サムライせんせい第3話

 ネタバレにご注意。それと、いつもスターを下さる皆様、ありがとうございます。長いし、アレだし(何よ)あまりお気を使わないでね。ブログをされている方々に関しては、皆様のブログも拝見していなくて、頂くばかりで申し訳ないし。

 
 ということで、



 3話も大好きでしたわ。軽い龍馬と堅い半平太さん。2時間ドラマのパロディみたいなんのロケに潜入する半平太さん。



 愉快なクダリで笑いつつ、随所で「半平太さん、どんだけ富子さんが好きやねん!」とジーンときました。




 「必ず見つけるぞ、富子〜!」と野太い叫びをあげて、度々止められても諦めない熱い感じもそうだし。厳格なお侍だけど、「とみこっ!」とか「とみこぉ〜〜〜!」とか富子さんを呼ぶ声や、富子さんを思う表情が、本当にもうイトシゲなのにも胸打たれました。(さすが錦戸さん)。



 もし本物なら、富子にも、泥そば、食わせたろ、ビックリするやろ、ワクワク!みたいな夢想シーンとかも(なぜ関西弁)、富子さん大好き半平太さんが愛しかった〜!




 本編から逸れるけどHPの「武市半平太日記」にも、「『からおけ』とは、人前で歌声を披露する宴を指すのだという。見世物のようでわしは好かんが、富子が望むのであれば、いつか夫婦でそれを楽しむのも良いやもしれぬ」とか書いてはんのよ。




 富子とみこって、愛され富子さん、羨ましいし。今日、こんなことがあった、こんな楽しいことがあったって、そんな思いをシェアし合うお二人だったのかな〜、なんて思って。ふと「流星〜」主題歌の「喜びを分かちあえないほうがつらいね」なんてフレーズを思い出したりしました。




 極め付きはラストの、佐伯先生とのシーンですわね。あそこ良かったわよねぇ。恥ずかしながらTwitterでは




「武市さんはサムライだから、涙をポロポロ流す訳にはいかない。でも、富子さんのその後を教えてくれた佐伯先生に、溢れる思いで『ありがとうございます』と頭を下げる姿には、万感こもって、こっちも泣く」




 と書いてんけど。




 ほんと泣く。錦戸亮はすごい俳優さんだわ。




 富子さんが、半平太さんを失った後も、「一生独身を貫かれ、でも養子をお取りになられて、晩年はつつましいながらもお孫さんに囲まれて、天寿を全うされた」ということで、本当に良かった。




 …と、目を潤ませていたら、今度は予告で、ちょんまげにインカムマイク、赤ワインで酔っぱらい?のペータ先輩が!神木くん、メイドだし。いや〜楽しみ。面白いの好き。面白くて泣けるの好き。しかし、予告で垣間見ただけでも、ペータ先輩の酔っぱらい演技が素晴らしい!乙女らに怒られるかもしれないけど、あれ、じっくり見たいわ。




 そして今週は「強引に縁談をすすめるおっさん(って寅ちゃん、失礼ね)」的に、見事アリサさんたちの背中を押した半平太さん。妻への一途な愛・まっしぐらのお侍のゆるぎない言葉は、現代人の心にも響く力があるかもね。来週はあの子の悩みを解決してくれるのでしょうか。4話も楽しみ!




 ということで、3話の半平太さんの素敵ポインツなのですけれど、バタバタしている関係で、可能であれば後日書きます。って需要2もないこのようなブログですから、こんなんお知らせするのも何だけど、酔狂な方の為に一応書かせて頂きました〜。ほなね〜。Have a good day!

祝・お誕生日!

 え〜、個人的に、ここ何年か、11月3日は、お誕生日記念・錦戸さんの良い所羅列巻物(笑)更新日としておりまして。とかいって、ブログを始めた2006年の今日、アタイが勝手に黄・素敵ポインツをリストアップしたものに、年3項目ずつ足していっているだけなのですが。



 今年もこれを続けていこうかと思います。前にも書いたけど、昨日が主人の誕生日なので、誕生日忘れ難くていいのよ。ふふ。




 ちなみに、巻物だけに長いので、数年前から、その年の追加分3つだけを載せています。昨年までのものがhttp://d.hatena.ne.jp/sucsuc/20141103#1414968163にありますので、酔狂な方はご覧になってね。


 (って、ここまでのクダリ、いつも一緒なのよ。ブキミでしょう?申し訳ないけど、もう半永久的に繰り返しちゃおうかと)



 と昨年も書いて、今年もブキミに繰り返しちゃっている訳ですが。



 さて、今年は下記3つを追加する感じでどうかしら。



 【あ、あとね、ブログに書いたことの一部を今後ツイッターでつぶやくかもしれないので、万が一お見かけになったら、あら朔さん、使い回ししてるわ〜と思っといてね】



1.英語ができてカッコいいところ


 今年は、クロニクル英会話伝言ゲームのおかげで、錦戸さんが、正確に英語を聞き取る良い耳を持ち、聞きとった音を再現する能力も高いことが、改めて分かってハッピーでした。




 錦戸さんの英語は発音もイントネーションも完璧!日本人のあたくしがこんなん言うのも僭越だけど。次のネイティブの方に錦戸さんが英語を言うと、一度ですぐ「うん、OK」とパッと伝わることが、それを証明していますわね。




 実際、ネイティブの方に、錦戸さんの英語は「カンペキ、分かりやすい」と言われていたし。「フランス語を話そうとしているイギリス人みたい」というオサレな評もありましたわね。




 そして、音を正確に聞き取り、再現できるだけでなく、英語の意味も結構スッと分かっちゃうのもカッコ良く。ちょっと照れた風に、大きな瞳をクリクリさせて、エェ声で完璧な英語を言う風情もクールかつラブリー!




