サムライせんせい第6話

 素晴らしかった6話のことを書こうと思いますが。




 今回もTwitterでつぶやいたものを流用して、それに追加していくスタイルですみません。【 】内がツイートしたものです。




 あ、そだ。直接ドラマに関係ないけど、前に書いたツイートを一つ、自分の覚え用に、ここに置かせてもらったろ。既にご覧になった方はごめんね。




 【優れたしんがーは優れた芝居もできる」音楽評論家・冨田殿の説に首肯。古来、役者は舞も謡もしたはず。おまんら、どいて線引きしたがる?どいて「専門の役者」ばかり、たっとぶがじゃ?】




 ↑皆さんに引かれると思ったけど、リツートして下さる方も数人いらして感動しました。




 ということで、6話のお話。





 OA前、



 【真面目で、強くて、正しくて、優しくて、一途で、キュートで愛しいイケメン侍・半平太さんを、(今日を入れて)あと3回しか見られないなんて、ヤだ!でも、そう言っても詮無いことならば、あと3回大切に見ます。瞬きしません (ほんまやな?)。 龍馬や他の皆さんも良い! 】



 【「神回」と噂の今宵の6話。手負いの志士達の激アクションを見逃すな! 】



 とか、わーわー騒いでいたあたくし。OA見たら、マジで良かった。本当に瞬きを忘れるくらい、画面に釘付け!な1時間で。



 OA後も



 【きゃ〜きゃ〜!2人共、アクション、カッコ良かった!おまんが背中におれば安心じゃ!俺も武市さんとなら負ける気がしない!ですって。くぅ〜っ、シビレル!キレッキレの殺陣をありがとうございました!】




 と騒いでおりました。



 謹厳実直な半平太さんは、「鏡新明智流の免許皆伝」に相応しいビシッとした正統派の殺陣、一方、自由で柔軟な龍馬は、滑りながらとか、こっち来い、みたいな手招きとか、洒脱な殺陣、それぞれに合わせた殺陣の演出も良いわねぇ(何様)。






 お二人共、本当に見事な動きで、身体能力やセンスが並外れているのだろうな〜と思いますけれど。ファンなもので、錦戸さんのことを書かせて頂くと。






 殺陣はダンスに通じるものがあるとかで、錦戸さんが、殺陣が上手なのも道理かも、と思うあたくし。体幹の綺麗な、美しくもキレのあるダンスをされるし、構成・段取りを覚えるのも早いし、人の立ち位置まで覚えちゃうから。





 しかし、あのような殺陣を見事にこなすって、実際は、容易なことではないのだろうな。通じるものがあるとはいえ、別物ですし。





 侍の所作や土佐弁のマスターも、初めてではないとはいえ、大変だったのだろうな。




 錦戸さんは、演技も歌もダンスも、作曲もギターもハモリも英語も、一見、涼しいお顔で軽やかにできちゃうし。




 彼ならイケるやろ、と、ハードルどんどん上げちゃっても、毎回それを高く超えてこられるから、何かとデキて当然、なんて、あたしゃ、つい思いがちなんだけど。




 人知れず、きっちり研鑽を積まれて、見事なものを見せてくれてはるのでしょうねぇ。ありがたいことでございます。





 しかし、目にスプレーって卑怯やろ〜。でもやたら強い武市さんが現代人にやられるには、ハンデがいるわね。手負いで、スプレー攻撃でもやられて、それでも、めっさ強い人が免許皆伝の腕でみせた殺陣、という感じで、素晴らしかったと思います。ザ・侍な面魂、打ち込んだ後の刀や体の止め、ブレない体幹、諸々素敵でした。





 そして、おまんが背中におれば安心じゃ!俺も武市さんとなら負ける気がしない!っちゅうてな。2人のバディ感もカッコ良かった!性格も違うし、主義主張は相容れない2人だけど、互いをリスペクトして、深い絆で結ばれておる。何かあったら力になる。素敵。




 平成の世でも、(富子さんや)同士が気になって過去に帰りたい武市さんと、平成の世で何やら画策しているらしい龍馬と、ポリシーが違うみたいだけど。この後、武市さんはどうするのかしら、力を貸すのだろうか。てか、武市さんと龍馬はいったい、どうなっちゃうの?!(今回ラストで龍馬、頭ガンっとやられちゃうし!)





 さてさて、激しいアクションに息を呑む回でしたが、冒頭、佐伯家と志士達ののどかで愉快な朝食風景とか、良い感じの村役場放送とか、猫パンチとかキャ〜コワイ〜とか言いながらの足蹴とか、晴寅姉弟の面白キュートな味も効いていたと思いますし。(寅ちゃん、まだ一攫千金狙いなのね)。





 かと思うと、

 【小さな絵箱の中で繋がり、同じ輪に入っておれば友達か。相変わらず、半平太さんの言葉は刺さる。土佐弁化した龍馬のマジな目も素敵でした】




 とツイートしたのですが、グッと締まる所もあって、「コミカルながら奥行もあるドラマ(朝日新聞さん、またフレーズ借りました)」で、素晴らしい!と毎回思います。




 そして6回は愛の回でもあるということで、




 【理央殿の一突きも、ドスのきいた「山猿がぁ」もナイスでした。(猿川さんの方が良い塩梅に気持ち悪かったな。) RED RICEさんはでんがくん看板をキレイにして、ユウナちゃんを遠目に見て何も言わず去って行く所が好きでした】




 と書いたのですけれど。形は違うけど、ユウナちゃんへのママ・パパの愛は深く尊いと思いました。




 愛といえば、ちょっと勘違いして、鬼沢殿と理央殿を、思いっ切り自分と富子さんと重ねる、相変わらず富子さん大好きな半平太さんも愛しかったです。「富子のテーマ」的な音楽がまた良いわね。「獄から出てくるご亭主のことを理央殿は、富子のように、ずっと待っておったのか?!」の「富子のように」の言い方、表情、最高!




 ということで、




 【後2回でどう着地を決めるのか、楽しみです。東京編、おしなりくんいるし、龍馬また手負いだし、ペータさん雨(シャワー)浴びてるし。あと2回で終わっちゃうの寂しすぎるけど、全力で見ます!】




 ちなみにダラダラ長い、半平太さん、素敵ポインツを、また後日書く予定です。ほな。(あ、ブログとTwitter相互流用中につき、ここに書いたのをツイートするかもしれないので、繰り返しご覧になったらごめんね。色々うにゃうにゃ言ってすみません〜)

サムライせんせい第5話続き

 さて、第5話半平太さん、素敵ポインツ。



 
 夜の学校(←コワいよね)に忘れ物を取りに行ったユウナちゃんが、漆黒の武者を目撃した翌日。キリリたすき掛けで子供らに剣道指南の武市先生。と、(売ろうと思っていた)掛け軸に誰が落書きしたんだ?!と血相を変えて怒鳴り込んでくる、相変わらず一攫千金狙いの寅ちゃん。




 「誰か心当たりはあるか?正直に申せ」という武市先生の優しい言い方と、「わしはそんなねじ曲がった心を持つ者に育てた覚えはないぞ」とラストちょっと口を尖らせた感じがナイス&キュート。乙女らがお口カワイイ♡っておっしゃるやつ。




