け入れなければ、というようなことが。
それが「時代を嘆くな!今を生きるぜよ!」ということかな、と思うのですけれど。
どんな理由があっても人を殺めてはならぬ!と海道暗殺を阻止する為に、命を懸けて争ってしまうというジレンマ。志の違いで尊いはずの互いの命を懸けてしまうのね。やっぱり彼らはサムライだから。
なんてことをうにゃうにゃ書てみた所で、前回書き起こした東都テレビからの素敵ポインツを書いていきたいと思います〜。前回からだいぶ間が空いたので、セリフとかまた書いちゃうけど、繰り返しでごめんね。
あと神木くんも勿論素晴らしいのですが、あたしゃ武市さん係なので、武市さんのことばかり書きますのでお含み置き下さい(って今更ですわね)。
さて、東京、東都テレビで、アザが短筒で部下を追い払って(志のない人間には真の同志がついてこないからね)、日本刀で海道を今にも斬ろうとしたその時。鞘に入ったままの刀でカキ〜ンと止めに入る武市さん。頭には白い包帯。
「どういうつもりじゃ、武市さん?!」「止めるがじゃ、アザ!」
そんな武市さんの精悍な面魂も、ちょっとしゃがれた必死の叫びも素敵!侍唄やスペアキー等では優し〜くなるスモーキーボイスは、ロックなガナリも、お芝居での怒号も超ハマるという幸せ。
その隙に逃げた海道は屋上へ。武市さんの鞘を払って後を追うアザ。続く武市さん。皆さんが書いていらしたけど、錦戸さんは律儀に走り難い草履をはいたまま屋上に走るという。そのまま殺陣も草履履きのまま行うという。ハンサムさんなだけでなく身体能力も高くて演技力もあるって最強ですわね。
そして追い詰めた屋上で転んだ海道を再び斬ろうとするアザ。アザの腕を掴んで懸命に止める武市さん。
「おんしゃ、おかしゅうなったがか?!」
「企ては中止致せ!」
「どういてじゃ?!」
「どんな理由があるにせよ、人を殺めてはならぬ!」
「今更何を言うちょる。これは武市さんのやり方じゃろう!」
「すまぬ、アザ。わしが間違うちょった。東洋様を手に掛けた結果、わしは切腹させられ、同志らは処刑された。最後には何ちゃ残らんかった。目ぇの前の壁を力づくで消すことのみでは何ちゃ解決にはならん。力づくの解決は悲劇を生むだけじゃ!」
「何言うちょる!」と武市さんの手を振り払ったアザは「覚悟致せ!」と再び海道に刀を振り上げ。そこへ武市さんがバッと羽織を投げて止めるのも味な感じでしたし(錦戸さんだから動きは勿論決まるし、武市さん、ギリギリまで刀を抜かないのね、素敵、なんて思って)。
この辺り、アザと激しくもみ合いながら、必死に説く武市さんの強い、真摯な目に心打たれました(しかし綺麗な目だこと)。
さらにセリフも重みも説得力もあってお見事!と思いました。滑舌も良く、声がお腹から出ているというか、上滑りでないというか。さっきも声のことをちょっと書きましたが。
ぷりんの時に「いい加減にせぃっ!」が既に一般の方に褒められていたけど、それが、おもてなし課の「仕事してぇ〜!」、抱きしめたいのお父様との怒鳴り合いと、シャウト系のセリフもますます魅力的になっていったような。武市さんに至っては、もうホレボレ致しました。
そして海道を庇うようにアザの前に立った武市さんは「ようやっと分かったがじゃ。わしがこの時代に来た意味が」と告げます。一層深くなる声。潤んだ大きな瞳。背景に赤く光る東京タワー。
「アザ、おまんを止める為じゃ。言うたちそうじゃろう。わししかおらんからんのう。おまんを止められるがは。龍馬、もうえぇがじゃ」
ここの「言うたちそうじゃろう」から、武市さんがぐっとくだけた口調になるのがイカス。そしてくだけた口調になりながら、龍馬、もうえぇがじゃ、の澄んだ瞳の深いこと、哀しいこと。あの物言う大きな瞳に魅入られたら人はもう後へは引き返せないという。恐るべし、錦戸亮。
「えぇことないろが」と武市さんに斬りつける龍馬。鞘で受ける武市さん。
「今ん時代が、わしらが戦こうた先にある未来がこんな日本であるはずがない。武市さんもそう思ったがやないがか?!」
「確かにそう思っちょった。不甲斐ない若者にいきり立った。ただぼうっと暮らす人々が歯がゆかった」
「ほれやったら?!」
「けど違うたんじゃ!この平和ぼけした今は、先人の勝ち取ったものなんじゃ。龍馬。時代を嘆くな!今を生きるぜよ!」
この辺り、武市さんが「アザ」でなく「龍馬」と呼ぶのも何か胸に迫りましたし。「時代を嘆くな!今を生きるぜよ!」も勿論カッコ良かった!エェ声、エェお顔で実に決まっていた!