 前も書いたけど、英会話教室のCMとか、英語を話せる設定の役とか、いつでもカモ〜ン。





2.相手に寄り添うハモリができて素敵なところ




 絶対的な音感とリズム感を持つ錦戸さんですから、人間音叉的にゆるぎないハモリをされるのは以前より存じておりましたが。




 今年は、関ジャムで、様々なアーティストの方と錦戸さんがハモるのを聞いて。とても複雑なハモリも、正確な音程とリズムで見事にこなされるばかりでなく、そういった皆様の声と溶け合うというか、お相手に寄り添うようなハモリをされて素晴らしい!と思いました。




 ゲストの皆さんの歌声は、エモーショナルだったり、ナイーブだったり、ポップだったり、ロックだったり、様々ですけれども。ご自身も自在に、というか、自然に、お相手に寄せて歌い方を変えてはるのかしらん、どなたとハモッても、実に良い塩梅に心地よいのですわね。何なん、あの男前は。素敵すぎるやろ。




 (ちなみに、お相手とユニゾンで歌うのも心地よい!ぴったりそろって、聞く者に気を使わせないから)




そしてそして



3.主演ドラマ「サムライせんせい」を見ていると、ほぉ!錦戸半平太さん、また役者っぷりが上がったんちゃう?と思える所。




 謹厳実直な幕末の志士が何故かこの世に落とされ、本人は大真面目だけれど、現代のアレコレに右往左往する様子が面白い。(面白いだけでなく、奥行きもあるドラマだけれど←ここまた朝日のコラムからお言葉借りました)。




 こうしたサムライ・タイムスリップ・コメディを成り立たせる為には、そういう境遇のリアルお侍に見えることがマストということで。




 錦戸さんは、5年間連続ドラマ主演の定評ある演技力に加え、お侍の所作や、お侍言葉・土佐弁をきっちり習得しておられ、そこのハードルは軽々と超えてはるのですわね。




 でも、それだけでは、あのように良い塩梅に可笑しいペータ先輩にはならない気がします。




 シリアスドラマとかでイケるだけの演技力があって、所作などの準備が十分であれば、あのドラマの世界観にパコっとハマったら誰が演じても面白い、というのではなくて、彼自身が独自の可笑しさを醸し出しているというか。




 脚本とか演出とかの妙もあるのだろうけど、ペータ先輩、コメディ、さらにお上手にならはったんちゃう?(何様)




 ぶら絡みで、これは何じゃ?と難しいお顔でなかなか念入りに匂いを嗅ぐのとか、用途が分かってやたら逆上、生娘を辱めるなど言語道断!と泣かんばかりに叫んで、腹かっさばいてでもお詫びを!とかわめくのとか、大好きでしたわ。もとより豊かな表情が、目の光まで何か面白いし。逆上してわめくセリフの言い方もナイス。子供たちと話す時なんかの、リアクションの間や微妙な表情なんかも良いわね。




 彼自身の愛らしさがペータ先輩のチャーミングな感じにうまいこと反映されている面もあると思うけど。日頃、映画とか色々ご覧になって、あ〜こういう時、こんな顔するんや、こんな風に言うんや〜とか、コメディ方面の研鑽も積まれている成果か、なんて勝手に喜んでおります。



 コメディって難しいというか、ハードルが高いのに、素晴らしいと思います。えぇ。




 あと、前にも書いたけど、どうかな、と思ったアフレコがえぇ感じで感動しています。アフレコのセリフ回しも表情豊かというか。現代の物事に驚嘆して心の中で大真面目にシノゴノつぶやいているのも可笑しいし、富子さんへの愛しさが伝わってくるのなんかも、ナイスと思いました。




 それから、今更だけど、彼の標準(侍)語も、完璧。ある種の語は関西の方だと、母音が強くて東京弁ネイティブとしては気になるのだけど、錦戸さんはそれが全然なくてパーフェクト。



 そしてピキッとなって土佐弁化すると、(土佐弁は関西弁とも似ている西の言葉なので)今度は西の言葉らしくパッと母音が強くなるの。さすが語学の天才。素晴らしい。




 このように精悍でチャーミング、最高に素敵なペータ先輩に続いて、31歳の錦戸さんはどんな役で魅せてくれるのでしょう。楽しみ!絶対的な音感とリズム感を活かした音楽・ダンス方面のご活躍にも期待しています!




 ということで、錦戸亮さん、31歳のお誕生日、おめでとうございます。

 Hope you have an amazing year ahead!

サムライせんせい第2話

 ネタバレにご注意!



 2話も面白かった!



 殺人犯から子供を守って、あ、そうか、わしはその為にここに遣わされたのか、now it’s done, so 帰してくれ!(中途半端に異人かっ)と、またまた道に寝て。車ゴー来て、あぁ〜っと斜面コロコロとか。車に泊めてくれた理央さんのスナックで「ウーロン茶でござる」とか。セクハラ・コミヤマンにモップで天誅(未遂)とか、神木龍馬との殺陣とか、再会・歓喜のハグとか、お話も生き生きと進んだし。




 今回、あたくしの大好きな土佐弁シーンも、長めの、巻き舌風味も少しありの濃いめで、ますますカッコ良かったし。ちょっぴり現代に慣れたのか、今回、笑顔も垣間見えて、ますます精悍でますますチャーミングな錦戸半平太さんの姿が魅力的でした。




 コミカルなんだけど、切なくもあり、グッときたり、スカッとしたり。サムライせんせい、良いわねぇ。




 あと、時折、あ〜半平太さんは150年前の人なんだな〜、なんて改めて思う所があるのも興味深いなと。そんな大げさなものではないけど、半平太さんの時代とのモノサシの違い、みたいなんに思いを馳せたりもして。




 たとえば、冒頭、殺人犯から事情を聞いた半平太さんが、最初、殺人犯に共感する所とか。




 上司を上士と聞いたのかもしれないけど、自分の身と重ねて、「なるほど、現在の体制に背反し謀反を起こしたのじゃな」とか、熱く共感するのよね。




 お〜、半平太さん、そう来るか、みたいな。現代人としては、殺人犯に共感するという発想はないから。




 しかし考えてみると、彼の共感の背景には、(晴香さんもおっしゃっていたけど)、彼自身、藩の体制を変えようとやむにやまれず東洋様を手に掛けた、という事実がある訳で。




 あ〜、でも半平太さんは、「斬捨て御免」「敵討ちは天晴なこと」的な時代の人ですから。どんな大義・気概があろうと、人を手に掛けたら、当然誰しも法的に重くとがめられるという現代の感覚とはそれは全然違うわねなんて、あたくしシノゴノ考えたりして。





 そして、何か最初からワワ〜っと怒って打ち負かすのかと思っていたら、このような、「あ〜、まずそこそう来るんだ〜、半平太さんの時代のモノサシだと、そうなるか」的な(現代人としては)新鮮なワンクッションがあって、それから、




 「気概のある男なんかじゃない、関係ない子供も巻き込もうとしている大義もない小悪党」と半平太さんが実情を理解して、ばば〜んと成敗してスカッとさせてくれるのが、また味わい深い感じ、と思いました。




 あとねぇ、最後の取調室のシーン等では、もうオリジナル部分なのかしら、分からないけど、何かの伏線がはられたみたいで、今後のストーリー展開も期待大の予感、と思いました。




 次回は富子さんが現代へ?乞うご期待!(再びあんた誰)


 
 ということで、2話の半平太さん、素敵ポインツ。




 まず、冒頭、殺人犯との対峙シーン。おびえて、ぷるぷるしている晴・寅を背に、男を見すえピタリ不動の半平太さんが素敵。長マツゲの秀麗横顔ドアップもありがとう。




 そしてさっき書いたように、当初、男に共感していた半平太さんでしたが、実情を知り、ピキッとなって、オゴソかな標準侍語?から土佐弁化するのが今回ますますカッコいい!