 しかし、ユウナちゃんが目撃したという漆黒の武者の話になると、あれ?ビビってる感じ?なペータさんが、演技見事&ラブリーでございました。(今回こればっかりになりそう〜)。




 「霊魂に操られし甲冑が人を斬る。まさか、そんなことが」という声の上ずり方とか、思わず「まさか」で土佐弁化して、薄く笑みが浮かぶ表情とか、リアルで素晴らしい。(普通ならただ怯えたお顔をしそうな所だけど、前にも書いたように、錦戸さんは笑みの入れ方とか、上手やんな〜)。




 ナイスな間で「こわいのですか?」と言うお利口眼鏡くんに「何をたわけた事を。そんな訳があるまいっ」とか頑張って尊厳を保とうとしつつ、小動物的にふるふる怯えているのも愛しい。この辺り、瞬き多めな感じもリアルで良いわ〜。




 「そう言えば武市さん、四谷怪談とかオカルト系苦手だったもんね」と龍馬に言われて、ムのお口で上を見ているアップの表情も素晴らしい(今更だけど、大きな目だこと。長マツゲばさばさで、マツエク施すより長く濃いし)。




 そこでまた「先生の存在自体がオカルトですけど」とお利口くんが眼鏡を押し上げながら言うのもオツでしたが。




 否定すれば、ユウナちゃんを疑うことになる。俺たちに関係あるかも、漆黒の武者が俺たちをこの村に呼び寄せたんだよ、と龍馬も言う。で、半平太さんも止む無く学校に確かめに赴くのですわね (でも、暗くなる前には帰りたい!と再三、主張するペータさんがキュート!)。





 そんな半平太さんの姿(ってか移動するちょんまげ)を、校長室から目撃、達者なウグイス嬢化してごまかす?晴香さんもナイスでしたけれど。




 小学校に着くなり、邪悪な気を感じていた半平太さん、靴箱前で油断ない目配りをするお顔が激イケメン。しかしポンと肩に手を置かれて「ひゃぁ〜っ!出たな化け物!」と叫ぶのは面白キュートで、ギャップが素敵!




 しかし、ここのシーン、比嘉さんも素晴らしくて、愉快でしたわね。




 (大きな目をむいて) 「今、きっちり私の顔を見て化け物言いましたよね?!」
 (キユートに目をそらしてから)「こんな所で何をしておるのじゃ」
 (なかなかドスをきかせて)「ごまかさないで下さいよ?!」




 なんていう半晴の呼吸もピッタリ。真面目なイケメン侍が空トボける表情が、良い匙加減で、ここにもまたナイスギャップが。




 この後も何かとぷるぷる怖がるペータさんがラブリーでのぅ。誰かさんと同じように「こんな服来た子供いねーよ」「こんな職員いないよ」と思いつつ、楽しく拝見しました。




 まずは「内臓模型」にビビって絶叫するペータさん。いつもの直立姿勢がちょっと腰砕け気味で。「こんな薄気味悪いものが何故子供らの学び舎にあるのじゃ?!狂うておる。この時代は狂うておる!」と必死の形相で叫ぶのが愛しい。




 「内臓模型」については、HP半平太日記の言葉少なな様子からも、その衝撃の深さが見て取れるのですわね。ふふ。甲冑を見たいだけなら、早く、と急き立てられ、先へ進む時も、最後までジーっと「内臓模型」から目を離さない様子も良い。




 続いては、ユニゾンっぷりが目覚ましい和服の双子ちゃんのクダリ。今度は「あぁ〜っ」と叫んだ後、ペタリと平伏して「すまん、わしが悪かった。許してくれ!」と何故か謝り、手を合わせてナンマンダブなんまんだぶと唱えるのがナイス&ラブリー。




 音楽室で、ベートーベンにビビるお顔も、無人なのに音がする「ぴあの」に逆上するのも良かったし。




 そらコワいやろ、という風体の人が下から這い出てきて、わ〜わ〜叫んですっかり腰を抜かしてへたりこんで「来るな!化け物め!」とわめくのも、




 「この方は職員の小林さだおさんですよぉ」に「さだおさんっ?!」と声が裏返っているのも、素晴らしキュートでした。




 ペータさんのコワがり方はこのようにバリエーション豊富で見事だけれど、圧巻は晴香さんの先輩・手塚先生が急に出てくる所かしらね。もっともらしく「真の勇気というのはじゃな」と言いかけた所にガラッと扉が開いてペータさん驚愕!のシーンなんだけど。




 ここのことは言葉に尽せない〜と思っていたら、ご本人が上手い事書いてはったので、それをちょっとお借りして(お借りするのマズかったら教えて)。




 「真の勇気というのはじゃなあぁぁぁあはぁぁぁん」ってまさにこれ。




 「真の勇気というのはじゃな」の後、ちょっと森進 一さんが入った感じで?泣きそうなお顔でグーにした両手を合わせて体ちっちゃくしているペータさんが激ラブリー!!かつ、実に見事なコワがり方だと思いました。




 ちなみに手塚先輩が出てきて「え〜何かどうしよう?照れるっていうか、何ていうか」とかたっかい声でブリブリ言っている晴香さんも、それを微妙なお顔で見ている志士2人もナイスでしたわ。




 手塚先生は、3Dプリンターで彫刻のレプリカ作成中だったのですが。音楽室で「しーでぃー」や「すぴーかー」に混乱していたペータさん、「この中で、形有るものが作られるのじゃな?これならわしにも分かる」なんてニコニコ言って、3Dプリンターは何故かすんなり納得なのも面白い。(複写の過程はともかく、形有るもの好きだから?なんてね)。




 そして志士2人でめっちゃ食い付いて3Dプリンターを見ているのも可笑しい。(半平太さん、なんちゅう険しい目してはんねん)。




 さて、手塚先生に案内されて甲冑を見る志士2人。「だから触んなって?!」とか晴香さんに厳しく叱責される2人が愉快でしたが。なんと、そこには「土佐柏」=「土佐山内家の家紋」が!この甲冑はずいぶん昔に村の住民から寄贈されたものらしい、寄贈者リストは校長室にあるかも、と手塚殿に聞き、(この所割とレアな?)真顔で目を合わせる志士2人がクール。




 しかし、そこへ悪徳校長とコミヤマンが来て、追い返されてしまい、理央殿のお店にいる面々。何故かマイク使用で「いったいどういう事なのじゃ?何故、土佐の甲冑がこの村にある?やはり漆黒の武者とわしがこの村に来たことには、何か関係があるということか?」とか言っている半平太さん。




 すぴーかーのからくりを確かめているとかで、「(高低つけて)あ〜、あ〜、あ〜」とか「はっ」とか言ってみるのが面白キュート。「やはり漆黒の武者は」と生声で言った所でマイクを使うのを思い出して、「存在するのか?」とマイクに向かって言って、自分の声を確認しているのか、驚いているのか、すぴーかーの方をおっきな目で見ているのが愉快&ラブリー。




 そこで龍馬が、漆黒の武者は夜に動く、正体を確かめよう!と言い出し、女性陣をシボませつつ、無論不賛同のペータさんでしたが。そこへ来たコミヤマンがユウナちゃんを嘘つき呼ばわりすると「行くぞ、アザ」「言うと思った」な志士2人。それぞれの表情も阿吽の呼吸もカッコいい。




 必殺好きの理央殿に厄除けの火打ち石を打ってもらって、かたじけないと一礼する半平太さんも渋くて素敵。しか〜し、学校に近づくと、やっぱりぷるぷる震えるペータさんがラブリー。だって暗いしね。




 しかも、あるはずの場所に甲冑がなくて「足が、動かん。武者震いじゃ」とペータさん (晴香さんも言っていたけど、それ武者震いちゃうわね)。無情にも?龍馬が別行動にしようと言って、一人残されたペータさんが、泣きそうな垂れ目でアザ〜、アザ〜、晴香殿〜って呼ぶのも切なキュート!