あんなボーイソプラノのエンジェルちゃんが、あんな色気のカタマリの男前になるとは!しかも可愛いさも残しつつ。How excellent! (異人かっ!)
しかし、こうした武市さんの必死の説得も空しく「わしは今の時代で同志たちを率いておる身じゃ。今更引けん。筋は通す」と譲らない龍馬。
「わしも譲れぬ」
「ほぅ。志の違いじゃのう。 ほいやら、やるしかないぜよ」
「ほぅ、わしらは侍じゃからのぅ」
もう、本気で龍馬と戦わざるを得ない。口を薄く開いて、哀しい目で龍馬を見据えたまま。刀の鯉口を切って、するるっと鞘を落とす武市さんが、ゾクッとするほどカッコ良かった!
とうとう刀を抜いた武市さんが、切なくも、最高に色っぽいのでありました。
という所で続きはまた次回に〜。(相変わらずのらりくらりしていてすみません!)。
サムライせんせい最終話続き(3)
前回の続き。軽く鼻をすすって薄く目を開ける武市さん。涙に潤む目。(寝ていても完璧なホクロサイド斜め顔の美しさに息を呑む!いつ、どこから見ても男前だけど)
「だ、大丈夫ですか?」と声を掛ける佐伯さんに、真上を向いたままつぶやく武市さん。
「富子の夢を見ました…。わしはなんぜ生きようとしなかったんじゃろうか…。武士の名誉も見栄もすべて捨て去っておったなら、富子と一生添い遂げることもできたはずなのに」
幼子のように涙声でそう言って、目尻から一筋の涙を流すのが切なくも美しい!
武市さんはサムライだけど。いつも強くて正しいけど。この時だけポロリと流した涙が胸を打つ。
また、絶妙なタイミングで涙が流れるのよねぇ。さすが錦戸亮、最高で最強。
そんな武市さんに、慌てて佐伯さんが見せたのは、なんと、富子さんからのお手紙!
差出人の「富子」の文字を見て、眉を寄せて探るようなお顔をして「どういうことですか?」と涙目で尋ねる武市さん。「お読みになればお分かりになると存じますよ」と佐伯さん。
「旦那様 あなた様は決して嘘をつかないお人ですから、本当に未来の世界にいることだと信じております。どうか、この手紙が届きますように」
大きな涙目を見張って、佐伯さんを見つめる武市さん。
「あなた、夢で富子さんにお会いになったとお思いなんでしょうが、あなたは一度お戻りになってらっしゃるんですよ。富子さんのもとへ」
「…そんな」(ここの戸惑いの表情もすごく良いわ〜。少し目線を揺らして小さく笑って、また佐伯さんを涙目で見る、みたいな)
「私にも信じられません。でも富子さんは自分の夫が未来にいるという事を信じて、この手紙をお残しになったんです。それだけは紛れもない事実です」
潤んだ強い目で佐伯さんを見つめていた武市さんは、話を聞いて、長マツゲの目をしばたたかせ、目線を泳がせて伏目になった後。「どうして佐伯殿がこの手紙を?」と再び佐伯さんを見つめるのですわね。(お話を受け入れる表情の演技も、その後のセリフの言い方も素晴らしい)
その訳は、というと、これ前にも書いたのだけど。佐伯さんは、本当に武市さんの遠縁でしたのね。ただ、ふわっふわしたフォローをされていた訳ではなくて。
あの土佐柏の甲冑は、佐伯さんの家に、富子さんのお手紙同様、受け継がれてきたものを、佐伯さんは校長時代に小学校に寄贈したのかな。それで佐伯さんは、初回から武市さんをあっさり信じて、受け入れたのね。武市さんにいつかお手紙を渡せる日をずっと待っていたから。
武市さんが万感の思いで読み進めたお手紙には、
貧乏暮らしをしている富子さんを見て心配しただろうけれど、明治政府によって武市さんの功績は認められ、家禄は回復したこと、武市さんを尋問した後藤象二郎氏からはお詫びの言葉があり、容堂候も土佐の者は皆、武市半平太を切腹に追いやったことを悔いていること、だから武市さんが憂うことは何一つないこと、が綴られ。
ただ激動の時代だったとはいえ、あなた様と穏やかに添い遂げられなかったことが私には残念でなりませぬが。時代は今、幕末の騒乱期から遠ざかっていた戦乱の足音が、再び近づいてきております。いつになったらこんな事が終わるのでしょうか。いつか人の尊い命が、本当に尊いものとして大切にされる時代が来ると良いですね。
と結ばれており。江戸の人らしく慣れた風にお手紙をくるくると巻き、一度鼻をすすって顔を上げ、薄く口を開けたまま、かすかに頷いて「ようやくこの時代の意味が分かり申した」と伏目で言う武市さん。深く頷く佐伯さん。
と、伏目から決意の目になって(これがまた息を呑む目なの。凄味があるというか。ご覧になって)「大義を果たして参ります」と端正に頭を下げ、佐伯邸を出る武市さん。
と、そこに、海道さんを狙いに行くなら、と立ちはだかる晴香さん。「わしはアザを止めに行くのじゃ」「本当ですか?」「わしは嘘は申さぬ」「だったら私も一緒に行きます」「こういう時、おなごは、しおらしく男の帰りを待つものじゃろ」「現代のおなごはそんなに控えめではないんです」「はちきんな」
と笑って、武市さんは晴香さんに帳簿のデータを託します。わしはこれをどうしていいか分からん、海道の悪事を世に知らしめてくれ、と。
そこへ「名演技!」とパチパチ拍手をするコミヤマン&「ご苦労様。データを渡してくれますか」とちょっとぽっちゃりの海道手下。
「いい加減にして下さい!こっちはね、武市さんに恩義があるんですよ。大和撫子たるもの、絶対に恩は返さなくちゃいけないんです!」素敵に武市ナイズされた晴香さんに笑顔になる武市さんも素敵。
「いいからデータを渡せ」とつかつか歩み寄る部下に一撃くらわす武市さんですが、うっと傷を押さえた苦し気な様子も魅力的!そこへ薄笑いで「そんな体で俺に勝てると思うのか!」と武器を振り上げた部下を、メリケンサックで一撃、「いってらっしゃい」な理央殿、男前!