 ジャッジャジャーン〜というザ時代劇的音楽がまたいいわねぇ。キタ〜っ!てワクワクします。




 「ほんな刺身包丁振り回して、言うたち聞かんと言うんがやったら、腕に物言わせるしかないのう」だって。きゃ〜、カッコいい〜!





 土佐弁ネィティブではないから分からないけど、きっとお上手なのではないかしら。なぜなら標準語も、(クロニクルによれば)英語もお上手だから。耳が良くて再現能力も高いから。




 「ほんな刺身包丁振り回して」と吐き捨てるように言うのも良いし、「言うんがやったら」で巻き舌になるのもシビレル。




 そして木の棒を構えて「かかってこい言うちょうが聞こえんがか」とか、妙に静かな凄味で言うのも、「棒切れ持った男が恐いがか、臆病もんがっ」と挑発する口の開け方なんかも素晴らしい。




 「殺すならわしにせい」は予告のようにもっと、怒りに潤んだあの目が見えるアップにしてほしかったけど。卑怯なことにスプレー缶?を目の辺りに投げつけて、結構なジャンプ力で切りかかった男を、キッと鋭い瞳で見て、棒切れでトント〜ンと鮮やかにやっつけるのが、カッコいいったらありゃしない。




 それから、しゃがんで子供たちの縄を解いて、怪我はないか、お前たちが無事で良かった、と微笑む笑顔!泣いてしがみついてくる子供たちを見下ろす優しい顔!素敵すてき。




 晴香さんの「あなたがいなかったら、この子たち、どうなってたか」に「!」となって「わしがいなかったら?」と繰り返した口の形のまま、うすく口を開いているのもナイス。こうして「子供たちを救うためにこの世に遣わされたのでは」と思い当たった半平太さん。




 その役目を果たした今、帰れる!と明るい表情になり、手柄はおまえたちのものにせよ、さらば、と安定のナンバ走りで去って行くのが、例によって、本人は大真面目なんだろうけど、なんか可笑しいというね。また道路に寝ているし。しかし、寝ていても、正面でも横からでも足の方から撮っても、全方位キレイなお顔だこと。




 結局、元の世界には帰れず、お世話になった理央殿のお店で「ウーロン茶でござる」なんて言っている半平太さん。何で?と聞く晴・寅に事情を話すきまり悪そうな様子も、爆笑する二人に情けなそうにうつむく苦いお顔も、とってもラブリー。




 二人があまり笑ってからかうので大声で「おのれら〜!!」と一喝。理央さんに「ペータ先輩、顔こわいっす。え・が・お!」とか言われるのも面白キュート。




 わしは武士、客商売は無理、もうこの村を去る、という半平太さんに、今はマスコミだらけだから、今出ていったらテレビでさらし者になると止める面々。そこで「絵箱」に自分が、と想像する半平太さん。




 テレビ出演のシーンは、半平太さんの想像のシーンでしたのね。しかし、あの、画面に押し出されてビックリ目のペータ先輩の、あまりの目の大きさには息を呑むという。




 そこへ小宮山さんと神木龍馬が来て、二階に逃れる半平太さん。そこでの子供たちとの絡みも微笑ましく。理央さんのママが16で娘を生んでいるという話が、半平太さんの時代ではフツーというのも、モノサシの違いの一つですわね。




 そして、半平太さんが電気ポットに目を丸くするのも、必殺仕事人のくだり、天誅か!今でも行われているのか、まだ気概のある者はおるのじゃな〜と一人合点してキラキラの目で笑うのも、ラブリー。




 続いて、元の世には戻れなかった、と考えながら、頬かむりでグラスやカウンターをキュコキュコ磨いているシーン。律儀に恩を返す半平太さんが素敵ですけれど。一生このまま帰れないということか、富子、わしは二度とおんしに会えんのか、と涙を浮かべていると、おはよ〜と理央殿が。(ちなみにアフレコでも、半平太さんが富子さんを愛おしく思っているのがすごく伝わった〜)




 慌てて涙を拭う半平太さん。そんな仕草もちょっと子供みたいでこの辺まるっと面白キュートですけれど、キリリたすき掛けの腕は、筋肉は、きっちりサムライで素敵なのですわね。




 そして顔を上げ、あくびまじりにおはよ〜と言っていた理央殿を見て、ペータ先輩的には、あられもない格好に驚嘆して叫ぶ様子も愛らしく。「男の前で、何と破廉恥な姿を」とちょっと頭を振るようにして言う言い方も動きも面白キュート。




 それから理央殿に寄って行って、「それは、まさか、ぶらか?」と聞くのも。「そうすけど?」と言われて、わしは何ということを!とやたら逆上して、「晴香殿はどこにおるのじゃ」とコワ可愛いお顔で理央殿に詰め寄るのも、ことごとくラブリー。




 本当は目立ってはいけないんだけど、一刻も早く晴香殿に謝りたくて、思いっきり目立つ格好で村役場に駆け付け、「晴香殿〜」と大声で呼ばわる半平太さん。そこに来ていた神木龍馬とついに遭遇します。




 ここで写真を撮られそうになって、扇子をパッと開くのもナイスでしたし、お二人の傘の殺陣、カッコ良かった〜。もっとずっと見ていたかった。殺陣は踊りに通じるものがあるとか。それでしたら、錦戸さんは御手の物だし、神木くんもさすが、ですわね。




 そこに晴香さんがやってきて、神木龍馬は去り、「こっちへ来て下さい」という晴香さんを、「あれ、あの男は?傘、どうしよう」みたいなうっすら困り目で見ている半平太さんがまたキュート。