 それでも、ちゃんと任務を遂行しようとおそるおそる調べているうち(怯え顔のアップをたくさん、ありがとう)、漆黒の武者に遭遇、階段落ちして気を失うペータさん。翌朝、佐伯邸で目を覚まし、漆黒の武者を見たことを思い出したペータさんは、龍晴も行っているという学校へ、すわ、ナンバ走り




 学校で甲冑置き場を見ると、やや?ちゃんと甲冑があるのですね。でも、そこまでは3Dプリンターでコピれなかった手書きの土佐柏が、割とやっすい感じで。志士2人はすぐ偽物と見破り、真相を知って、手塚先生に話を聞くのですが。




 「手塚殿、おんしがすり替えたんじゃな」という半平太さんのまっすぐな目が涼しい。土佐絡みの話かと期待のペータさん、しかし、問うてみると、手塚殿は、(土佐から来た、とかでなく)お金の為にやったという。




 フッと笑って、「そんな下らんことにわしらは振り回されていたのか」と、キレイな「ん」形の口を引き結んで脱力する半平太さんの表情・言い方がナイス。ここも良い塩梅に笑みがちょっと混じっている感じ。




 話を聞けば、手塚殿は悪徳校長に無理強いされたのだけど(校長が学校の積立金で株に手を出して、すってしまって、損失補てんの為に、手塚先生にコピー作って本物を売れと言ったとか、マジ超悪徳)。




 手塚先生は、絶対的権力者には逆らえないという。真実を言っても校長は認めない、自分がトカゲの尻尾みたいに切られるだけだと。




 ここで、半平太さんは、




 どんな事情であれ日ノ本を担う子供らの前で嘘をついてはならぬ。わしら大人は手本とならねばならぬ、と説くのですね。




 そして、朝礼で漆黒の武者なんていない、と嘘をつけ、と指示されている晴香さんに、




 晴香殿、波風を立ててでも真実と向き合うのじゃ。ごまかし、逃げてばかりでは未来は切り開けぬぞ。批判されようとも誰かを傷つけてしまうことになったとしても、正しき道を選ぶ。それがまことの勇気じゃ。




 と鼓舞するのですけれど。




 そんな風に話す強い目や、奥歯を噛みしめているような侍然とした表情が良いのはもちろんのこと(前半がぷるぷるキュート感満載だから、ギャップが際立ちますわね)。




 「おまんら、大概にしときや」を抑えたトーンで言ったり。「何を馬鹿なことをしておる!」と声を張ったり。前にも書いたけど、セリフ回しの緩急・強弱というか抑揚が良くて説得力があると思いました。




 そして朝礼。それでも晴香さんは、やはり本当のことを言えず、外で見ている半平太さんがヤキモキするのですが。ユウナちゃんが「う〜そつき!」と囃されると手塚先生が見かねて進み出て、真実を告白。




 それでも言い逃れようとする悪徳校長に「おまん、それでも人の上に立つ人間がか?!」とばば〜んと半平太さんが入ってきて。悪徳校長を叱責、ユウナちゃんのバトンで成敗!となるのですが。




 「この手で斬れるものであれば、何も恐れるものなどない!」とバトンを構える半平太さんがカッコいい!




 というのは前回書いた通り!あとねぇ、刀を使ったら、鞘におさめる前に、なんか振るでしょ、刀を。そんな感じで最後、バトンを振るのもカッコ良かった。あれを見て、あんなにキュートだけど、半平太さんはリアルに人を斬り、斬られる時代の人だったのねぇ、なんて思っちゃって。錦戸さんが演じているというより、リアルに幕末のおサムライ・半平太さん、としてあたしゃ見ている?なんて思いました。





 ちなみに、半平太さんがあの学び舎で感じた邪気の正体は悪徳校長だった、剣豪・半平太さんは、自分の手で斬れるものであれば怖くない、オカルト系は手に触れることができない、というか、彼の手でも斬ることができないから、苦手ということ?みたいなんは前回も書きましたわね。




 そして今回の終盤、佐伯先生とのシーンは、キッズ絡みの為、昼間で月がなかったけれど。縁側で端然と正座して、掛け軸の落書きをした者が名乗り出ないとたそがれている半平太さんはやはり美しゅうございました。




 しかし、いたずらキッズはちゃ〜んと名乗り出ていて、キレイに修復してから武市先生にも改め告げるつもりでしたのね。武市先生がきっちり正しき手本を見せていたからね。素敵。




 半平太さんのおかげでユウナちゃん嘘つき疑惑も晴れたし。さらに、半平太さんは、今回うそついただけで何もしていないと言う晴香さんに、手塚殿を動かしたのは、おんしだと、ふぉろーしちゃったりするのもナイスガイなのですわね。




 そして寅ちゃんは理央さんの所でバイトを始め、晴香さんは、コミヤマンのセクハラを糾弾し、それを見たユウナちゃんは良い笑顔を見せ。




 あと3回でどうやって着地を決めるのか知らないけど、こうやって周りの皆に良い感じの風を吹き込んで、ペータさんはどこかにいっちゃうのかな、てかもう3回しかペータさん見られないなんて切なすぎる、なんて、既にペータロス、サムライせんせいロスが始まっているあたくしでございます。




 今回、ぷるぷるキュートペータさんオシで初見時はちょっとライトタッチ?と思ったけど。今回のテーマと思われる、人の上に立つ者は正しき手本をみせねばならない〜真の勇気とは〜とか。上に書いた諸々の事に加え、かつて校長を務め、甲冑を寄贈した模様の佐伯さん、さだおさんに頼んで寄贈リストを持ってきてもらったのは、甲冑寄贈を隠す為?とか、たくさん要素があって、奥行きがあるってこういうことね、と思いました。




 次回は手負いの志士2人のアクションが楽しみ。あと3回、大切に見たいと思います。

サムライせんせい第5話

 5話も楽しゅうございました!コワがりペータさんの愛らしかったことったら!しかし、ラスト、悪徳校長をビシッと叱責、バトンの殺陣で成敗するのはやっぱりカッコ良く、ギャップの大きさ、ナイス!と思いました。




 侍らしく、上に立つ人間として正しき手本を示す責任をバリバリ感じている半平太さん。




 「己に仕える者が勇気を持って正しき道を示したというのに、上に立つおまんが責任逃れをするとは何事じゃ!手塚殿に卑劣な真似を無理強いしたのも貴様であろう。即刻この場で腹を切れ!」




 なんていうセリフ回しも、お腹から出た声も、迫力ある表情も素晴らしく、まさに幕末のおサムライ!でした。




 龍馬が(その時はまだハッタリだったけど)証拠をつきつけ、半平太さんが、逃げようとした校長の前に立ち塞がり。「子供たちを裏切った報いじゃ!漆黒の武者に代わり、成敗いたす」という気迫のこもった面魂も良かった。錦戸侍、貫禄さえ出てきたって、どこかの記事で見た気がするけど、本当にその通りね。




 そして、ゆうなちゃんが投げたバトンをパシッと受け取って、ゆうなちゃんと小さくうなずき合って(ここで龍馬が投げようとしていた刀をへへみたいに笑ってひっこめる様子もナイス)。





 「この手で斬れるものであれば、何も恐れるものなどない!」とバトンを構える半平太さんがカッコいい!