「かたじけない!」と頭を下げ、すばやいナンバ走りの武市さんの後を晴香さんも追います。そこへププッと寅車が。「乗れ」「どういう風の吹き回しじゃ」「おめぇが言ったんだろ。必死に頑張ってるヤツには必ず同志がついてくるってよ」なんていう寅ちゃんの笑顔、ナイス。
小さく笑って車に乗った武市さんは、安定の正座で。「いい加減普通に乗れよ」「…うん、ベルトは完璧」なんて言っているのも愉快。
さて、東京、東都テレビでは、アザが短筒で部下を追い払って(志のない人間には真の同志がついてこないからね)、日本刀で海道を今にも斬ろうとした時。刀でカキ〜ンと止めに入る武市さん。
「どういうつもりじゃ、武市さん?!」「やめるがじゃ、アザ!」その隙に逃げた海道さんは屋上へ。後を追う2人。転んだ海道さんを仕留めようとするアザ。止める武市さん。押し合いながら怒鳴る2人。
「おんしゃ、おかしゅうなったがか?!」
「企ては中止致せ!」
「どういてじゃ?!」
「どんな理由があるにせよ、人を殺めてはならぬ!」
「今更何を言うちょる。これは武市さんのやり方じゃろう!」
「すまぬ、アザ。わしが間違うちょった。東洋様を手に掛けた結果、わしは切腹させられ、同志らは処刑された。最後には何ちゃ残らんかった。目ぇの前の壁を力づくで消すことのみでは何ちゃ解決にはならん。力づくの解決は悲劇を生むだけじゃ」
「何言うちょる。覚悟致せ!」
海道に刀を振り上げたアザにバッと羽織を投げて阻止し、立ちはだかる武市さん。
「ようやっと分かったがじゃ。わしがこの時代に来た意味が。アザ、おまんを止める為じゃ。言うたちそうじゃろう。わししかおらんからのう。おまんを止められるがは。龍馬、もうえぇがじゃ」
「えぇことないろが」武市さんに斬りつける龍馬。
「今ん時代が、わしらが戦こうた先にある未来がこんな日本であるはずがない。武市さんもそう思ったがやないがか?!」
「確かにそう思っちょった。不甲斐ない若者にいきり立った。ただぼうっと暮らす人々が歯がゆかった」
「ほれやったら?!」
「けど違うたんじゃ!この平和ぼけした今は、先人の勝ち取ったものなんじゃ。龍馬。時代を嘆くな。今を生きるぜよ」
「わしは今の時代で同志たちを率いておる身じゃ。今更引けん。筋は通す」
「わしも譲れぬ」
「ほぅ。志の違いじゃのう。 ほいやら、やるしかないぜよ」
「ほぅ、わしらは侍じゃからのぅ」
とここまで書き起こしっぱなしで、今日の所は一旦置いて。次回東都テレビ屋上の所から、またおさらいできれば、と思っておりますが。
あのな〜、今日がこのブログを始めて10年目なの。アニバーサリー的なことはあんまり考えないタチなのだけど。
横アリのソロコンサートに行ったら、錦戸さんが歌が上手かった!ということが書きたくて始めたブログで。最初は短いのを毎日書くつもりで日記と名付けたものの。ごくまれにしか書かなかったり、やたら長くなったり、当初の考えと大分変わってきましたが。のらりくらり10年経ったわ、というささやかな感慨を皆さんにも押し付けてみたりしました。
だから何だということもないんだけど、一つの節目として、こんなん読んで下さった酔狂な方や、ご厚情を賜った皆様に御礼申し上げます。
サムライせんせい最終話続き(2)
パラレルワールドから戻ったので(まだ言うとる)、年末に書いた最終話素敵ポインツの続きを。漫喫のシーンまで書いたので、その後から。
佐伯邸和室。拙者、江戸にて平成の世で成し遂げるべき大義を見つけ申した。二度とここへは戻れぬやもしれぬ故、こうして恩義ある佐伯殿に最後のご挨拶に戻って参った次第でござる、と、武市さん。
あくまで礼節を重んじるスタンスが素敵ですけれども。手をついて美しい角度でお辞儀する姿、体を起こして、膝に手を置き背筋を伸ばして端然と正座する姿、まさに侍!な、こういうお姿も見納めかと思うと胸に迫るものがありました〜。
話を聞いて、どうしてもお見せしたいものが、と佐伯さんが席を外し。