 さて、人目につかない所、ということで、倉庫みたいなお部屋に半平太さんを引き入れる晴香さん。そこで「ぶら」のことを謝る半平太さんが可笑しい。




 割とぶらぶら連呼した後、「すまん!生娘を辱めにあわせるなど言語道断!」と泣かんばかりに叫び、「晴香殿が望むのであれば」と手をつき「この武市半平太、腹をかっさばいてでもぶらのお詫びを」とか必死に言う姿が面白キュート。またぶらって言ってるし。




 そこへ小宮山さんが来て、急いで、でんがくんの中に入る半平太さん。晴香さんだと思っている小宮山さんに自分もお尻を触られ、そこへ晴香さんが現れ、え、じゃあ、この人は?ア、アルバイトです、ということで、でんがくんの中から、晴香さんがお尻を触られるのも目撃した半平太さん。




 ここ、コミヤマンタッチを受けている晴香さんと、コミヤマンをまじまじ見つめる「でんがくん・半平太さん入り」がなんか可笑しい。




 その後、理央さんのお店で「なぜ尻を触らせるのじゃ。あの者に取り入ってより高い地位を得ようとしているのか」とかババ〜ンと聞いちゃう半平太さん。「おなごが男に取り入るのは世の常じゃ。何ら恥じることはない」なんてケロっと言っちゃって、ここも時代によるモノサシの違いよね、なんて思いました。




 考えてみれば、女性に参政権が与えられたのって、まだ70年前でしょ。それよりずっと前の時代の人ですもの、半平太さんの女性観も今の人とは当然違うわよね。って話逸れているか。




 さて怒って晴香さんが出て行った後、理央さんに聞いて、自ら進んで尻を触らせていたのではないのか、晴香殿を傷つけてしまったか、と考える風な半平太さんの表情が、目線の動きが見事。




 そしてキリリたすき掛けに白ハチマキで今度はモップを手にコミヤマン天誅を下しに行く半平太さん。だって、理央殿の娘が最近もよくやるって言っていたんだものね。




 ここもあたくしの大好きな土佐弁シーンでございまして。「ようやく会えたの、小宮山」なんて渋く言うのが、カッコ良いのなんのって。




 「手柄なんてどうでもええわ。身分の違いを盾におなごを辱める。おまんがやっているのは最低の行為ぜよ。万死に値する」「おなごを傷つける男に生きる資格はない」とモップを振り下ろそうとした時、晴香さんに止められるのですわね。




 余計なことしないで、気に食わない人を棒で殴ったりしたら、今はいけないのよ、と。理央嬢情報がアレで、天誅はドラマの中のお話と理解していない半平太さんは、晴香さんと言い合いになりますが。そもそも、あなただってやむにやまれず人を手に掛けたって、あの殺人犯と同じじゃないの、と言われると、



 過去のあるシーンを思い出し、虚を突かれたように言葉を失う半平太さん。明日ここを出て行く、晴香殿にも世話になり申した、と一礼して歩み去ります。




 こうしてコミヤマン天誅は未遂に終わったのですが。晴香さん的には、上司の手前、困っただろうけど、「おまんの行為で晴香殿がどれほど傷ついておるのか、おまんには人の心が分からんがかっ」の深い表情とかは、晴香さんにも響いていたみたいだし。コミヤマンも結構懲りたのではないかな。




 翌朝、例によって、達筆の置手紙を残して半平太さんが去ろうとすると、サプラ〜イズって感じで、子供たちが駆け寄ってきて。子供たちを救ってくれた先生にどうしても御礼をと、前はウロン気に見ていたママたちがパーティを主催してくれたのですわね。




 そして佐伯先生には、ここが過去との唯一の接点、うちに戻ってもう一度塾の先生をしてはいかが、と言われ、かたじけないと頭を下げる半平太さん。(あと理央邸で割とカレーが出てくるのは何かの伏線かしら)。




 ラスト、夜、障子を開け放った佐伯邸・和室。満月を見上げる半平太さんの姿が絵になりまくり。そこへタオルとタケチ歯ブラシを、ややきまり悪げに持ってくるハルカさんを見る目も良く。




 そ〜っとマゲマゲを触りに来たサチ・寅をタケチ歯ブラシでパッとはらうのもカッコ良い。そこへ神木龍馬がやってくるでのすが。




 あのね、あたくし、最近ツイッターを始めて(ツイッターエコーというものに微力ながら貢献しようかと思って。いじらしいでしょう?) そちらには




 最後、再会・歓喜のハグの2人。神木龍馬もさすがだけれど、錦戸半平太の大きな潤んだ目に惹き込まれる。「おまん、まさか、アザか?」の言い回しも表情もチャーミング!



 と書きましたの(さよかって感じだけど、新たに別の表現を考えるのがアレで、ツイッターのやつを繰り返し書きました)。そしてラスト、晴香さんの手前、ちょっと困惑気味の神木くんの表情と心底嬉しそうな錦戸さんの笑顔も実に良いわね〜。うん。次回も楽しみ!

サムライせんせい第1話

 ネタバレにご注意!


 第一話、すごく面白かった!



 端整で厳格なお侍で、本人は大真面目なんだけど、見ていると、ほんと妙に可笑しい。そんな半平太さんが見事にそこにいました。



 笑って、グッと来て、半平太さんのビビッドかつ繊細に動く表情にすっかり魅了されましたわ。



 体の角度とか、袴でシュパッと座ったりするのとか、その他諸々、お侍の所作も美しゅうございましたわね。



 「折目正しいお侍言葉、時に土佐弁化」も素晴らしかった!原作を読んで、そこハードルめっさ高くして臨んだけど、(サムライでも土佐弁ネイティブでもないのに僭越ながら) あたくし的には完璧でしたわ。




 晴香さんと寅之助君の目上の人への失敬な態度を見て、フツフツと怒りが込み上げてきて、ピキッとなって(もちろん、この辺の錦戸さんの表情、まるっとナイス)




 「おまんら!たいがいにしときよ!」って怒鳴るのとか、カッコ良かった〜!「その目上の者に対する口のきき方は何ぜよ!佐伯殿に対して、その態度。無礼じゃろぅ」っちゅうてな。お腹から出たエェ声で迫力があって、憤りに目を潤ませた精悍顔で放つ土佐弁が雄々しくて実に素敵でした。通常のオゴソかな語り口とのギャップもナイス。