 半平太さんがあの学び舎で感じた邪気の正体は悪徳校長でしたのね。そして、剣豪・半平太さんは、自分の手で斬れるものであれば怖くないのね。オカルト系は手に触れることができない、というか、彼の手でも斬ることができないから、苦手ということかな。なるほど〜。





 (内臓模型は例外として。内臓模型は形有るものだから斬ろうと思えば斬れるけど、斬るとか以前に、初めて見たら、そら驚くわね)




 今週も、うはは…と笑いながら。




 大人であるアタクシは子供らの正しき手本とは、う〜ん、なっていない感じねぇ、とか。波風を立ててでも真実と向き合っても、いないかもねぇ、波風立てるのってエネルギー要るし、とか。




 ペータさんのおかげでゆうなちゃんの疑いが晴れて良かった。疑われたままだったら、後々までトラウマになるかもしれないし、とか、





 そういえば晴香さんが、コミヤマンのお酌ポンポンをなかなか激しく糾弾したのは、波風を立てても正しき道を行く、の流れみたいよね。だから、それもペータさんのおかげか、とか。

 


 いろいろ、考えたりしましたわ。





 さて、いつも書いている半平太さん、素敵ポインツは明日から木曜までの間に書こうと思うのですが(好きにしたらよろし)。





 この所、ブログとTwitter間で、相互流用中でして、今回も自分の覚え用に、ここにツイートしたものをまとめさせて頂こうかと思います。【 】内がツイートしたものです。




 あ、あと金曜に4話のこともツイートしたので、その一部も一緒にここに置かせて頂こうかと。分かりにくくてすみません。



  • 4話

 【前回4話、寅への叱責。「それこそ、命をかけて戦ったんじゃ」のクダリ。 普通ならただずっと険しい顔で言いそうだけど。 「それこそ」の後でちょっと笑みが入って、小さくうんうんと頷きながら「命をかけて」と続ける半平太さんの言い方・表情が大好きでした。】


 【そんなん、自分で言う、口はぼったさとか、でも、確かに息づく、自分のしたことへの自負とか矜持とか、他にも色々混ざっていた気がして、リアルで素晴らしいと思いました。】

  • 5話

 【暗くなる前には帰りたい、声も上ずり目のぷるぷる半平太さんがデラキュート!急に手塚先生が出てきて、おびえたお顔と、両手グーで体ちょっとちっちゃくしている体勢が愛しい!】



 【恐がりだけど、ゆうなちゃんが疑われると、行くぞ、アザ、って確かめに行くのがカッコいい。バトンをバシッと受け取って、バトンの殺陣で校長を成敗するのもイカス。(校長のシャープな回転のかかった飛ばされっぷりもなかなか) 】



 【りお殿の所で、マイク使用でしゃべっているのなんかもキュートでしたが。「波風を立ててでも真実と向き合うのじゃ!」なんて、締める時の武市さんの言葉はやっぱり染みる。無反省なあたくしも色々考えちゃうわ。】


 【3Dプリンターはすんなり納得なの?な半平太さん。プリンターを険しい目で見つめるのも愉快でしたが。あの甲冑寄贈したの、(かつて校長もしていたという)佐伯さんなん?次回はアクション満載みたいだし(きゃ〜)、今後も目が離せませんわね!】




 ということで、本当にこの後どうなるのか目が離せませんし。手負いの2人の志士が激しいアクションを繰り広げる次回・6話も、すごく楽しみです!

サムライせんせい第4話続き

 さて、今回は4話の半平太さん、素敵ポインツ。全編素敵だから、かいつまんで(ほんまか〜、また長なるやろ)。



 (そして、あの〜、神木くんを始め、皆さん素敵なのですが、ファンなもので、錦戸さんのことばかり書きますのでお含み置きくださいましね。今更だけど)。




 冒頭、例の「でんがくん看板」の道で、また寝てみる志士たち。寝ている2人の横顔を見たら、原作の雰囲気に似ているかも、と今更ながら思ったりして。




 この辺り、半平太さんの「おまんらしいな〜。何にも縛られず自由奔放じゃ」の言い方・表情なんかも好きでしたが。そこへ来たお巡りさんによれば、付近でサチさん的な人が思い詰めた表情で佇んでいたとか。




 あの娘はタイムスリップと関係しているかもしれない。山賊娘を探す!と、すわ、ナンバ走りで駆けだす半平太さん。ちょ、ちょっと待って、駆け回って探さなくても、文明の利器があるから、とスマホを掲げる龍馬に、小さく「あっ」とか言う様もナイスでしたが。




 龍馬にスマホを耳にあてがわれて、しっぶい声で「拙者、山内土佐守家中、留守居組、武市半平太と申す」とか律儀に名乗っちゃうのも、面白キュート!




 おサムライみたい (だって、おサムライだから)。




 しかし、かしこまってスマホで通話する半平太さんの、鉄板のホクロサイド斜め顔が超男前でしたわね!(注:他のアングルも男前だけど)。真剣な瞳も美しく、外光に長マツゲが光っておった。




 いや〜、良くできたお顔だわ〜。ご存知?演出家でプロデューサーの岡村俊一さんという方が「今さらながら錦戸は、顔が主役の顔だな(笑)きれいだ。」ってツイートしてはってんな〜。そういう方にペータさんの容貌がバチコーンほめられて嬉しいわ。ま、お顔だけでは、5年連続ドラマ主演はできないでしょうけれども。えぇ。




 さて、寅たちがいるコンビニに駆け付けると、山賊娘がさらわれたという!急ぎ寅車に乗り込む志士たち。半平太さんの、安定のシート上・正座が愛しい。シートベルト着用は心得てきた様子だけど、ドアまでは気がいかず、龍馬に促されて、慌てて閉める様子も愛しい(もう何でも愛しいらしい)。




 急いで後を追ったものの、サチを連れ去った車を見失った寅。再び、ヤミクモにナンバ走りでダダっと駆けだす半平太さん。また、駆け回っても見つかんないって、と龍馬に止められ、振り返った表情も実に良い匙加減。