本当は私、聞いちゃったんです。楢崎さんと一緒に海道さんを暗殺するって本当なんですか?と問う晴香さんを見る目や、
「聞かなかったことにしてくれぬか。晴香殿の為にも、その方が良い」のセリフ回しも表情も、重みや思いやりが感じられて、まさに武市さん!という感じで。今更ですけど、錦戸さんの演技、良いわ〜と思いました(何様)。
更に、
この時代は、人を殺す事とか絶対ダメなんです!アザは無二の友、放ってはおけん、命を懸ける覚悟もできておる。
「ましてや一度切腹したこの命、惜しくなどない」
の辺りの言い方、まっすぐな目で晴香さんを見る表情もナイスだと思いました。決意は変わらぬ、みたいな静かな一徹さが感じられたというか。通常はあまり見かけないセリフだけど、説得力があったというか。
そんな武市さんに「今の時代はね、死ぬこととか全然カッコ良くないんです!」と涙目で訴える晴香さんも素敵でしたわ。
かつての晴香さんからは考えられない必死の説得は、翻意させるには至らないけど、武市さんの心に響いたのではないかしら。武市さんの瞳も潤んでいたような。
そこへ寅ちゃんがノンキに入ってきて空気が変わるのですが。寅ちゃんの声にかすかに目線を揺らして、入ってくる寅ちゃんをチラリと見てから、顔をそむけて涙をおさめる晴香さんを気遣わし気に見て、また寅ちゃんを見る、みたいな武市さんの細やかな表情の演技がまた素晴らしい!
しかし、オトボケ寅ちゃんたら、海道さんと部下を連れてきちゃって。「おまんは!!」と素早く侍らしい目配りをするペータさんが、激イケメンさんでした。座卓を盾にして攻撃をかわし、海道部下の足をすくうのもカッコいい!
アザから預かったデータは守らねばならないし、佐伯家の人達を危険にさらせないし、佐伯家を走り出るのも男前。海道さんの手下はちょっとぽっちゃりさんだけど、夜の山道を武市さんは袴に草履。しかも敵は飛び道具を使う卑怯者。
バキュンと短筒を撃たれて、驚いて振り返った錦戸半平太さんが、夜目にも美男子でしたけれども!続けて撃った弾のダメージを受けたのか、崖から転落する武市さん。嗚呼!
でもでも、塾の子供たちが武市さんを見つけて、密かに介抱しててんな〜。良い子達だわ〜。しかし、負傷して、熱が下がらず、意識のない武市さん。そんな様子も魅力的。きゃ〜。
心配して、どうする?!と子供たちが焦っている所へ「ごめん、後をつけてた」と理央殿ら大人達が現れ。キッズがザッと立ちはだかって「サムライせんせいは渡さない!」と言うシーンは、何度見ても泣きます。皆のキリッとした目も可愛くて、いじらしくて。おチビさんに弱いお年頃なものですから。
こうして武市さんは佐伯邸で介抱されることに。海道さんが、武市さんに何と一千万の懸賞金をかけていたけど(さすがに大人達はどよめいて。あの方、スーパーの店長さんかしら、すわ探しに行こう!という勢いだったけど)。何でもお金で動かそうとする海道さん、お生憎様〜というね。
さて、頭に包帯を巻かれてお布団に寝かされている武市さん。(今更だけど、錦戸さんは前髪の演出要らずの真正男前だから、月代も白ハチマキも包帯も似合う〜)。寝顔も美しいけど、お布団が上下するのが速くて、息が苦し気なのが伝わります。
ここで、武市さんと富子さんの束の間の邂逅シーンが入るのですわね。夢か現か、これが何とも不思議で胸揺さぶるシーンでございましたね。
揺らめくロウソクの炎。
見慣れぬ場面に、大きな目で辺りを見回す武市さん。「ここは?」
と、そこには…。
(武市さんの目がみるみる潤んで)「…富子…」
驚いて振り向く富子さん。
「これは夢か?」
「おまさん…」
「そうか。ここはわしが死んだ後ながか?」バックに侍唄。
駆け下りて武市さんに勢い良く抱きつく富子さん。「会えて嬉し…」
武市さんも何とも嬉しそうに微笑んで、頬を寄せた後 (この時、子供をアヤすように、富子さんの体をかすかに揺らしている風なのも胸を打つ!)