 5年連続ドラマ主演、演技力には定評があって、こういう言葉や発声や所作等もキッチリ決めてくる。そんなペータ先輩だからサムライ・タイムスリップ・コメディを愉快に成り立たせることができるのでしょうねぇ。そこがちゃんとしていて、まさに侍!と見えないとコメディが成立しないだろうから。いや〜素晴らしい。





 それと、半平太さんの心の声というか、アフレコは、どんな感じかな〜とちょっと思っていたけど、それも良い塩梅だったと思います。アフレコのセリフ回しも表情豊かというか、心の中で大真面目にシノゴノつぶやいているのが可笑しかったです。




 ちなみに共演の皆さんも良い感じでしたわ。比嘉さんは結構コメディに向いておられるかも。流星くんはビビる様子がナイス&キュートでしたし、α波声のレオさんは相変わらずの癒しでした。出番はまだ多くはなかったけどカイチョーは可愛かったし、神木くんは垣間見ただけでも、さすが、な感じがしました。梶原さんのやや大仰な感じも深夜らしくて?いいかも。




 さて次回、キッズの運命やいかに?!お侍がもう一人?!皆様乞うご期待!(あんた誰や)。 そして次回も、精悍かつチャーミングな錦戸半平太さんのアレコレが見られるだろうし、楽しみたのしみ!




 ということで、以下、第一話の半平太さんの素敵ポインツを書いてみようかと。





 さて、冒頭、とうとう切腹、「すまぬ。富子」の後の覚悟の目がスゴイ!凄絶、というか、まさに切腹直前の目の色。錦戸亮、大した役者さんだわ。グッと惹きつけられる!もちろん、それまでの無念・諦念・悲哀みたいな感じも素敵。




 しかし、次の瞬間、目覚めると、生きて道路に寝ている半平太さん。




 こうして平成の世に迷い込んだ幕末のカリスマリーダーは、本人は大真面目だけれど、現代のアレコレに驚嘆・右往左往する様子がコミカルでキュート、しかし礼節を重んじ義理に厚い芯の通ったサムライっぷりはイカス、という。そんな半平太さんを錦戸さんは初回から物の見事に演じておられたと思います。





 寅之助君たちの車に引かれそうになって、「ひゃぁ」っと跳びすさり、その自動車に驚嘆するのも。(扉が)「開いた!」と後ろにヨロメくのも、わしは生きているのか?と自分の頬をぺちぺち叩いた挙句、困惑の目でムニッと頬を押さえるのも。そうか、あの切腹が夢、同士が手引きしてくれたのか、とか一人合点してフフフフ…と不敵に笑うのも。ことごとく素晴らしい。




 それから田園の中、侍みたいに(だって侍だから)歩いてたどり着いたスーパー。「泥そば」を嘆かわしそうに見ていたと思ったら、クンクンっと小鼻を動かして、「しかし、この匂いは不思議と食欲をそそる」なんてフラフラ寄っていく忘我のお顔(ドアップ)が素晴らしくも、きゃ〜っ!って感じ(汲み取って〜)。




 そして「泥そば」を試食するクダリは、予告でもインパクトありましたけど。おそるおそる口に入れて、「Uhoaaah!」みたいに叫ぶ声も表情も素晴らしく。




 あまりの美味しさにほとんど涙ぐんで「箸が止まらぬ!」と搔きこんで、「いか〜ん」と自分を諌め、頑張って返した泥そばの上に盛られた紅ショウガでブホっという一連の流れが愉快で大好き。




 鮮やかな色に「何かの果実か?」と頬張ったら「激辛紅ショウガ」だったんですもの、それはブホッとなるわね。そして焼け付く喉の辛さによろめいてカップ麺を踏んでしまい、スーパーから逃げ出す半平太さん。



 のどかな田園風景の中、逃げていく半平太さんの早回しのカリコリなんば走りが愉快。(なんば走り、ちゃんと体が定まっていたというか、上下していなくて見事でしたわね)。



 しか〜し、獄に長く居過ぎて体力が続かない半平太さん。千鳥足になってヨロリと道に倒れる苦し気な表情も動きもナイス。




 そこを小学生とレオさん(佐伯先生)に助けられ、目覚めた佐伯家。侍らしい目配りでふすまを開けると、ふと洗濯物の「ぶら」に着目する半平太さん。あのシーンも好きだわ〜。佐伯家の面々の前で、難しいお顔で熱心に「ぶら」の匂いを嗅ぐ半平太さんが可笑しくて。




 「ほのかに良い匂いがするが」なんていう言い方も表情も良い塩梅。わーきゃーわめいていた晴香さんが果敢に「ぶら」を奪還するまで、半平太さん、なかなか念入りに匂いを嗅いでいるのよね。ふちのあたりとかまで。ふふ。




 そんなこんなにも全く動じない大人物・佐伯先生が供されたおかゆを前にした半平太さん。お背中ピンの姿勢も「かたじけない」と手を合わせる風情も美しく。一口食べて、感極まった表情も素晴らしい。逡巡の後、手をついて名をなのり、一礼する姿も端麗。まさに侍。




不本意ながら自分は腹を切る覚悟ができている、しかし、自分の命で動いていた者たちの命は乞わねばならない、その準備が整うまで、ここでかくまっては頂けまいか、と懸命に頭を下げる、長まつげシパシパのお顔も男前!




 そんな話を信じた風な佐伯先生に孫たちがやいのやいの言ううちピキっとなって「おまんら!たいがいにしときや!」と土佐弁で怒鳴るのがカッコいいというのは、さっき書いたわね。




 ちなみに佐伯先生から、今が半平太さんの時代から150年ほど経った日本だと告げられ、フッと笑って「私をからかっておいでですか」と佐伯先生を探るように見るのも良かったし。TVとか電灯とか、彼の時代では有り得ない文明の利器に涙目で驚嘆しているのもナイスでした。




 暗がりで尚、半平太さんは、TV画面を見つめているのですわね。バラエティを見てはったみたいですけれど、その潤んだ強い目も素晴らしい。後の土佐弁シーンで半平太さんが言う言葉なんだけど「異国の文化に毒され、バカ騒ぎしているだけのこんな世の中など知りたくなかった」と思っていたのかな。