 で、この時代に慣れまくりの龍馬がじーぴーえすで探り当てた先は、豪〜奢〜な館。その前で、やみきん→悪徳高利貸し、でりへる→移動式遊郭とか、龍馬がぱっぱと通訳するクダリ、ビックリ目で素朴に驚いている半平太さんが愛しかったけど(←おまんは、こういうの以外に何か言えんのか?!) 3人とも良いテンポで愉快でしたわ。




 そして、裏に回って、サチ邸の庭に侵入しちゃう半龍寅。じーぴーえす、とか現代の事物に色々戸惑っていた半平太さんでしたが、ここでは「落ち着け、寅之助。まずは敵の陣容を知るのが肝心じゃ」と鋭い目で言うのが幕末の志士然として素敵。(今風龍馬の「幕末の志士の血が騒ぐね〜」もナイス)。




 しかし、ハナから防犯カメラに映っていて、マトロックスに見つかっちゃう面々。でも、サチママはにこやかにお食事でも、と邸宅に招じ入れるのですね。




 お高そうな革のソファーに草履を脱いで、例によって正座の半平太さん。ソファーのクッション性によりちょっと座りにくそう。




 ここで寅ちゃんの「さっきの誰だよ?髭のマトロックス」にすかさず「マトリックスであろう」と言うペータ先輩、ナイス。それ!みたいな龍馬の指さしもグー(グーて)。効果音も楽しい。




 「ボディガード?」「用心棒」と例によってパパッと龍馬が訳すと「あぁ、道理でなかなかの気を放っておった」と納得顔の半平太さんが、さすが剣豪!でしたが。最初の感嘆詞「あぁ」の音が「あぇ」に近くて、それがすごくリアルで良い!と思いました。




 続いて、サチが寅を見初めた前橋・回想シーン。それを見上げる半龍寅が愉快。龍馬のツッコミもナイス。




 「ピュア?」「箱入り娘(←割と意訳?)」に「ほぉ〜、見直したぞ、山賊娘」の半平太さんの笑顔も素敵でしたし。




 話が進むうち、現代の事物に全くついていけなくなって、「ぐぐる?」「ぶろぐ…」「ひっと…」「ね、ねっ…」とか目をおっきくして戸惑っている半平太さんも面白キュートでした。龍馬が小さい声で「後であとで…」とか言っているのもナイス。




 「ストーカー」に至っては、過去に相当語がないのか、龍馬が通訳放棄して「ストーカー?」「ストーカー」「…ストーカー…」とかなるのも楽しく。




 さて、すごく便利な「ねっと」の説明はちゃんとしてもらった半平太さん、「ねっと」を持ち帰ろう!の夢想シーン。




 PCを前に接続…接続…と困って「とっ富子〜」って呼んじゃう半平太さんがラブリー!厳格なおサムライが割と困ったら富子とみこって呼んでいたのかしら、文武両道・謹厳実直な瑞山先生のギャップが素敵、というのはTwitterにもブログにも前回書いたので割愛して(あんた全部書いとるがな)。




 ところで、あの夢想シーンの半平太さんは、ちょっと爽やかな色の袴とか、着物や(インカムのせいかもしれないけど)髷の演出が、今よりちょっと若い時の感じになっているのかしらん。しかし、ちょんまげにインカムもなかなかクールだ〜。




 この辺りで焦れた寅ちゃんの「うるっせぇな〜。もうそんな、遅せぇふんころがしの話は後にしてくれ」発言があり(ふふ)、「王政復古じゃ!」と大声で一喝する半平太さんがカッコいい!




 お腹からエェ声が出ること。そして「王政復古じゃ!」と叫んだ後も小さく「ぉぉ〜」と唸るみたいに怒ってはんのが、リアルで面白い。




 そしてサチパパは実は県会議員と分かり、「県会議員?」「土佐藩の家老みたいな?」に、ほぉ〜っと感嘆する様もまたリアルでナイス。




 さてサチパパご帰宅で、宴のシーン。ラブリーなジュレのクダリは前に書いたので、今度は本当に割愛して。




 (変な声→口の中で消えた♡の後の、甘味も酸味も含まれておる。何とも美味じゃ〜!と心の中で泣かんばかりに美味しがっているのも素晴らしい!って、またちょっと書いとるし)




 サチパパが政治家を目指したきっかけは、土佐の英雄に憧れたから。「私にですか?」「坂本龍馬だ」のクダリも好きでした。龍馬の得意げな笑顔も良かったけれど、半平太さんのちょっとショック&ジェラシー顔が絶妙。寅ちゃんがウププって笑っているのもナイス。




 そこへ、サチさんが話しを振ってくれて、土佐勤王党が掲げた建白書は、尊王攘夷運動の骨格となった見事な提案だ、とサチパパに褒められて。ちょっと龍馬と張り合う感じの?建白書起草者・半平太さんは嬉しいお顔になるけど、それを龍馬に見られて、平静を取り繕う、みたいなんも良かった。龍馬も嬉しそうでしたけれども。




 そして話は龍馬暗殺の謎に。半平太さんの「おまん、誰にやられたのじゃ?」の言い方、表情がザ・侍だわ〜。目付きも凄味がきいておる。垂れ目さん、やるわね。しかし、誰にやられたかは、後にそのネタ、有効利用するまで、龍馬はお茶を濁すのですけれども。




 こうして、話は意外と盛り上がり、非常に厳しいというサチパパが案外彼らを気に入って、さぁ飲みなさい、なんて例の赤ワインのシーンとなります。




 前にも書いたけど、半平太さんはリアルに甘党の下戸だったそうで。それで龍馬が慌てて止めていたのかしらね、ということで史実に基づいたシーンとも言えますが、錦戸半平太の酔いっぷり、最高でしたわ〜。




 赤ワインのグラスを両手で持って、一口飲んで、んんふぅ〜〜、とか息が漏れるみたいな音を発して、もう垂れ目が座りかけているのが見事。実際、武市さんは、お猪口2杯で大酔いしたそうだから(マジかい)、近いものがあったのかも。




 そこへ、権力にすり寄る感じの、髪もいつもより撫でつけた小宮山さんと、寅ちゃんに頼まれた晴香さんが、ちょっと惜しい手土産持参で現れ。サチさんに目を留めた小宮山さんが、それまで頑張って隠していたサチの金髪ギャル行為をマズ〜イ感じでリークしてしまい。




 すっかり出来上がった半平太さんが、ワイン片手に立ち上がり。ふわっふわした口調で、ダメ押しの寅ちゃんの素性&山賊娘の偽りリーク&2人への強く正しい叱責をするのもナイス。(袴にきっちりナフキン巻いているのもキュート)。




 (注:寅ちゃんはサチパパに「私はIT関連企業のハードソフトでヘッドファンドをやっておりまして、本日も先物取引オイルマネーをかせぎました」なんて愉快な偽りの自己紹介をしてはってんな)




 そして、ペータさんの「育ててくれたご両親に嘘をつき、つまらない男にうつつをぬかすなど言語道断!(この時の酔眼みごと)」にサチが「寅ちゃんはつまらない男なんかじゃない!」と声を張ると。