辛そうな表情になって。
「すまぬ、富子。(ここで、背後の困窮した暮らしぶりに目をやり←富子さん、畳も無く台の上にむしろを敷いて、内輪貼りの内職をしてはってんな〜。皆さんがお持ちのキラビヤカな内輪ちゃうのよ←分かるわい)、
一人身になった後、こんな生活をしておったがか。わしと一緒になったばっかりに、苦労かけたのぅ」涙声で、でも涙が零れ落ちるのは何とかこらえて、そう言う武市さんが切ない!
(相変わらず、錦戸さんの泣きのシーンは、美しく、胸を打ち、最強ですけれども。泣き以外の演技も、あまねく素晴らしいのよね!コメディって難しいと思うけどコメディもイケるし。「わしと一緒になったばっかりに、苦労かけたのぅ」の、ちょっと自嘲的なセリフ回し、表情なども見事だと思いました)
武市さんに抱きついたまま、ポロポロ涙を流していた富子さん。
「なんちゃ、おまさんと一緒になれて」と言って、武市さんの腕をつかんだまま、少し体を離して「私は幸せでございました」と武市さんの顔を見上げますが。
そんな富子さんを見る武市さんの瞳が哀しくて(なんて美しくも切ない目をしはるのやら)。
「久しぶりに会うたがです。笑うて下さい」という富子さんに、
小さく何度か頷いて「そうじゃの」と、武市さんが頑張って作った笑顔がまた、切ない!(いや〜、錦戸さんの演技、見事だわ〜)
「おまさんは切腹された後、どうされておったがでございますか?」
「おぅ、わしか?信じられんかもしれんが、わしはの、富子、死んでおらんがじゃ。切腹した後、今よりずっと先、150年後の時代に飛ばされてのぅ。何とそこでわしは、生きちょる!」
(ここの武市さんの言い方、表情もナイスだったと思います。生き生きとしていて、説得力があって)
涙に濡れた目をビックリしたように見開いたまま、しばたたく富子さん。(富子さんは武市さんのようにタイムリープを体験している訳でもないし、すぐ消化できるような情報でもないものねぇ)
そんな富子さんを、大きな瞳で気遣わし気にのぞきこんで。
「どういた?富子。なぁんぞ辛いことでもあるがか?わしに言うてみ!」と武市さん。
「なんちゃ、嬉しいがです。生きちょると知って、嬉しいがです!」そう言って微笑む富子さん。
今度は本当に嬉しそうな笑顔をみせる武市さん。
ふっと炎が消え、暗転。
佐伯邸和室。小さく鼻をすすり、薄く目を開ける半平太さん。「あっ、武市さん」と声をあげる佐伯さん。
という所で、続きは次回〜。
サムライせんせい最終話続き(1)
さて、最終話、素敵ポインツ。
冒頭、海道邸から逃れてきたビル屋上で、龍馬の企みを聞く武市さん。
せっかく身分制度は無くなったのに、金を持っているヤツが偉い、腐敗した今の時代。海道のような志もない一部の輩が、権力の源となる金を握り、下の者らにはそれを正す気概もない。ほうやき、わしは「平成建白書」を作り、底辺の者らに訴えかけたがじゃ。一緒に日本を変えようと、と龍馬。
目指すのは、富が皆に正しく再分配される新しい日本。その為に、海道を斬る。同時に、贈賄のデータを流出させ、一揆を引き起こす。1万人の同志が一斉に蜂起する手筈になっちょる。
「けんど、人を殺すがは、おまんが一番嫌がったやり方じゃろ」と武市さん。
「もしも武市さんが生きちょったら、こんな国にはなってなかったはずじゃ。武市さんのやり方で強引にでも、この時代を変えると決めたがじゃ」と答える龍馬。
「わしらがやるんじゃ。それがわしらがこの時代に来た天命なんじゃ。武市さん、この時代を変えんかい?!もう一度わしらの手で日本を、いや世界を洗濯するぜよ!」
熱いアザの訴えを、少し潤んだまっすぐな目でしっかと聞いていた武市さんは、ここで一瞬だけ目線を泳がせ、小さく口を開けて、思案する様子でしたが。(こういう表情の演技も、最強!また、赤く光る東京タワーをバックに、キッパリと美しい横顔が、映えることはえること!)
それから少し伏目になって、目を上げた時には武市さんは腹を決めていて、かすかに笑って、「あい分かった」と言う表情が、これまたExcellent!(久しぶりに、異人かっ?!)