 そして翌朝、きちんとお布団を畳んで、「お世話になり申し候」と置手紙をしたためて、姿を消した半平太さん。




 昨日、目覚めた所に同じように寝ていれば、元の世に帰れるかと、道に寝てはってんな〜。ここの、白装束で道にで〜んと寝ている足ナメの全体像が、ズルい感じに可笑しいのだけど。寄ってとらえた長マツゲの横顔はあくまで秀麗、あくまで大真面目なのがまた良いのですわね。




 さて、「昨日の所に寝てみる作戦」もdidn’t workで(異人かっ)、「わしはなぜここへきたんじゃろう」と途方にくれる半平太さん。




 ここでまた、あたくしの好きな土佐弁シーン!暗がりでTVを見つめているクダリでさっき一部書いたけど。




 「こんな日本など見たくなかった。異国の文化に毒され、バカ騒ぎしているだけのこんな世の中など知りたくなかった。わしらが命をかけて戦った先に、こんな腐った日本があるとは許せんぜよ!」と涙目で言うセリフ回しも表情も最強。




 途中、半平太さんが土佐勤王党をリードしている幕末のシーンがはさまれるんだけど。その時の半平太さんの目付き、面構えがまた漢!な感じですごくカッコいい。一瞬だけでもカリスマ性のあるリーダー感が伝わって、素敵!




 ドラえもんのクダリも良い塩梅でしたわ。晴香さんに、元の時代に戻る道具なんかありません、と言われた時のうっすらウラメシそうな?お顔とか、そうか、もしやと思っておったのじゃが、とかブツブツ言っている辺りもほのかに可笑しい。




 さて、佐伯先生から、いつの日か戻る定めもあるかもしれない、現代に迎合せず、ここで侍として生きたら、今できることから始めたら、と諭され、半平太さんは晴香さんの車で佐伯家に戻ることとなりますが。




 異国の、ではなく、日の本で作られたものだったのかと、驚嘆しながら「荷車」に乗り込む様子が、また面白キュート。なんかキョロキョロしながら、袴をおさえて美しく正座しちゃうし。シートベルトをかけようとする晴香さんに「いゃいゃ、何を為す!」とか動揺するのもナイス。




 こうして佐伯家に戻り、髷を整え、シュパパッと着替える所作も、もちろんお顔も美しく。佐伯先生とスーパーに行き、踏みつけたカップ麺代を返し、「まことに不調法致しました」と綺麗に頭を下げる、礼節あるサムライっぷりが素敵。




 しかし、スーパーの人もお巡りさんも、半平太さんが150年前の日本から来たという話を信じず、改めて佐伯先生の度量の大きさを知る半平太さん。




 自分ならばとても無理じゃ、と考える半平太さん。想像の世界で、富子さんの肩まで触っちゃって「富ちゃ〜ん、ここどこなワケ?」とか言っている寅之助くんを「無礼者!」とか切り付けちゃっているのが、寅ちゃんには悪いけど、ザ侍!でカッコいい。




 考えながら歩いていると当の寅之助くんが怪しい男に絡んでおり、止めに入った半平太さん。現代家屋を背景に、殺気を放つその男と、姿勢よく扇子を構えて対峙する「強いお侍」オーラが素敵。




 一度はナイフに手を掛けた様子のその男が、そのまま去って行った所へやってきたのは大人物・佐伯先生。そんな先生に乞われ、塾の先生になる半平太さん。




 生徒の中には自分を助けてくれた子達がいて、「その節は世話になった」と半平太さんはきちんと頭を下げます。わらべにも礼を欠くことのない半平太さん、素敵。子供たちも笑顔でそれに応えるのが微笑ましい。




 しかし、子供たちにまといつかれて狼狽して、「佐伯先生!待たれよ!」と後を追って、袴をさばいて座る所作が美しい。




 でも佐伯先生は大丈夫です、昔も今も子供は変わりません、とかエェ声で言って、行ってしまうのですね。仕方なく教室に戻る半平太さんですけれど、小さな絵箱で遊ぶ2人を放逐する揺るぎない姿勢が素敵です。




 月代を知っていたお利口メガネ君とのやり取りも好きでしたわ。150年程前の日本から来た、と言うと、即「幕末からですか」と言うので「信じてくれるのか?」と半平太さんが聞くのですわね。



 すると「time leapを否定するつもりはありません」なんてメガネを押し上げたりするホッペふくふくの少年が可愛かった〜。




 「おまん、変わっておるな」「先生ほどではないと思いますけど」の後の半平太さんのお顔も絶妙。




 結局、キリリたすき掛けで、子供たちとお相撲を取る半平太さん。今の時代、子供が大人とお相撲を取るのも、服が汚れるのも、ママたちがアレかもねぇ。




 ママたちが騒ぐうち、2人のキッズがいないことが発覚。2人が話していた「こんびに」裏の森の隠れ家情報を、昔行っていたという寅之助君に必死に尋ねる半平太さん。寅之助君の部屋のソファーをササッとどかして正座して、寅ちゃんなんかにも(失敬だな)深く頭を下げる礼節ある姿が胸を打つ。




 佐伯殿には見ず知らずの自分に一宿一飯を施してもらった恩義がある。「武士たるもの、受けた恩義は命に代えても返さねばならん」と熱い口調、強い目で語る半平太さんったら男前。




 そこへ入った殺人犯目撃の知らせ。昼間の殺気の男!森を探す!と走り出る半平太さん。




 その熱が現代人の晴・寅にも伝わったのか、寅之助が案内する、乗って、と晴・寅が車で追いつきます。




 車では行けない所からは、懐中電灯も持たず、安定のなんば走りで森をひた走る半平太さん。少年たちの命もあわや!というとき、ば〜んと扉を蹴って現れたイケメン侍、再び殺人犯と対峙。そんな姿が、表情が、精悍で頼もしい!錦戸半平太、カッコいい!