 ワインの残りをごくんと飲み干した半平太さんが、「こっちはちっくと骨がありそうじゃの」と嬉しそうに、ふに〜っと笑って、あげく椅子にドンっと座って寝入ってしまうのも、素晴らしキュートでした。




 そんな半平太さんを寅ちゃんが連れ帰ってくれて、佐伯邸で目覚める半平太さん。この後の、寅ちゃんへの叱責・鼓舞〜サチ邸綿棒殺陣〜サチパパに手をついて頭を下げる〜〜龍馬もサチパパの過去リーク&極秘情報提供ちらつかせ〜2人の恋が認められる〜ラスト美しい佐伯邸縁側での「果たして万人が平等とうたう今の世が正しいのかどうか」という半平太さんの迷い。(長)

     

 については、前回割と書いたので、さらっと。




 寅ちゃん叱責・鼓舞のクダリは、表情はもちろん、セリフの強弱、緩急とかの抑揚、メリハリがいいというか、説得力があるというか、とにかく半平太さんの言葉が染みました。素晴らしかったと思います。




 寅ちゃんの涙にも心打たれましたが、あれってもともとの演出にはなくて、半平太さんの言葉というか錦戸さんの演技というか、に誘発されて寅ちゃんが素で涙を流したんですって?もろもろ素敵やないの!



 
 それとこれも前回書いたのの繰り返しになってしまうけど、「わしらは必死に戦ったんじゃ。何百年と続いてきた時代を動かす為に、それこそ、命をかけて戦ったんじゃ」の



「それこそ」の後でちょっと笑みが入って「命をかけて」と続く言い方が、表情が素晴らしいと思うの。



 笑みは楽しい時、嬉しい時にだけこぼれる物ではないのですわね。計算だか憑依だか知らないけど(両方なのかな)、錦戸さん、実にリアルな演技をされる方ですわね。




 そしてラスト佐伯邸縁側の静かなシーンは、いつも、佐伯先生のα波声と月を見上げる半平太さんの麗し顔に癒されます。ありがたやありがたや。




 ということで。今週は色々オシてしまって、次回、5話はもう明日ですわね。5話も半平太さんの色々な表情が見られそう。漆黒の武者伝説の謎。楽しみ!あと、↑の一部をTwitterでも上げる、かもしれないので、何回も同じことを目にされる方がいたら、ごめんね。ほな。

サムライせんせい第4話

 昨日というか今日か、こんな経緯でTwitterを始めました〜皆様へのご提案、というのをアップして、朝になったらちょっと気恥ずかしくなったけど、必死な感じは汲み取って下さいましね。



 さて、サムライせんせい4話のこと。そんなこんなでTwitterづいている朔さんは、前にもTwitterとブログに同じことを書いたりしたけれど。今回はツイートした言葉を、ポーンとこちらにも貼らせて頂き、あとちょっと足そうかな、という魂胆なの。省エネで恐縮ですが、そんなんでもよろしかったらご覧になって。(書いていたら、後に足したのも結構長くなったけど)




 以下の【 】内が拙ツイートからほぼ、そのまま引いた言葉であります。時折(  )内に追記したりもしています。万が一ツイートをご覧になっていたら、また言うとる、と思っといてね。(ツイートとは別に、新たに書く素敵ポインツはまた後日になりそう←さよか)。



 ということで。




 4話、ますます面白かった!



 【現代のアレコレに戸惑う感じが、龍馬との掛け合いで、ますますポップになったような。あと龍馬と時折、張り合ってる感も面白キュートだし。武市さんがちょっと学んできて「マトリックスであろう」とか言うのもナイスでしたわね】




 【便利な「ねっと」を持ち帰ろう、あ〜、でも接続とか環境が…の空想シーン。PC前で困って、とっ富子〜っ!て呼んじゃう半平太さんも好きでした。厳格なお侍の半平太さんが、割と困ったら富子とみこ〜って頼っていたのかしら、なんて思って】 文武両道・謹厳実直な瑞山先生の素敵なギャップにやられました。




 そして、実際、武市さんは甘党の下戸だったそうですが、




 【赤ワインを 飲んじゃったペータさん、(予告で見て楽しみにしていたけど)やっぱり、酔っぱらいのお顔つきが絶妙だった!そして、ふわっふわした酔っぱらい口調も良かった!ジュレ的な物食べて、美味しくて変な声出ちゃうのも素晴らしかった!】




 チラチラ周りを伺って、この金属製の匙で掬って食べるのか、と皆にならってジュレを一口食べて、あまりの美味しさに声出ちゃって「口の中で消えた♡」と感動しているのとか、実に見事だったし、チャーミングでした!




 このように

 【戸惑ったり酔っぱらったり、半平太さんがますますキュートで。わしは真のサムライじゃ!みたいに相手をビシっと成敗する(綿棒使用の殺陣の)カッコ良さとか、ラストの佐伯邸での美しい面差しとかが、更にきらりんと際立つ気がします】




 そして、カッコよさや端整さだけでなく、楽しい部分がコミカルであればあるほど、ドラマの奥行も際立つ、というか、半平太さんが現代人に投げかける言葉が染みるというか。




 寅ちゃんを叱責・鼓舞するクダリの



 素性を隠しても、「そんな嘘はいずれは分かる。偽りのない今の自分で向き合ったらよかろう」とか。



 「確かにわしらの時代には厳しい身分制度があった。理不尽な暴力や差別を受け続けてきた。じゃがの、そんな間違った世の中を変える為に、わしらは必死に戦ったんじゃ。
何百年と続いてきた時代を動かす為に、それこそ、命をかけて戦ったんじゃ」とか。



 (ここ、それこそ、の後でちょっと笑みが入って、命をかけて、と続く言い方が、表情が、最高なの。ご覧になった?)




 「おまんらが生きている今の時代は、努力さえすれば壁を超えられるであろう。なぜ諦める。なぜ自分を卑下する。寅之助、諦めずに戦ってみよ。必ず道は開ける。サチコ殿は勇気を持って一歩を踏み出してきた。今度はおまんが応える番じゃ!」とかね。




 そして半平太さんは、問題を解決するけど、すぐには手を貸さないのよね。その人の本気を引き出して、強く肩を押す。その上で、必要ならば剣術の腕も貸すし、「人に上も下もないはず、2人のことを許して頂けませぬか」と手をついて頭を下げたりする。(さすがカリスマ志士、人格者だし人を育てるのにも向いているわ〜なんて思ったり)。




 それで、(龍馬が、サチパパの過去情報をリークしたり、極秘情報提供をちらつかせたりしたおかげもあるけど)、身分違いの2人の恋をサチパパも認めたのですわね。4話、ヤングカップルも良かったし、サチパパママもなんかキュートでしたわ。




 問題解決の後、ラストに、縁側・月・半平太さん・佐伯先生の静かで美しいシーンが入るのも好きです。解決しました、はい、ちゃんちゃん、と終わらず、「果たして万人が平等とうたう今の世が正しいのかどうか」「今の世は教養も節操もない者らまでもが、権利を主張する。それが風紀を乱しているように思えてなりません」、「確かにこういう世の中をこそ作ろうとしていたが、果たしてそれが正しいのか」なんていう、半平太さんの迷いで締めるあたり、complicatedで味なことをされるわ〜なんて思いました(異人かっ&何様)。




 さて、次回は漆黒の武者伝説の謎?建白書周りのことも気になるし、またまたチャーミングな半平太さんが見られそうだし、5話も楽しみ!

