for No.∞

 昨日も途中で仕事が入って、実はまだ紫橙緑ソロページは読んでおりませんで。そんな状態でこのような感想を書いて申し訳ないのですが、とりあえず現段階の気持ちを書いておこうかと思います。


 それなりにネタバレするので、ご注意!!











 
 …何というか、皆さんの率直な言葉が、重く、時に切なくて、胸を突かれました。


 
 ヨコちゃんの「オカン、最後に俺に会いたかったやろな」に泣き。しぶたにさんの「仕事控えさせてほしいと事務所にお願いした」にハッとし。そしてお母様の「あの時私が履歴書を送らなければ…」が思い出されて胸が詰まり。


 

 彼らがかつて苦労されたことは、知識としては知っていたのですが。いつも愉快な彼らを見ていると、あまり実感がなかったというか。でも今回の記事を読んで、何も知らない状態で特殊な世界に入って、彼らは本当に大変な思いをされてきたのだな〜と心底思いました。




 壊れる寸前まで追い詰められたしぶたにさんや。「関西人だから適当に面白いことやって」的ぞんざいな感じから、人としてそれは違うやろ、という扱いまでされたヨコちゃんや。うわべのつきあいもあり、利己的な人もいる大人の世界に入って戸惑う優しい子・ヤスくんや。選ばれし者だったはずなのに、お仕事が減って、でも、苦悩しつつ一人で頑張った錦戸さんや(東京のホテルで一人ぼっちの誕生日にママのお手紙で泣いた少年が切ない〜)。




 苦しんでいる幼い彼らの姿が目に浮かぶようで、辛くなりました。言葉にするとなんか平たい感じになるけれど。そういうのを越えてきた彼らは、それは強いはずだ、と改めて思いました。



 しかし、彼らは(ヨコちゃんだったかな)そんなのは挫折のうちには入らない、もっと大変な人はたくさんいると淡々と言うのですね。そういう彼らの客観性も素晴らしい。




 それでね、そのような方たちを、あたくしなんかが、ペット見、孫見目線でカワイイ〜とか言って、暢気に笑って見ているのもいかがなものか、とちょっと思ったけど。錦戸さんがおっしゃるように、ゲラゲラ笑いながら、楽しそうに色々なことに立ち向かう彼らを、あたくしも今まで通り、楽しく笑いながら応援したろ、それがえぇやろ、と思いました。




 さて、ソロページの錦戸さんについてですが。錦戸さんは、やっぱり、ご自分の納得いかないことはどんどん強く言っていく、摩擦の多そうな、シンドそうな生き方をしてはんねんな〜と思ったのですけれど。頭の回転の速い、闘牛みたいに。



 言い方がアグレッシブだから、お若い方はアレコレおっしゃることだろうと思いますが。




 あたくしは錦戸さんはとってもプロフェッショナルなんだな〜と思いました。




 たまたま前回、日経エンタ〜のことを、係の者としてイエローファン色強めに書いたのですけれど。




 上手く伝えられなかったかもしれないけど、あれは、あの記事を書いた方は、エンターテインメントのプロとしてどうなの?という気持ちで書きました(何様!)。よく雑誌の記事って、それこそどっかに載っているよ、というような内容でも間違っていることもあるし、切り口も、例えばズッコケ〜の時なら、最近ズッコケたことは何ですか?みたいなことも多いから、割とハードル低めに設定するけど(何様何様!)。





 雑誌タイトルからしてプロなんだろう、とちょっとハードルを上げてしまったのですね。読んでみたらなるほど、細かいこともご存知だし、わりとプロっぽくしてらっしゃるけど、そうでもないな、と思ってしまったの(きゃ〜ごめんなさい)。





 コメント欄にも書いたのですが、錦戸さんの話題作はいっぱいある!ということ以外に、このテレビドラマ受難の時代に「課題はドラマヒット」と易々と掲げるセンスはどうなんだろう、と思いましたし。これは上手く説明できないので書かなかったけど、記事の切り口とか、例証として並べていることの比重がフシギ、と思ってしまったの。(雑誌の編集って、締切前なんて徹夜徹夜だったりして大変なんだろうから、素人がこんなん言って失礼なのですけれど)。





 あたくしのことなんざ、どうでもいいって話ですが、その日経エンタ〜関連で、コメント欄でも「お仕事ではプロに徹すべし」的なことを連発し。ほにゃらか朔さんは、お仕事ではプロでありたいし、プロな人が好きなんだったわ〜なんて思い出していたところなのです。






 そんな折、写真集ソロページを読んだものですから、錦戸さんはプロだ!あのお顔立ちで声で音感で演技力でプロなんだもの、それぁ、あたしゃファンを止められないわね、と思っちゃいました。





 すごく仲間思いなのに、お嬢さんたちにはちょっとドライだと思われそうな「仕事仲間」という言い方をすることや、ドラマなどでも巻きで頑張る感じも、ほぼ全部そこに繋がる気がしました。セットリストを決めるときなど、良いものを作る為にはなぁなぁに流さず、ぶつかり合う。それはショービズのプロとしてあるべき姿だと思います。




 実際彼らはとても仲良しですが、しぶたにさんも、ただの仲良しの集まりとか、仲良しこそが最大の魅力みたいな、それだけのグループなんてつまらんと思う、とおっしゃっているし。すごく深い絆があるから、本気でぶつかれるのだろうし。



 ただ、お嬢さんたちが聞いたら哀しいことを、そこまでツマビラカにする必要はあるのかな、という気もしました。あたくしは、あの、あまりに率直で裏表のない青年が面白くてしようがないけど。ファンの大半は十代のお嬢さんたちなんでしょう?そこは大丈夫なのかな、と。




 しかし、中高年1ファンとしては、そんな強い物言いの青年が(その呼び方を否定する訳ではないけど)なんか照れてエイターと呼んだことはない、とか言う感性もまた好みで、ますます素敵!と思ったりもしているのであります〜。



 
 さて、後はお写真のことですけれど。



 ダイアリー以外の、表紙、ファッションページ、ソロページのお写真は、デコだしの七三分け風ですわね。だけど、前髪をやや立ち上げて、昭和風という訳ではない、という感じかしら。ちょっとだけ耳上の刈り上げが見えるのもあったな。




 しかし、あたくしは最近デコだし・少々の刈り上げダイジョブ美少女になったので(誰が美少女やねん!!)、結構好きでした。



 ファッションページでは、ビーズのネックレスごとぴょ〜んと足を開いて飛んでいるヤツとか、オサレなマリオネットみたいで可愛いかったかも。ハードなドアップ顔も素敵。(いずれもモノクロだったかな)。



 アメリカ村でのソロページはVネック白シャツで、相変わらずアゴ首鎖骨ラインがイケていて、男前だったけど、あの格好なら個人的には前髪あり甘めビジュアルが、より好きかも。



 バンドリハ・アップは見開きで1枚でなく、左右1ページずつが良かったな。バンドリハの雰囲気すごく好きでしたが。




ダイアリーは素な感じが皆さん素敵!赤青の変顔、好きです。錦戸さんは甘いパパドル仕様のもあってカワイイですね。ボーリングのもカッコいい。



 ちなみにお写真のことではないけど、ラストのイラストはどれがどなたか判別するのが難しかったわ〜。あたしゃアートの目がないから〜。



 ということで、またね。