 早く続きが見たい!次回、ストーリーも、素敵な表情も楽しみたのしみ!いや〜、長くなってすみません。

クロニクル・英会話伝言ゲーム・ホテルで使う英語・続き

 さて、いつものように錦戸さんがデキる人だった英会話伝言ゲーム・ホテルで使う英語編のお話の続きですけれど。



 1問目もバッチリだったし、「席順、最後、亮やな、やっぱ」ということで。




 「じゃあ俺ハルカと一緒にこっち行く」とかカッコかわいく言っちゃって(そらハルカさんも照れるわ)アンカーの席に錦戸さんが移られた2問目の“The hot water isn’t running. ”



 これにつきましても。錦戸さんならthe hot waterが、ダハッワラみたいに聞こえることは、きっとご存知だろうし。ホテルで使う英語という情報があって、「お湯」ときたら、すぐに意味はお分かりなのでは、と思いましたが。




 やはり即座に「『お湯出でねぇんだけど』ってフロントに言ってるのかな、と思ってんけど(思ったんやけど、かも)」と、手を電話の形にしておっしゃって{←そんな様子も(イケメンの)若者らしくてキュート〜}





 さすが錦戸亮!でした。




 ちなみに「お湯出ねぇんだけど」という、ちょっとぞんざいな東京弁も、なんかカッコ良かったのだ。きゃ〜、この(イケメンの)東京っ子がっ!みたいな。




 そして日本語の意味がパッと分かっちゃっただけでなく、The hot water…is not running.と正しく英文もおっしゃり、とうとうゲーム初クリア!錦戸さんはその立役者となられたのであります。How excellent! 例によってThe hot waterもrunningも発音完璧!


 
 ほいでな、ご存知の通り is not =isn’tですけれども、彼はお題のように縮小形のisn’tでなく元の形のis notでおっしゃり。




 ただ聞こえた音をそのまま口にしたら、たまたま再現できた、というのではない事が伝わるわ〜と思いましたし。




 解答考え中の錦戸さんの様子を見ると、聞こえた音と、日本語の意味と、英語の知識を総合して、




 The hot water is it…is not…isn’t…is not…



 と、模索しつつ、ご自分で英文を組み立てて行かれた感じがして。




 文末のrunningをおっしゃった時には、何か目を見開いていて、あ、「流れる」のrunの〜ing形だ!的に思い当たったのかしら、なんて勝手に思っていたのですけれど。ともかく、その時点では、音だけでなくて、英語としてもしっかり把握されていたというか、一文完璧にスペルごと頭の中に浮かんでいたのではないかな〜と思いました。





ハンサムで賢くて、やるわね、垂れ目さん。




 今回、そんなこんなを見て、錦戸さんは、発音やイントネーションも完璧だけれど、文型とか基本的な英文法もかなりお分かりなのではないかな、と思いました。お勉強家さんみたいだし。英語のセリフを覚えて言うだけなら、今の時点で完璧だから、英語を話せる役、いつでもカモーン、ですけれど。今後、ちょちょっと学んだら彼なら短期間で更にイケるのではないかしら。




 (とりあえず、今は錦戸半平太さんの幕末のお侍言葉、時に土佐弁テイストにバリバリ期待しておりますけれども。あたくし、ハードル設定、最高レベルで待機中よ。そこんとこヨロシク。はやく見たい、聞きたい!)




 さて、英会話伝言ゲームに話を戻しますと、上記のように、smartな錦戸さんが見られるだけでなく、バラエティでは珍しく、ドアップで素敵な表情を色々見られるのも幸せなのですわね。



 
 ハルカさんからお題を聞いて、思案顔で一度眉根にシワを寄せて、大きな瞳でもう一回とハルカさんを見つめる表情とか(近いし。傍目でもドキドキ〜)、




 さっきも書いたけど、解答考え中、runningとおっしゃった時の(あ、「流れる」のrunの〜ing形だ!的に思い当たった風に)ふと目が大きくなったハッとさせる表情とか(目が大きくなったと言っても、もともと大きい目を見開いたという意味ですけれど←分かるわぃ)




 最後、カメラに向かって解答を言う時の、ちょっと照れて、おどけて英語を言う風なキュートな表情とか (だって異国後を話すのってちょっと恥ずかしいわよね)




 見事正解で、ガッツポーズで立ち上がって、例によってラブリーに鼻の上にシワを寄せて、心底嬉しそうに笑う極上の表情とか。




 他にもたくさんの表情を、今回も見ることができました。はっきりしたお顔のパーツが自由自在に動くから、そういう表情の一つひとつがパッと人目を引くし、魅力的なのですわね。いや〜、つくづく俳優さんに向いた人だと思います(歌い、踊るのにもすごく向いていると思うけど。絶対的な音感とリズム感をお持ちだし)




 さて、それ以外のことですと。



 ヨコちゃんが楽しそうにイジっていた愉快なクリントンさんは、新顔みたいだけど。錦戸さんも「要らんこと言うたらアカンねんで」なんてキュートに牽制されて、既に仲良しな感じも印象的でしたし。




 今までのお成績が100%アレなむらかみさんの「何、走っとんねん!」みたいなバリバリ関西弁の解答も聞けたし(あれ好き)。そこから見事に軌道修正したハルカさんもすばらしく、一番手の方も、ヨコちゃんがダハ?とか混乱するのに笑う様が優しくて、あのメンバーで英会話伝言ゲームを続けてくれるといいな〜と思いました。




 錦戸さんの英語の力も、ほんといつかどこかで活かせるといいですわね。



 

 ということで、それでは、またね。

クロニクル・英会話伝言ゲーム・ホテルで使う英語編

 ネタバレにご注意。色々勘違いしていたらごめんね。そして英語のことをごにょごにょ書いてメンドクサくてすみません。



 ということで、今回もまた、あたくし的にどこをとっても黄金比率なお顔立ちの青年が、



 男前なだけでなく、あんなに耳も頭もセンスも声も良いというミラクルに深く感謝した、英会話伝言ゲームでした。




 パッと英語を聞き取って、日本語の意味もすぐ分かっちゃって、正しく再現する英語の発音もイントネーションもすごく良いのよねぇ。素晴らしい。(ちょっと小首を傾げて、クリクリの瞳で相手をヒタと見つめて、見事に英語を言う様も魅力的!)