皆様にご提案

 この所、日曜にドラマのことを書いていたのですが。ますます面白かったドラマのことは明日以降書くこととして。



 今日は(とか言って日が変わっちゃったけど)、何故ぼんやり朔さんが今更、あたくしには敷居の高いTwitterを始めたか、前にもチラっと書いたけど、改めて書かせて頂こうかと思います。あたいのことなんざ、どうでもいいって話だけど、なかなか真剣でいじらしいお話なのよ。




 こんなことを書く気になったのは、有川浩さんがTwitter


「映画館に足を運んでくださるお客さんが少なかったら、制作側はその役者さんを『数字を持ってない』と判断し、活躍の場が縮小してしまうのです。 出版も、映像も、ほかのエンタメも同じです。」と書いておられるのを、読んだからかも。




 これは、もともとは、有川さんがブログに「未来の作家を支える為にも新刊書店で新刊本を買うことが大切」と、主に出版界関連で書かれた流れで、「好きな表現者を支える為に」 映画館に足を運ぶ、新刊書店で本を買う、そういったことが大切、と説かれたもののようですが(違ったら教えて)。




 で、はい、新刊本も買うし、(錦戸さんの出る)映画は劇場に観に行くし、興行の成功を左右するという、いわゆる初動にも微力ながら貢献いたします!と思ったんだけど。




 ドラマの場合、どうしましょう、というのがあるのですわね。




 家には視聴率の機械がついていないから、私が見てもカウントされないし。




 電車には一人で乗ることが多いので、あのドラマ面白い、といつもより大き目な声で言ったらアヤシイ人になる感じだから口コミ班にもなりにくいし。私の地味ブログで宣伝しても、読んで下さるごく少数の方は皆さんハナからドラマをご覧になる方々だし。




 そもそも視聴率と面白さは比例しない、視聴率はスポンサーさんが気にすることであって、視聴者は好きなものを見て楽しめばいい。それはまったくその通りだと思うけど、贔屓の人がいて、その数字が、その人の今後のお仕事に無関係ではないのなら、やっぱり気になる。すごく気になる。




 ドラマが決まったら、すごく嬉しいけど、その瞬間から視聴率の心配も始まる。




 今では録画もワンセグもあり、日進月歩のメディアの世界で、50年以上前から測定法がほぼ変わらない視聴率で一喜一憂するってナゾすぎるけど。



 (お茶の間に、録画機能のないテレビが一台だけあって、家族集ってリアルタイムのみでそれを見ていた時代とは、今はだいぶ違いますでしょう?)



 それでも、視聴率がまだきちんと機能するモノサシだとテレビ局の社長さん達が声をそろえて言うなら、こちらが、なんぼ時代に即していないと言ったって、しょうがないのかな〜、なんて脱力して。




 時代への対応の一つとして(?)ビデオリサーチさんが始めたTwitterエコーも、ビデオリサーチさんも周りも、新しい指針としてあんまり育てる気がないみたい?なんて特に昨年のトラウマ以降、たそがれておりました。




 しか〜し、そういうあたいもTwitterエコーを新しい指針として育てる気がないかも、なんて思いましてね。Twitterのアカウント作ったけど使っていなかったし。




 話に聞けば、テレビ番組の放映の1時間前から1時間後の間にツイート・リツイートすると、Twitterエコーの数字に貢献できるとか(勘違いしていたら教えて)。その数字をスポンサーさんが参考にされる向きもあるとか。




 詳しいことは存じませんし、あんまりそれ狙いでいったら本末転倒かと思うけど。素直につぶやいたことで、微力ながら何らかのお力になれるならえぇやん、視聴率への貢献が無理ならば、と思いましてね。





 ありがたいことにTwitterしませんかと以前お友達に声を掛けて頂いたことがあって、その時は尻込みしたのですが、それで、その方に色々教えて頂いて。





 下の娘にもしつこく色々聞いて嫌がられながら、主人に最もTwitterに向かない人間と嘲笑されながら、Twitterを始めたのであります。「根拠を添えて説明し隊」だからスッとつぶやけず四苦八苦しておりますが。




 でね、皆様にご提案というのは、Twitterのアカウントは持っているけど、そのまま放ってあるという方、ドラマの放映中は鑑賞されて、ドラマ前1時間とか、とりわけ実際見て心に感動のあるドラマ放映後1時間の間とかに、ツイートなり、もしそれがハードルが高ければ、リツイートなり、されるのはいかが?ということなんだけど。(リツートについては、あたいの所に、じゃないよ。 皆さんが素直に共感したサムライせんせい関連のツイートに)(ってか恥ずかしくてあたいのアカウントお伝えしていないけど)。




 それがどれ位の力となるか分からないけど、「好きな表現者を支える為に」何もしないより、ちっくとでも何かの力になる可能性があるなら、それやる価値あるのではない?いかがかしら。

サムライせんせい第3話続き

 前回書けなかった、3話の半平太さん素敵ポインツ、なんかを書いちゃおうかと。ネタバレだらけですので、ご注意下さい。






 さて、楢崎さんの正体は坂本龍馬!と発覚した冒頭、佐伯父娘と話すペータ龍馬の剛柔のリズムも楽しく。




 「たいがどぁま…?」なんて、相変わらず現代の事物に戸惑うペータ先輩がキュート。現代語習得率120%・軽〜い龍馬のナイスな「あ、マジで?」を、「まじで!」とリピートするビックリ目も愛らしく。かと思うと「貴様、何をほざく!」なんてイキナリ怒鳴ったりして、シビレるザ・侍っぷりとのギャップもナイス。




 そして、こうして2人来ているからには、過去から来ている人は他にもいるかも、俺、そういえば、幕末にいた人間に似た人をひとり見たよ、と龍馬。「吉村か?(顔をゆがめて)以蔵か?」「…富子さん」の後、




 「富子ぉ?」と言う前後の表情といい、少し下の方に視線を泳がせている感じといい、富子さん大好き感・ダダ漏れの半平太さん。素敵。




 「その時は他人の空似かと思っていたけど、本物の富子さんだったのかもしれないね」と言う龍馬に、「富子が!」と絞り出すように言う、真剣な表情のホクロサイド斜め顔(どアップ)が美しい。井筒さんの音楽も情感を盛り上げるわ〜。




 現代人情報によれば、その人は女優で、折しも神里村にロケに来ているとか。




 他人の空似か、富子なのか。ロケ現場に駆け付ける半平太さん。もしも本物の富子であったなら、、、富子にもあの泥そばを食わしちゃろぅ、の夢想シーン。前回もちょっと書いたけど、あのシーン、富子さん大好きペータ先輩がとってもラブリー。




 スーパーで、泥そばを手に並んで座る2人。おそるおそる食べる富子さんをノゾきこむペータ先輩のワクワクの瞳がいとしい!「美味しい!」と言う富子さんに「そうじゃろ!」と子供みたいな笑顔になるのも胸を打つ。ひょいと上げた片眉が、ちょっと得意げにも見えて、役者・錦戸亮、実に良い!