決意とか、命を懸ける覚悟とか、エライ企てに乗った連帯感とか、(過去、東洋様を手に掛けて良い事は何もなかった。また、繰り返すのか、みたいな)哀しみ・諦念とか、でもアザは無二の友、もう腹は括った!みたいな清々しさとか。
色々な思いが混ざった目の色をされていた気が、個人的にはして、リアルで見事だと思いました。
目の色と言えば、あたくし、第一話の感想で「冒頭、とうとう切腹、『すまぬ。富子』の後の覚悟の目がスゴイ!凄絶、というか、まさに切腹直前の目の色。錦戸亮、大した役者さんだわ。グッと惹きつけられる!もちろん、それまでの無念・諦念・悲哀みたいな感じも素敵」と書いたのですけれど。
あるドラマレビューで、「昭和から時代劇を見ているが、これまでの切腹シーンの中で一番感動した」というコメントがあったの。ご覧になって?大人の、時代劇をずっとご覧になってきた方も、そう思われたのね!と思って大層嬉しゅうございました。
さて屋上シーンに話を戻しますと、「あい分かった」を、ただ真剣・深刻なお顔で言うのでなく、小さく笑みを交えたりするのも、ナイスなのですわね。今回のドラマ感想でも、こういうの前に書いたな。あ、サチ豪邸のお話で、寅ちゃんを叱責・鼓舞する時だわ。
「『わしらは必死に戦ったんじゃ。何百年と続いてきた時代を動かす為に、それこそ、命をかけて戦ったんじゃ』の
『それこそ』の後で、ちょっと笑みが入って『命をかけて』と続く言い方が、表情が素晴らしかった、
笑みは楽しい時、嬉しい時にだけこぼれる物ではないものね。計算だか憑依だか知らないけど(両方なのかな)、錦戸さん、実にリアルな演技をされる方ですわね〜」
と、その時書いたのですけれど。
錦戸さんは泣きに定評がありますが、それだけでなくて。上記のように、大きな瞳に様々な感情がないまぜになったような色が浮かんだり、笑い絡みの演技も良かったりして、リアルで奥行のある、通り一遍でない演技をされるので、ずっと目が離せないのであります。
ちなみに笑い絡みの演技が良い、というのは、ご自分が笑うのも、笑わせるのも、上手いし、上に書いたように、本来なら笑わなそうな所で、良い塩梅に小さな笑みを混ぜるのが巧みだったりする、という意味のつもり〜。
そして「あい分かった」後の「これが天命とあらば、従うほかあるまい」も、言い方、表情ともに、何だか意志の強さに加えて、高揚感も感じられてナイス、と感じたのだけど、いかがかしら。
武市さんは無為に生きるのはお嫌そうだから、平成の世で成し遂げるべき大義を見つけたら嬉しいだろうし。謹厳実直だけど、言うても牽引力のある幕末の志士だから。アザを放っておけないということに加えて、ひとあばれウェルカム的な所もあるのかな、という感じの高揚感。
しかし、それを強く出し過ぎると、ちょっとカユイ感じになると思うけど、その辺りもベストな塩梅で素敵!いや〜。大した役者さんだわ〜なんて勝手に思っておりました。
そして「武市さん!」と手を取った龍馬の血のついた手を、武市さんがガッと上から組み返すのもナイス・バディ感でした!グッと力を入れた横顔の目のあたり、ぺーたさんのあくまでもホリの深いお顔立ちが漢らしい〜。
続いて、漫喫のシーン。ポップな音楽と共に険しいお顔でブースからピョコっとお顔を出して、何なのじゃ、この穴倉のような場所は?!とか言っている武市さんが厳つキュート。
龍馬の「漫画っていう本があるんだけど」という説明にふぅん、と深く頷くのもラブリー。本人大真面目なんだろうけど、ペータさん、なんかカワイイのよね。何度も書いているけど。
自分たちが出ている漫画を物珍しげに眺めていたかと思うと、絵箱に何か打ち込む龍馬を大きな目をまんまるにして「おまんは何をしておるのじゃ?」と見ているのも面白キュート。
龍馬の明日決行!の書き込みに、いきり立ったコメントが続々届くのを、「ほぉ〜」と、特大びっくりまんまる目のまま見ているのもラブリー!(こんなんばっか)
そこへやってきた晴香さんが、どのブースかな、とのぞいていって、顔を寄せ合う2人を発見、やっぱり衆道!と思うシーン。
後ろから見ても、武市さんの長マツゲがくっきり見えるというね。精悍なお顔立ちに、セルロイドのお人形バリのくるんとした長マツゲがくっついていたりして、実に興味深く魅力的なお人ですけれども。
海道暗殺の企てを聞いてしまった晴香さん。さすが剣豪、人の気配を感じて効果音と共に「何やつ?!」と晴香さんに扇子を突き付けるペータさんも、厳つラブリーでしたが。(武市さんのハイトーンの「相変わらず歌舞くのぅ」も印象的だった)
ブースに入って、「今の話、聞いてたんですか?」「いいえ、全然」のクダリも愉快だし(ちろーっと横目で晴香さんを見ているような龍馬と武市さんの表情ナイス。そらっとぼける晴香さんも)
晴香さんにガバっと寄って「武市さんを神里村まで送って頂けませんか」と言う龍馬も、「佐伯殿に御礼がしたいのじゃ」と大声で頭から被せるように言う武市さんも、「てか近っ」とか言っている晴香さんも、面白キュートでした。
忙し気に絵箱を打つ龍馬と、漫喫でも例によって姿勢良く正座の武市さんに挟まれて、ちょっと邪魔、状態な晴香さんが「狭っ」とか言っているのもナイス!3人とも見事な呼吸。(続編希望!)