 そんな、英会話でもスーパーマンな錦戸さんの活躍で、今回の2問目でついに正解に至ってナイスでしたけれど。




 今回のお題二つを聞いた時、錦戸さんならイケるんちゃう?と思ったりして。何せ信頼と実績の錦戸さんですし。




 まず、1問目の“I’d like to book a room.”ですけれど。



 ダブルブッキングとか割と聞くし、錦戸さんはbook(予約する)の意味をご存知で、roomも聞き取れるのではないかな〜と。




 そしたらやっぱり聞くなり「部屋 予約したいんですけど」とバッチリ意味をおっしゃって素敵でしたわね。あの業界でもブッキングは使うとのことでしたし。「ホテルで使う英語」という情報なしでもイケたのではないかな。




 I’d like to〜(〜したいのですが)は、I would like to〜を縮めたもので、I want to〜(〜したい)の丁寧版ですわね。I want to〜はキッズが、I’d like to〜は大人が使う感じ。




 I’d like to〜はホテルとかレストランとか、色々な場所で多用するから、錦戸さんも海外などでよくお使いなのではないかしら。




 …と思わせる発音の良さでしたわ。錦戸さんのI’d like to〜. もうKP(完璧)。DAI語を勝手に使って恐縮だけど。




 dの音からlikeのエルに行くあたり、すごく良いと思うな。日本人でアールが上手い人には結構会うけど、エルが上手い人にはあんまり会わないよ。




 もちろんI’d like toだけでなくて、book a roomも、というか、一文の流れごと、発音もイントネーションも見事だったと思います。次のクリントンさんもすぐにOKとおっしゃって、一度でパッと正しく伝わったことがそれを証明していますわね。




 roomのアールもエムも良いわ〜。




 ま、てるてる〜ラブミーテンダーの時点で、アールもエルもthも、ほぼ全音習得されていたから、当然っちゃあ当然なんだけど。




 あたくし、当初、てるてる〜の和ちゃんを「あらまカワイイ〜。憂いのある表情もなかなか胸を打つわね〜」程度の感じで見ていたのですが。前も書いたけど、ラブミーテンダーの「all my dreams fulfill」なんかのfもdもアールもエルも、えらく発音が良くて驚いて、何なん?この子、と思って調べ出したのが、今に至ったきっかけなのであります。




 ちなみに、朔さん調べによれば、PARAISOの時点(15歳位?)で、彼はアールの音は既に習得済で、アールとエルとの区別も意識されていたと思われます。その時点ではthとかは、まだこれから、という感じだったけど。




 そんなこんなで、お小さい頃からセンスがよくて、その後更に知識もスキルも吸収されたと思われ、現在あまりにも英語がお上手なもんだから、あたくし欲が出てしまいまして。



 ちょっとI’d like to ぁ book a room. みたいにおっしゃっていたようなので、



 ぁはaなのかな〜、それ要らないのよ〜、toの後はすぐ動詞の原形がくるのよ〜、なんてブツブツ言っておりました。




 クリントンさんにちゃんと伝わったので、KPなんだけどね。あそこまでできると、その辺りも知っておいてくれるといいな〜なんて思っちゃって。(学生さんとか英語を学んでいる人には、いわゆるto不定詞絡みのお約束は割とポピュラーなもんだから)



 それでね、ひょっとして



 I’d likeに関しては、たとえばレストランなどで コーヒーひとつ、と頼む時

 (ちなみに、コーヒーは不可算名詞だから a cup of coffeeと言いなさい、と習ったけど、レストランとかでa coffeeでコーヒーひとつ、と使っているみたいなのでそっちでいきますね←はいはい)



 I’d like to have a coffee.  (I'd like to+動詞の原形) でも
 I’d like a coffee.      (I'd like+名詞) でもいいので。


 彼がお店で何かオーダーする時、よりコンパクトな下の形でおっしゃっていて、何となくI’d like の近くにaがある感じがしているというか、癖になっているのかな、なんて憶測したりしていました。




 な〜んてね。こんなんクダクダ書いちゃって、何てブキミな中高年かしら、あたくし。ひゃはは(何笑とんねん)




 しかし彼の場合、頼むのはコーヒーではなさそうね。何年か前に苦くてコーヒーは飲めないておっしゃっていて、あんな精悍なお顔をして、なんてカワイイ生き物!と思ったけれども。更にカッコいい大人になられた今も苦くてアレなのかしら。なんかお砂糖とミルク入れたら飲めるとかだったっけ。現状ご存知な方は教えて下さる?




 という所で、2問目についてはまた後日に〜。

関ジャム・ハネウマライダー

 関ジャム・ハネウマライダー、聞き応えがありました!大御所(今やそうよね?)のアキヒトさんもハルイチさんも楽しんで下さって良かったし。




 あたくし、英語のこと同様、音楽の知識もでんでん大したことないのに、以下、何かごにょごにょ書くけど、ごめんね。間違っていたら教えて。




 ということで、




 ベースを弾くまるちゃんはもちろんカッコ良く、ハルイチさんと向き合って楽し気にギターを弾くヤスくんも素敵でしたけれども。




 錦戸さんのファンとしては、(ギターを掻き鳴らす素敵な姿も見られたし)彼の味なハモリがたくさん聞けて、すごく幸せでした。難しいハモリをこなす錦戸さん、カッコいいわ〜。




 サビでは基本的にアキヒトさんが主旋律、錦戸さんが3度下ベースの下ハモ、3度上の上ハモをハルイチさんとヤスくんがなさっていたような。(音の重なりが美しゅうございましたわね)。




 ラストのサビでは、最初↑の通りで、その後、錦戸さんが主旋律ベースに上がって、アキヒトさんが3度上の上ハモに行かれて、それからまた主旋律をアキヒトさん、下ハモ錦戸さん、となって終わったみたい。




 そういうのも全部良かったし、



 渋いな〜と思ったのが。



 「僕たちは、自分の時間を〜」「他の誰かと、例えば君と〜」部分で、アキヒトさんの主旋律に、錦戸さんが6度下(というか3度上の1オクターブ下)の下ハモを見事に付けていた所であります。




 他人様の曲を、ギターを弾きながら、あのような圧倒的な歌声の方と歌って、あのように必要な部分だけパッときっちりハモるって、




 やっぱり、ただものじゃないわ、錦戸亮





 ちなみに、歌い始め、ヤスくん、続いて錦戸さんがそれぞれアキヒトさんとユニゾンで歌う所も、キレイにそろって、心地よかったです。




 (前にも書いたけど、ユニゾンでそれぞれの主張がぶつかると、聞く人を消耗させるから。ヤンマーのお二人共それがなくて良かった)。かつハネウマライダーらしいポップな感じでナイスだったと思います。




 一つ気になったのが、machineはマシーンでよくてマスィーンじゃないのよ、ということなんだけど。うちの下の娘が以前ポルノ〜のファンで、ハネウマ〜のCDが出た時からアキヒトさんがマスィーンって言うの、と悲しそうに言っていたので。




 錦戸さんもアキヒトさんと同じように歌われていたけれど。誰かアキヒトさんに伝えてあげてくれないかな、と下の子がツブヤイていましたわ〜。