 そんな半平太さんが、遠目にとらえたその女優は、しかし、隣にいる男と何やら親密な様子。理央殿いわく2人は付き合っているらしいとのことで。「付き合っているとはどういうことじゃ?」と聞くペータ先輩のキリリ横顔がキレイ。




 その意味を教わり、何じゃとっ?!と男前顔でいきり立って、険しいお顔で二人の所まで寄っていっちゃう半平太さん。戸惑いつつ、何か私にご用?とサングラスを外したその女性は、まさに富子さんと瓜二つ。




 とみこぉ〜〜〜、わしじゃ。おんしの主人のよぅ。いや、今生の別れと思うとったが、おんしもこの時代に来とったんじゃな、良かった、ほんっまに良かった!とみこぅ〜〜!と肩をつかんで涙目で舞い上がる半平太さんがいじらしい。厳格なお侍が妻にはとっても優しいギャップがまた素敵。





 で、アリサさんは当然、富子ってだれ?状態で、不審者乱入ということで騒ぎになった所へ、駆け付けた晴香さんが、その場を取り繕います。




 そんな中でも、アリサさんの方へ、垂れた目で愛しげに「とみこ〜」とささやいたりする半平太さんがラブリーでしたけれども。コミヤマンの指揮で村人たちに取り押さえられちゃう半平太さん。それでも、なお、「わしはまだ富子に話がある。富子〜!」と精悍男前顔で必死に叫ぶ姿が胸を打つ。




 そして「何バカなことしてるんですか?!」と晴香殿に叱責される境内のベンチ。




 ベンチに正座している半平太さんのお背中ピンの姿勢も、「富子と二人で話ができるようとりはからってもらえぬか」と頭を下げる体の角度も美しく、ベンチの下に足が見えない図もシュールで印象的でしたわね。




 今の時代の仲間の手前、わしを知らない振りをしているのかもしれぬ、どうしても富子と二人で話がしたい、と半平太さんはベンチ上から逃亡、温泉ロケ現場へ。




 やはり富子にしか見えん、何か見分ける方法はないか、そうじゃ、背中のホクロ!ということで、アリサさんの背後に寄って行く半平太さん。




 で、画面にちょんまげ姿が写り込んじゃって(これまたシュールな図でしたわね)。カット!またお前か、と騒ぎになるけれども、




 それでも「頼む、富子、背中を見せてくれ。富子、おんしゃぁ富子なんじゃろ」と言う半平太さんに「これ以上私に近づかないで」と言うアリサさん。傷ついた目で、富子、とつぶやく半平太さん。その後も、とみこぉ〜と哀し気に叫びながら、再び引っ立てられていく半平太さんが切ない。




 また乱入しないようにと、今度は佐伯家のお倉でお縄になる半平太さん。ここのシーン、正座の半平太さんが、立っている晴・寅・サチを見上げて話すので、上目遣い、とは違うのかな、とにかく、上を見上げる長マツゲばさばさの大きな瞳がよ〜く見えて結構でしたわ。




 衆道のクダリで、(そういえば「まぁ、衆道は多かったがの」の口の開け方というか、言い方、表情も良かった)。




 寅ちゃんがモーションかけられてる?とおびえる、ペータ先輩のセクシー麗し顔のアップもありがとう。薄く口を開けて、ウルウルの大きな瞳でゆっくりと瞬きをするのも艶めいておりました。




 神木龍馬との禁断の恋?シーンも、目覚ましゅうございましたわ。「武市さん!」「龍馬♡」と互いの肩に手と手を置いて、うん、なんて小さく頷いてきゃ〜〜〜、みたいな。




 また、前を向いている武市さんが、横にきた龍馬の気配を感じて、わずかにそちらに向けて、長マツゲの目を、つと伏せる、みたいなんがまた良いのよ。それだけで、端整な色香放出、みたいな。えぇ。




 さて、まだちゃんと「富子」と話をしていない半平太さんは、今度は龍馬と佐伯先生に助けられ逃亡、ま〜たまたロケ現場へ。不屈のペータ先輩は、諸事情あれば駆け落ちも辞さない覚悟だったのだけど。そこで「富子」と相手の男の様子を見て&先程の「これ以上私に近づかないで」も思い合わせて、「富子」の心にわしはもういない、と悟るのですね。で、現代式荷車に乗った「富子」に別れを告げに行きます。




 おんしは、わしが切腹した後、この世に来て、あの男に惚れてしまったのじゃな。そんな折死んだはずの主人が突然現れた。さぞかし混乱したことであろう。わしは潔く身を引く、おんしが幸せになってくれさえすれば、それだけで本望じゃ。達者で暮らすんじゃぞ、富子。涙目でそんなん言うペータ先輩、強くて優しくて、素敵すぎる。本人大真面目なのでしょうけれども、なんか面白キュートだし。




 いや私は富子じゃない、というアリサさんに、背中を見せてみよ、となかなかぐぐいと服を引っ張って見ると、首の下にあるはずのホクロがなくて、「誰じゃ、おまんは?!」と逆上する半平太さん。




 本気で間違えてたんだ…と息を呑んだアリサ殿は、驚いたことに、このまま連れ去っちゃって、と言い、車で出発しちゃう2人。で、ソフトクリームを食べたり、美しい景色の中を歩いたり、でーと的なことをする2人。ふとアリサさんを見つめる半平太さんが、こうしていると本当に富子といるような気がしての、と言うのもなんか切なかったけれど。




 2人で話すうちに、浮気がちな男だけど、アリサ殿はあの男を好いちょる、と知り、体育館での「強引に縁談を進めて、まとめたおっさん(前回も書いたけど、失敬だな、寅ちゃん)」のシーンとなる訳ですが。




 土佐弁、剣道、「日本男児たるもの、一人の女を愛し抜け!」のお腹から出た声、竹刀をはらわず頭に受け、うんうんと頷いて「見事じゃ」のお顔、まるっと男前でした。



 アリサ殿はお返し致す、と一礼し、マゲマゲ直しつつ去る姿もカッコ良かった〜!



 こうしてペータ先輩が背中を押して、ドラマのラストシーンで台本にないプロポーズ、満足げに見守るペータ先輩。



 続いての、佐伯先生に、富子さんのその後を聞く圧巻のシーンについては、前回書いたのでここでは書かないけど。錦戸亮は力のある俳優だと、痛感させるシーンでした。




 さて、富子さんのことを聞いて、心のツカエが少しおりたのか、翌朝、龍馬と並んで朝採れ卵かけご飯をニコニコかき込む武市さんがキュートでしたけれども。次回はサムライたちが身分違いの恋を全力サポート!ということで。楽しみ!




 ちょんまげにインカムマイク、赤ワインで酔っぱらい・ペータさん、メイドな龍馬、(カップルのお二人や他の皆さんのご活躍も) はやく見たい。




 あ、あと、前にも書いたけど、ブログに書いたのの一部をTwitterに上げるかもしれないので、お見かけになったら、朔さん、鋭意使い回し中ね、と思っといてね。ほな。