ということで、中途半端ですけれど、年内はここまででとさせて頂いていいかしら。新年にパラレルワールドから戻ったら(なんてうそぴょ〜ん)、また続きを書くかもしれません。
このようにドラマを見返していますと、錦戸さんは、前から表情の演技等、優れていたのが、年季を積んで、引き出しも増えて、更に磨きがかかり、その上セリフ回しの説得力など、実に良い塩梅に増した感じ、なんて何様なことを思っております。
来年も良い役、良い作品に恵まれるといいですね!
それでは皆様良いお年を。
サムライせんせい最終話
サムライせんせい最終話、良かったです!
【氏家殿が同士でしたのね。龍馬はこの時代で生きて何かを探し、武市さんはやはり元の時代に戻るつもりだけれど、今も神里村でピンクのお買い物バッグを持って、今日は泥そばにするか、とか言っている着地がとっても良かったと思います! 面白いドラマでした!ありがとう。】
あ、最終回の感想も、Twitterでつぶやいたものを流用するスタイルですみません。【 】内がツイートしたものです。
これ最初、神里村を上里村と書いてしまって、直してもう一度上げたので、ご迷惑かけたらすみません。今回のドラマの2話からTwitterを始めたビギナーでして、色々アタフタ致しました。という言い訳をここでしてもアレか。
それはともかく。ああいう締め方がベストちゃう?なんて思いました(どんだけ何様)。過去に飛んで道に寝ているのもアレですし。良い感じに締めて、続けようと思えば続けられる、かもしれない、ナイスな最終回だったと思います。
ラスト、戻るつもりだと言っていた武市さんは、一か月後、まだいる?いるのか?という所でタケチ歯ブラシが映って、あぁいる!ってなったけど。
い〜や、今はいない武市さんの歯ブラシを、お掃除用にとってあるのかも、なんて一瞬疑り深く思ったアタクシったらおバカさん。お掃除用のは別の所に収納するわよね(お掃除用の話はもうエェねん)。
ところで、佐伯さんは、本当に武市さんの遠縁でしたのね。ただ、ふわっふわしたフォローをされていた訳ではないのね。あの土佐柏の甲冑は、佐伯さんの家に、富子さんのお手紙同様、代々受け継がれてきたものを、小学校に寄贈したのかな。それで佐伯さんは、初回から武市さんをあっさり信じて、受け入れたのね。
何となく、甲冑を着た人が、昔タイムリープしてきて、その人からのお手紙を佐伯さんが預かっていて、校長先生だった佐伯さんが甲冑を小学校に寄贈したのかと思っていたけど。
富子さんのお手紙だった!エェやん。思ってたのより、その方がずっと良いわ(あんた、いったい何目線?)
武市さんは、夢だと思っていたけど、一度だけ富子さんの元に戻っていて。富子さんに、わしは切腹の後、150年後の時代に飛ばされ、何と、そこで生きちょる、と告げていたのね。その武市さんの言葉を信じて、富子さんが未来の武市さんに向けて書いたお手紙ですと!Great!
【富子さんが武市さんに一度でも会えていて、良かった!にわかに信じ難い話なのに、武市さんが未来で生きていると信じていた富子さん、素敵。夫婦の絆が深すぎて泣ける】
とツイートしたのだけど。武市さん、あんなに富子さんが大好きだし、2人をせめて一目でも会わせてあげたいという、あたくしの願いも叶って(またなんか何様だな)。その上150年の時を超えて、富子さんの思いが、愛が、届いて、感動しました。
この、一度だけ再会した2人のシーンから、富子の夢を見ました、と負傷して床に伏したまま美しい涙を流すシーン、錦戸さんの演技、見事で素敵でしたわ〜。(全編良かったけど。あ、再会シーンの富子さんの涙、表情も良かった)。
【久しぶりにあったんだから、笑うて下さい、と富子さんに言われて、そうじゃな、と頑張って作った武市さんの笑顔が切ない!】
【富子の夢を見ました。と武市さんの目尻から流れる一筋の涙の美しいこと! 】
とアタフタとツイートしたんだけど、時間やら文字数やら色々制約があって。でんでん思うことが言葉にできず。「そうじゃな」でなく「そうじゃの」だったみたいだけど、Twitterって直すことができないみたいで。後日この辺りのことも素敵ポインツに書きたいと思っておりますが。
涙のシーンは、詳細には、
富子の夢を見ました、の後、涙目のまま「わしはなんぜ生きようとしなかったんじゃろうか。武士の名誉も見栄もすべて捨て去っていたのなら、富子と一生添い遂げることもできたはずなのに」と言って、絶妙のタイミングで、ポロリと涙を流すのですわね。
泣きも天才な錦戸亮。これが、実に素晴らしいし、胸を打つんだけど。
富子さんも、やはり、あなた様と穏やかに添い遂げられなかったのが残念だと、100年程前に書かれて150年越しで半平太さんに届いたお手紙に書いておられて、そのお手紙で、更に、富子さんは人の命の尊さを訴えておられ。
武市さんは「どんな理由があるにせよ、人を殺めてはならぬ!」と思うようになったのかしら。それで海道を暗殺しようとする龍馬を命懸けで止めようとしたのかな。
かつて、東洋様暗殺を敢行した武市さんと、それについて行けず脱藩した龍馬。これは武市さんのやり方じゃろ!とアザ。
すまぬ、アザ。わしが間違うちょった。東洋様を手に掛けた結果、わしは切腹させられ、同士らは処刑された、最後には何ちゃ残らんかった。目の前の壁を力尽くで消すことのみでは何ちゃ解決にはならん。力尽くの解決は悲劇を生むだけじゃ。
この、今の時代でも、世界的にも、深く刺さる反省の言葉は、半平太さんの胸にずっとあったのだろうけど。冒頭、龍馬に暗殺の件「あい分かった」と言い、晴香さんに涙目で止められるシーンでも、まだ無二の友だから龍馬の暗殺に加担する気だったと思うので。
最終的に武市さんを変えたのは、富子さんへの愛、なのかな〜、素敵♡なんて勝手に思っておりました。
ようやっとわかったがじゃ。わしがこの時代に来た意味が。アザ、おまんを止める為じゃ。わしらが命を懸けて戦った先にこんな未来があるとは…とわしも思った。しかしこの平和ボケした今は先人たちが勝ち取ったものなんじゃ。龍馬、時代を嘆くな!今を生きるぜよ!と武市さん。(この辺りの表情、セリフ回し、重みがあって、すごく良かった!30半ばの幕末の志士そのものな感じ)。
そして、命を懸けて戦う志士2人の殺陣については、
【12時間以上を費やしたという殺陣、迫力満点でした!すごく体が動く稀有な俳優さんお2人に、素晴らしいものを見せて頂き、感激です。武市ファンとしては、今回も彼の体の止めのカッコ良さにシビレました。アザをかばったのも素敵!】
とツイートしたのですが。人の命の尊さを了解していても、互いに志が違ったら、一歩も引かなくて。志の為に、やっぱりサムライは命を懸けちゃうのね。
ということで、
【「わしらは侍じゃからのぅ」。本気で龍馬と戦わざるを得ない武市さんの目は潤んでいて。口を薄く開いたまま、刀の柄をピキッと押し上げ、するるっと鞘を落とすのが、ゾクッとするほどカッコいい!】ともツイートしたのですけれど。ここすごく好きでしたわ。潤んだ哀しい目で龍馬を見据えたまま、そんなんするのが色っぽくて。
そして命を懸けて戦った相手をとっさに飛んでかばう武市さんが。勝手に体が動いちょったと言う武市さんがSo cool!でしたけれども。結局、氏家殿が同士で〜のクダリ、良い塩梅のラストと思う、というのは最初に書きましたわね。
ちなみに半平太さん、そして龍馬の勇姿にはもちろん、目を見張りましたけれど、キャストの皆様の見せ場も素敵で、たとえば
【子供たちが、倒れている武市さんの前で通せんぼして、「サムライせんせいは渡せない!」って言うの、なんか涙出た】(←ちびっこに弱いお年頃なもので)
【晴香さんの、今の時代はね、死ぬこととか全然カッコ良くないんです、の涙目ナイス。晴香さんが、大和撫子たるもの絶対に恩義は返さなくちゃいけないんです、と、すっかり武市ナイズされているのも、それを見て武市さんが笑顔になるのも、良かった!】
とツイートしたのですが、寅ちゃんや、理央殿や、サチさんや、皆さんが素晴らしかったので、後日の素敵ポインツでできれば触れたいと思います。
また酔狂な方へのお知らせですが、ちとあたしゃこの後しばらく、作成しなくてはいけない書類があって、素敵ポインツは年内に書けるかな〜という感じですのよ。
ということで、終わっちゃって寂しいけど、ナイスなラストで良かった、けど寂しい、という最終回翌日のあたくし。
いつも正しくて、すごく強くて、凛々しい佇まいで、精悍な男前で、富子さんが大好きで、笑顔が素敵で、お茶目でキュートなペータさんの姿を、いつの日かまた見られたら、いいな〜と思っています。それではまた。(ツイートツイートって、しつこく書いてごめんねさいね)